スワード
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最高の景観のドライブウェイ:オール・アメリカン・ロードの終点。
氷河クルーズの基地。
スワードの町はほとんどが平屋の建物なのですが、たまたま停泊していた大型客船スター・プリンセス号の客室の部分は8階ぐらいあるように見え、まるでビルが建っているようでした。
キャンピングカーがたくさん停まっていました。キャンピングカーで来て、船に乗ってハリバットやサーモン釣りをするというスタイルが多いみたいです。
一般にアラスカは、アメリカ本土よりもキャンピングカーの割合が多いように思います。 |
バルディーズ
メ―ヤ―ズ氷河
コロンビア大氷河
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最北の不凍港、石油積出港。パイプラインの終点、。
氷河クルーズの起点で、ビルのないかなり小さな町です。
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メヤ―ズ氷河 |
メヤ―ズ氷河 |
コロンビア大氷河
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ラッコ |
ゴマフアザラシ |
トドとアシカ |
コロンビア氷河クルーズ8時30分、船に乗ると窓際の席はもうなくて、真ん中になりました。出航してすぐデッキに出てみると、いきなりラッコがぷかぷか浮いているのを見ることができました。5匹、次は7匹。岸にいるハクトウワシも見る事ができました。
船内では軽い朝食が出ました。セルフで、ヨーグルト、ベーグル、コーヒー、りんご、バナナ、オレンジがありましたが味は今ひとつ。
初めにメイアーズ氷河に行きました。大きな氷の塊がたくさん浮いていて、氷河本体には近づけませんが、氷の塊が青くてとてもきれいでした。
船は停まってゆっくり氷河を見せてくれます。ここにもハクトウワシが2羽いました。
お昼ご飯はハリバットの白ワインソテー(これだけ美味しかった)、炒飯、インゲン、パン、レモネードか水、チョコを挟んだクッキーでした。
次はコロンビア氷河です。大きくて幅も広い氷河が直接海に落ち込んでいました。氷河の断面(海に面した壁)は、高さ80mくらいはありそうです。
氷河の前に浮いている氷の上にゴマフアザラシがたくさん! 100頭くらいがゴロゴロ昼寝をしています。
ここではメーアーズ氷河よりじっくり見せてくれました。氷のかけらが浮いた海をゆっくり動いて、船の左右両側から見えるようにしてくれました。20〜30分くらい停まっていたように思います。
帰路の途中、岸辺の岩の上にアシカとトドの大群がいゴーゴーとトドはすごい声で鳴いていました。
暫く行くと、パフィンという海鳥がいました。オウムに少し似た愛嬌のある顔をしています。岩の洞窟のようなところに巣があるようです。帰りもハクトウワシを何羽か見る事が出来ました。5時半頃、バルディーズの港に帰りました。
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アンカレッジ⇒バルデ
ィーズ
マタヌスカ氷河
(ポカリのCM)
ワーシントン氷河
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パーマーから60マイルほど行くと右手にマタヌスカ氷河が見えてきました。展望台があったので寄ってみました。(お手洗い有)それまで雨が降ったり止んだりしていたのですが、ちょうど晴れてよく見えました。
ポカリのCMのところだ!と感激していました。時々アラスカ・パイプラインが見えます。延々と続いています。いくつか氷河が見えます。ワーシントン氷河が、結構下まで伸びているので行ってみました。
展望台よりも先まで人が行っていたので、私たちも行ってみました。氷河の先端まで行くと氷河に触る事が出来ました。ツルツルしています。割れ目が青くてきれいです。
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マタヌスカ氷河 |
ワーシントン氷河 |
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バルディーズ⇒デナリ
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アラスカ・パイプライン |
デナリ・ハイウェー |
デナリ・ハイウェー |
バルディーズからパイプライン沿いにタイガの森を北上しパクソンへ。パクソンという町にはホテル兼レストラン、ガソリンスタンドが1軒だけしかありませんでした。
パクソンを1時15分に出てデナリ・ハイウェイに入り、西に向かいました。アンカレッジからデナリに向かう3号線に突き当たるカントウェルという町まで133マイル(212キロ)あります。雨上がりということもあり、空気が澄んでいます。
右手に雪を抱いた山々が連なって緑の丘陵が広がり、湖が点在していて素晴らしい景色です。 カリブーが3頭いました。
しかし、暫く行くと道は未舗装道路になりました。
初めは一部分だけだろうと思っていたら結局、110マイル(176キロ)くらいは未舗装で、その後半は小さな水溜りがたくさんあってスピードも出しにくく、グレナレンまで約4時間かかってしまいました。
途中、家もほとんどなく、「デナリハイウェイ」という文字も行き先表示もなく、この道で合っているんだろうかと不安になりました。
表示が出たのはグレナレンのちょっと手前、舗装道路になってからです。 |
デナリ
シャトルバス |
デナリ国立公園では日本から予約していた朝一番のシャトルバスに乗りました。 朝一番は動物に出会える確率が一番高く、特に夏場は人気が高いと聞いて4月に予約しました。14歳以下は無料で、大人は一人30ドル、15〜17歳は半額です。公園入園料も一緒に支払います。1家族10ドルです。片道138キロ往復11時間の行程です。
3時30分起床、4時33分ホテル出発、ライリークリーク4時45分到着。まだ薄暗いです。既に先客が一人いました。一眼レフに三脚と、写真を撮るために来ているようです。緑のボンネットバスが来て乗り込み、一番前と二番目の席を陣取りましたが、結果満席です。 行きは左の方が景色がいいそうです。
ライリークリーク5時17分出発。暫くはタイガの森が続いて、森林限界を過ぎると急に木々の背丈が低くなりました。ところどころ、小さな池があったりしてビーバーでもいそうな雰囲気で、いい感じです。
サーベージリバーの橋を渡るとチェックステーションです。ここから先はシャトルバスなどの観光バスと、許可証を持った車しか入れません。チェックステーションの手前の土手に雷鳥の親子がいました。ここから未舗装道路です。
途中、展望台からテクラニカリバーが見下ろせて、川筋が網目のように広がっていました。イーグルクリーク付近の山肌にドールシープの群れがいました。
立派な角のオスのカリブーや、グリズリーも見ることができました。毛色は明るい茶色というか金色という感じです。ガイドさんが動物を見つけると停まってくれます。
ストーニーヒルに到着しましたが、残念ながらマッキンリーの方向は曇っていて見えませんでした。カリブーはたくさん見ることができました。
アイルソン・ビジターセンターに到着。やはりマッキンリーは無理です。バスの外は結構寒いのでビジターセンターの中に入りました。中に入るとカレンダーがあり、毎日の朝と夕方のマッキンリー方向の景色が色鉛筆かクレヨン?で書いてありました。やはり、マッキンリーがはっきり見えた日はほとんど無い様で、雷が書いてある日もありました。
アイルソンを出発後、まわりの景色は湿地帯になって、所々に池があり、ビーバーの巣がありました。アビという珍しい水鳥もいました。
10時50分、ワンダーレイクに到着。25分間の休憩です。湖のほとりに行きましたが、天気が悪いので景色も今ひとつです。
11時15分、ワンダーレイクを出発、ワンダーレイクキャンプ場で降りた人など数人乗り込んできて、帰路に向かいました。
<ヒーリーでの乗馬>
アラスカの関係のホームページを見ていると、ある番組の6月放送分で、この場所に岩城孝一さんが来ていた事が分り驚きました。
ここの乗馬ではラブラドール2頭が私たち一行の前になったり後ろになったり、時々馬の顔を見上げて楽しそうについて来ます。
少し道路を歩き、ブッシュの中へ入っていきます。一応道はあるのですが、馬は時々コースを外れて歩くので乗っている私達は木に足をこすったり、頭に木が当ったり大変です。暫くすると気持ちのいい広々した草地に出ました。道はありません。馬たちは好きなように歩いていて順番が時々変わります。今までの乗馬は一列になって追い越すことはめったに無かったので、こういうのも結構面白かったです。
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アンカレッジ
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アンカレッジ空港は窓のない色んな航空会社の貨物便がほとんどでした。
機内から1歩出たとたん寒い!! 空港内は暖房で大丈夫でしたが…。昔の北回りの名残なのでしょうか、空港内にはいたる所に日本語の表示が出ていました。
レンタカーは4ドアフルサイズセダン、オートクルーズ付き(アメリカ、特にアラスカではこれがなくてはとても運転していられません。)を予約しており、早割り料金で1週間233.1ドルです。
貸し出しの手続きが終わって鍵を見るとスズキとなっていたため、もう一度カウンターに行って確認すると、希望の車がなかったので同一料金でアップグレードしたとの事です。駐車場に行ってみると結構大きい4WDのRVで、座席も高く見晴らしもよさそうです。
後にダート走行をするハメになったので、これはかなり助かりました。
※お土産等は地元スーパーが安くて意外と豊富なため、そこで調達することが多いです。今回免税店をのぞいて見ると、同じものがキーホルダーは約3倍、スモークサーモン木箱入りは約2倍でした。 |