スイスA 

逆さマッターホルン
フリブール
ベルン

<旅程>
1日目
関空よりキャセイにて香港経由でチューリッヒに向かう予定でしたが、香港に台風が接近中のため欠航になりました。
2日目
スイス航空に振り替えてもらい、直行便でチューリッヒへ行きました。着後、レンタカーでアクセン街道を走りアンデルマットフルカ峠を経てザースフェーに深夜到着。  ホテル・ダービー泊(4日目まで)
3日目
車でテッシュまで行きワゴンタクシーでツェルマットへ。ゴルナーグラートに登り、帰りはローテンボーデンからリッフェルベルクまでトレッキング。スネガにも立寄り、帰りはツェルマットからテッシュまで電車で行き、車でザースフェーに帰りました。  ホテル・ダービー泊
4日目
ザースフェーのシュピールボーデン(マーモットに餌やり)、レングフルー、フェルスキン(ミッテルアラリンはメトロアルペン故障のため登れず)  ホテル・ダービー泊
5日目 ザースフェーを出発、ゴッペンシュタインからカートレインに乗りカンデルシュテークへ行きエッシェネン湖へ。ジンメンタールへ入りシャトーデーエーグル、シヨン城、グリュイエールヘ。  ホテル・フルール・ド・リス泊
6日目
グリュイエール城見学、フリブールムルテンベルンオルテンへ。  ホテル・オルテン泊
7日目
チューリッヒへ。キャセイ航空にて香港へ。
8日目 香港経由関空着


<ホテル>
ホテル・ダービー

(ザースフェー) 
ザースフェーの中でも最もフェー氷河に近いホテルです。ここより上手は以前氷河の大崩壊があり雪崩の被害があったため建物を建てられないそうです。
 テニスコートやサッカー場や牧草地が広がっていてフェー氷河まで視界を遮る物がなくとても眺めがいいです。
 木造のシャーレーで私達は3F、両親は4Fでフェー氷河のよく見える角部屋です。ロビーは狭いですがママキッチンや本、ぬいぐるみなどあり、庭にも砂場やブランコもありました。
 夕食は日替わりでどれも美味しかったです。朝食はとても充実していました。チーズは6種類、パン(クロワッサンがいい)、バター(チョコバターが美味しい)、ジャム4種、ジュース2種、ハム4種、ヨーグルト3種、シリアル、フルーツポンチ、カフェオレなどです。
ホテル・フルール・
ド・リス
(グリュイエール)
1653年創業。グリュイエールの城壁の中に入ってすぐ右手。
 チーズフォンデューとラクレットが有名。ラクレットがおいしかったです。電熱器の下にチーズの塊があり、溶けたところをナイフで削ってジャガイモにつけて食べます。(ウェートレスに身振り手振りで教えてもらいました。)
 朝食はあっさりしていました。(さすがグリュイエールチーズのみ)従業員は英語もあまり得意ではなく、食事の注文も非常に苦労しました。(なぜか日本語の紅茶は知っていました。)
ここのエレベーターは凄い!!内扉がなく階によって出口が違う・・・と言うことは両方の壁が動きます。
ホテル・オルテン
(オルテン)
交通の要所、国鉄オルテン駅の駅前。地下2回が駐車場、地下1階がディスカウントストア、1階がレストラン、2階がフロント、部屋は非常に広く小奇麗でした。
 レストランのメニューは全てドイツ語のみで戸惑いましたが、ここのディスカウントストアでのチョコレート(リンツ等)はどこよりも安かったので大量購入しました。

         
<アクシデント>
料金面を考え、キャセイで香港経由チューリッヒ行きにしていたのですが、香港に台風が接近中のため私達の乗る機
材自体香港を出発できず、欠航となってしまいました。
 航空券は本来、天災のための欠航では航空会社に責任はないようですが振替の便を丁寧に手配してくれました。
 子供と年配者がいるので何とかお願いします…と頼んだかいあってか翌日のAM11:55発スイス航空チューリッヒ直
行便に振り替えてもらえました。(直行便のため7時間ほどのロスで済みました。直行便に乗れてラッキー!!)
更に次の直行便や遅い経由便の人もいました。
 おかげでスイスでの1日目のスケジュールが変更となりましたが最悪の事態は避けることができました。
(ウィリアムテルのゆかりの地やアレッチ氷河観光等はカット)
 チューリッヒ空港でオペルのレンタカーを借りて出発したのが午後5時、とにかく明るいうちにフルカ峠を越えたいと、
ひたすら走りました。ホテル(ザースフェー)到着は夜の12時。
 欠航が決まったとき日本からホテルに10時ごろになると連絡してあったのですが、現地でとても間に合いそうにない
ので連絡しようと電話を探しましたが、夜遅いのでなかなか見つかりませんでした。やっとブリーク?にマクドナルドがあ
ったのでかける事ができ、助かりました。
(電話のかけ方がわからず、そこにいたお客さんに教えてもらい、両替もしてもらいました。)

ザースフェーはガソリン車が入れません。町の入り口の駐車場に停め、ホテルに連絡し、電気自動車(右の写真の青い車が電気自動車)で迎えに来てもらいます。バスターミナルに無料のホテル直通電話があり、アルファベット順にホテル名と番号が書いてあるのでその番号にかけるとつながります。
(深夜なのに快く迎えに来てくれ、食事やコーヒーを勧めてくれました。)

 

<その他>
ツェルマットから                                  
ツェルマットに向かうとき、車ではテェシュまでしか行けません。駅前に巨大駐車場があります。ここからは電車かタクシ
ーです。(タクシーは駐車場の入り口で客待ちしています。ただツェルマットの町の入り口で降ろされるのでツェルマット
駅まで5分ほど歩かなくては行けません。)
 高山病
ゴルナーグラートまで登ると高山病になる事があります。父が罹ってしまいレストランの人が携帯酸素ボンベを下さいま
した。
 私達だけローテンボーデンからトレッキングすることにして父と母にはリッフェルベルクまで電車で先に下りて待っても
らいました。その間に父は楽になりました。
 ハイキング
ローテンボーデンで下車し、歩いてリッフェル湖に行きました。風もなく逆さマッターホルンが綺麗に写っていました。1時
間ほどでリッフェルベルクまで行けました。ずっと下りなので子供でも大丈夫です。(GOOD!!)  逆さマッターホルン
が綺麗に撮れました。
 スネガ
キップ売り場からケーブルカー乗り場まで長いトンネルがあり強い風が吹いて寒かったです。展望台のレストランでピン
グーアイス(日本でもおなじみのペンギンのキャラクターの)を食べました。ピングーのふるさとはスイスです。

ザース・フェーから
 フェルスキン
ザースフェーでホテルから牧場の中を歩いてガイドブックに書いてあったフェルスキンの乗り場へ行った所、「CLOSE」
となっていました。今は町の東の端に新しいターミナルができています。(古いガイドブックには注意)
 アルペンエキスプレスというゴンドラでフェルスキンまで行き、更に上のミッテルアラリンへ向かう地下ケーブル「メトロアルペン」に乗って待っていたのですが故障して動きません。仕方なく降りて外に出ると雪が積もっていて雪遊びができました。しばらくして山の上の方からポツポツ人が雪道を降りてきました。多分上に取り残された人でしょう。私達のメンバーを考えると上がってからの故障でなくて幸いでした。ふもと駅で乗れなかった分を払い戻しをしてもらいました。


 マーモット
シュピールボーデンのレストランの下手にマーモットがいます。レストランで餌(パン・にんじん・ピーナッツ)を買って下り
ていくといくつも巣穴があり、人見知りしないマーモットは巣から出て人からにんじんをもらい、後ろ足で立って前足で上
手に食べていました。わたしたちの見つけたマーモットはまだ若いようで人見知りしてなかなか巣穴から出てきません。
ちょっとづつ慣れてきて餌を食べてくれました。特にピーナッツの殻が気に入ったようです。1時間くらいいたのですが子
供達はもっといたかったと言っていました。
 ツアミューレ
フェーフィスパ川沿いにあるレストラン「ツアミューレ」は多分町で花が一番たくさん飾られた店だと思います。料理がくる
までの間、子供にぬり絵をくれて色鉛筆を貸してくれました。クールのホテル・シュテルンやアメリカ・オーランドのハード
ロック・カフェも同じように出してくれました。ステーキ、オムレツ、シュニッツェル、特にレシュティー(短冊に切ったジャガ
イモをベーコンなどといためた物)が美味しかったです。

カートレイン
レッチェンベルクに向かうとき道路表示の「Goppenstein」の下に、台車に車の載った絵が付いているので分かりやす
いです。駅前に着くと、日本の高速道路の様なブースで料金を払い、信号の所まで進み2列に並んで待ちます。
 カンデルシュテークからの列車が着き、乗っていた車が下りると、こちらの信号が青になります。自分で運転して1列
になって乗り込み前の車に付いて行き停めます。誘導はありません。
 列車が動き出しトンネルに入ると真っ暗になるのでルームライトをつけます。10分ほどでカンデルシュテークに到着。
降りるのも前の車に付いていけばOK、ゲートもありません。
(待っている間、皆エンジンを切っていました。気がつくとうちの車だけエンジンがかかっており、急いで切りました。)

エッシェネン湖
横向きリフトに乗って7分くらいで上に着くと2人乗りのボブスレーがあって、子供連れでにぎわっています。(帰りに乗
り、子供達は大喜びでした。)牧場と林の中を20分くらい歩くと湖に着きます。ぐるりと切り立った崖に囲まれた静かで神
秘的な湖です。帰りは林の中が結構きつい上り坂です。

シャトーデーのチーズ作り
「ル・シャレー」に着くとちょうど手作りチーズの実演をしていました。薪の火で大釜のミルクを温めていました。次に布
でこし、型に入れプレスしました。絞り粕を分けてくれたので食べてみると味も感触もまるで木綿豆腐です。
  ここはレストランなのでアイスを注文すると上にたっぷり生クリームがかかっていて、なかなかアイスにたどり着けませ
ん。(2人で1個が適量!)1階にショップがありチーズを売っています。

グリュイエール
本物の鶴はいませんが紋章や飾り看板など鶴をモチーフにした物がたくさんあります。小高い丘の上のどこを見ても絵
になるかわいい町です。
  一番奥が城です。日本語のパンフレットがありました。入場料は5フラン。「インターナショナル・ファンタスティックアー
ト」の本拠地になっているとの事で中世のたたずまいの中に現代アートが展示されています。タペストリーが素晴らしい
です。

フリブール(フライブルグ)
結構大きく坂が多い立体的な町です。健脚でないと歩いてまわるのは大変です。

ムルテン(モラ)
時計台とアーケードがあってベルンを小さくしたような町です。町の周りに回廊がありその上にいくつも塔があります。
登ることができます。
  街中での駐車の仕方は・・・・難しいのでまわりの人に聞いて下さい。(スイスでは歴史上「ムルテンの戦い」といえば誰
でも知っているそうです。)

ベルン
さすが首都、大きな町で一方通行が多く車では大変です。メインストリート両側にアーケード、噴水,色鮮やかな像、車
と路面バス、結構交通量が多い。
 昼を少し過ぎると(2時過ぎ)レストランがみんな休憩になります。僅かに開いていたピザレストランで昼食。(イマイチ)
 ニーデック橋近くに熊公園があり、そこの熊に餌をあげることができますが、ピーナッツとフルーツしか食べません。
(教訓:ピーナッツを持参し、殻をマーモット、実は熊にあげるのがベスト!!)


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