トルトゲーロ

716  セルバベルデのホテルをチェックアウト、トルトゲーロのツアーの出発地点になっているレストラン「リオダンタ」まで加瀬さんに送ってもらいます。

753 「リオダンタ」着。広い敷地にゆったりとレストランが建っています。トルトゲーロのツアーの説明を聞いて朝食をとりました。

朝食はパンとジュース、ガチョピント、スクランブルエッグ、コーヒーなどです。レストランの裏手には川が流れていて橋を渡った向こうにジャングルが広がっていました。ここも遊歩道が整備されていて、グルッと回れました。途中、2羽のトゥカンとモルフォ蝶を発見!
 モルフォ蝶は鮮やかなブルーでとてもきれいです。追いかけてとまった所を撮ろうとすると、とまった時は羽を閉じるので茶色の模様しか見えません。止まったら蛾と一緒。ちょっとがっかりですが真近で見ることが出来て運がいいです。

910  大型バスに乗ってトルトゲーロに向けて出発。バスにはトイレ付き。途中、巨大なバナナのプランテーションの真ん中を通っていきました。
 延々とバナナ畑が続いています。バナナの房には青いビニールが掛けられていました。
NASAが開発した便利な袋だそうです。収穫したバナナは大きな房ごとレールにつるして運ぶようです。途中、バスが止まって遮断機が下り、バナナの列が通って行きました。バナナ畑に入ったところから未舗装となり結構揺れます。ガタガタ道でした。

1100 船着場に到着。川の流れはゆったりしていますが、カメラのキャップを川に落としてしまいました。今頃カリブ海のどこかにプカプカ浮かんでいるでしょう。
 今日泊まるマワンバロッジのボートが迎えにきました。
40人くらい乗れそうなボートです。このボートでホテルまで向かいます。

1145 船着場を出発。熱帯の木々が両岸に続く天然の運河を行きます。結構スピードが出て、端の席に座っているとしぶきでちょっと濡れました。途中、カリブ海も見えました。結構波が荒いです。 アンヒンガやサル、モルフォ蝶も何度か見ることが出来ました。

1340 マワンバロッジの船着場に到着、桟橋に上がるとウエルカムドリンクを貰いました。味はいまひとつ?
 順次名前を呼ばれ、部屋番号を告げられます。私達も呼ばれたので言われた番号のロッジを探して入りました。

1350 46号室です。平屋で、2部屋で1棟です。鍵はドアに付いていました。ノンビリしています。でも、観光客と地元の人しかいないから大丈夫なのでしょう。船で2時間ちかくかかる所だからわざわざ泥棒も来ないのかな?
 ベッドが4つで狭い感じですが、ベッドを寄せて荷物を置くスペースを作りました。
 レセプションに海亀ツアーの申し込みに行きました。ツアーは1人15ドル、4人で60ドルです。まずPM610にレセプション前に来るように言われました。暗い服を着てポンチョの用意をして、申し込み時に貰った緑のパンフレットを忘れず持ってくる様にと言われました。カメラ、ビデオ撮影は禁止だそうです。

1430 レストランにて昼食。パスタにマッシュルームソース添えが美味しかったです。ステーキ肉は味が薄かったのですが、テーブルの塩コショウを掛けたらOKでした。デザートはご飯をミルクと砂糖で煮たもので、甘すぎてとても食べられませんでした。後日聞いたところによると、コスタリカでは有名で誰もが好きだそうです。
 レストランの横にはきれいなプールがありました。でも近すぎて食事時間には入り辛いです。

1600 ビーチに集合とのことで行ってみると、ホテルのスタッフより亀の事についていろいろ説明がありましたが、英語が分からず詳しいことは分かりませんでした。説明の後、スタッフについて海岸に向かいましたが、雨風がひどく、カリブ海も荒れていました。 亀の掘った穴や亀の卵の殻を見ました。その後、町の中心地らしい所まで歩き、お土産屋さんの前で解散。スタッフに今後のスケジュールを確認してホテルに帰りました。
 午後
615亀ツアーの事前説明のためレセプション前、7時からディナー。明日は午前6時にゲームルームに集合してジャングルクルーズに出発、8時朝食、9時ロッジ出発との事です。モーニングコールは530にお願いしました。

1720 ロッジに戻って休憩。

1815 レセプションに行くと、張り紙にて亀ツアーの出発時間が3つ(730930945)書いてあり、それぞれに部屋番号が書いてありました。私たちは午後930集合です。ポンチョの色がライトブルー(ユニバーサルスタジオのもの)だったので心配で聞いてみましたがOKとのことでした。

1915 夕食。デザートのプリンが美味しかったです。

部屋に戻りシャワーを浴びて休憩しました。棚にあった毛布を出して掛けようとしたところ、中からサソリが出てきました。4センチぐらいのものでしたが、ぞっとしました。

2130 海亀産卵ツアーのためレセプション前に行きました。いくつかのグループに分かれ、1グループに1人のガイドさんが付きました。ポンチョを持っていない人は売店で買って来るように言われていました。ゴミ袋で済ませたカップルもいましたが…。

ホテルの前の海岸で見られるのかと思っていたのですが、船着場からボートに乗り、5分ほど走ったところの岸にボートを着けて降りました。

雨が降っています。真っ暗で何も見えず、ガイドの懐中電灯だけが頼りです。何名かの参加者が懐中電灯を持たせてもらい、2列に並んで暗闇の中を歩いていきます。足元がコンクリートだなと思ってよく見ると滑走路でした。滑走路を横切り、森を抜けると海岸に出ました。海岸に出る手前で懐中電灯のライトを赤に切り替えました。亀には見えにくい色だそうです。
 海岸には亀が通った跡が幾筋もありますが、亀はいません。しばらくガイドに着いて海岸を歩いていきました。ガイドが止まったので波打ち際を見ると1匹の亀が海岸に上がってきました。しかし人の気配に気付いたのかUターンして海に戻って行ってしまいました。
 しかしその少し先に1匹産卵している亀がいて、グループ毎に交代で見せてもらいました。亀は1メートルくらいの大きいアオウミガメです。10秒に1個ぐらいのペースでピンポン球くらいの大きさの卵を産んでいました。色も形も本当にピンポン玉のようです。しばらくすると産み終わって後ろ足で卵に砂を掛けはじめました。不器用そうにかけていてだいぶ時間がかかりそうです。
 帰りもまた森を抜けて滑走路を横切ってボートに乗りました。

2325 マワンバロッジに戻りました。約2時間のツアーでした。ポンチョは着て行きましたが、雨と砂で足がドロドロになりました。ホテルの部屋に戻り、足とサンダルを洗って休みました。

5:00  起床。

5:00 モーニングコールを頼んでいましたが、電話がないのでホテルのスタッフが直接部屋まで呼んで回ります。

子供が腹痛を起こし、1人ジャングルクルーズは行かずに部屋で休んでおく事になりました。

605 ボートに乗って出発。しばらく行くと国立公園の入り口の船着場があり公園の入園料を徴収されました。(一人7ドル、3人で21ドル)
 広い水路から細い水路に入り、動物を驚かさないようボートは静かに進んで行きました。クモザルやホワイトフェースモンキー、タイガーヘロン、ブルーヘロン、ナイトヘロン(へロン=サギ)、ツバメ、カイマン、その他にも何種類も鳥を見ることが出来ました。

810 ホテルに戻りました。上空を見るとヒメタカらしき鳥がたくさん飛んでいました。産卵した小亀を狙っているのでしょうか?

820 朝食をとりに行きました。注文に応じて具を入れて焼いてくれるオムレツが美味しかったです。ベーコンは固くてなかなか噛み切れませんでした。

910 マワンバロッジを出発し、また2時間かけて運河を行きます。途中、川岸の木にナマケモノがぶら下がっていました。普通は高速で進むボートがナマケモノのすぐそばに船を着けて止まってゆっくり観察させてくれました。手が届きそうなくらい近いです。途中、国立公園の出口で警察のチェックを受けました。

1102 船着場に到着し舟を下りました。船着場にはスイカとパイナップルがたくさん置いてあり、ご自由にとの事だったので結構食べました。特にパイナップルが美味しかったです。トイレ休憩をして、バスに乗り込みました。

1130 またバナナ園の中を通って行きます。レストランリオダンタに着き40分間で昼食と休憩です。その後、バスに乗ってサンホセに向かいました。


レストラン「リオダンタ」


リオダンタの裏庭





船着場


マワンバ・ロッジ


ホテルの部屋


レストラン前のプール









部屋のサソリ


ジャングルクルーズ


ジャングルクルーズ