8月13日(土)
PM10:30発トルコ航空TK47便。エコノミークラスですが、スリッパとアメニティーグッズのポーチを貰いました。中身は靴下・アイマスク・歯ブラシ・耳栓・リップクリームとまるでビジネスクラスのようです。フットレストも付いていました。シートはトルコらしくターコイズブルーできれいです。
映画はオンデマンドで日本語吹き替えは25本ほどありました。
8月14日(日)
AM5時過ぎ、イスタンブール、アタテュルク国際空港に到着。入国審査は空いていました。空港にてユーロをトルコリラに両替しようとしましたが、レートを考え、ATMでキャッシングをすることにしました。(1TL≒45円)
国内線ターミナルに行くと早朝からすごい人、人、人!イズミール行のゲートがまだ決まっていなかったのでしばらく待ちます。
イズミール行きTK2312便にAM7:30頃搭乗、7:58出発。ここもフットレストが付いています。短いフライトなのに朝食が出ました。
AM8:58イズミール到着。国内線ターミナルに着いて荷物が出るのを待っていましたが、係員が来て荷物は国際線ターミナルに出るのでバスに乗ってとの事。国際線ターミナルで荷物を取ってハーツレンタカーのオフィスに行きましたが係の人がいません。隣のユーロップカーの人に聞くと電話を掛けてくれました。
AM10:50、ヒュンダイのオートマにてイズミールの空港を出発、エフェスに向かいます。O-31(E87)の高速道路に入りますが、ゲートはETCのように通過するゲートとカードをかざすゲートしかなく、人がいるゲートがありません。どうしていいかわからず結局そのまま通過し、途中のサービスエリアの売店で店員に相談し、高速カードを購入しました。
Beleviで高速を降ります。観光名所ということでエフェスは看板が茶色で表示されていました。
一般道に入りセルチュクの町で右折してエフェスの遺跡の北口の駐車場に止めました。(料金7.5TL)運よく日影の駐車スペースが空いていました。
遺跡の入場料は一人20TL。並木道を抜けて円形劇場へ。客席は段々なっていて傾斜がきついです。マーブル通りを抜けるとケルスス図書館があらわました。2階建てのファザードがとても素敵です。ここまでは平坦ですが、左に伸びるクレテス通りはヘラクレスの門まで上り坂で炎天下の中、日陰もなく少ししんどかったので水は持ち歩いた方がいいです。娼館、ハドリアヌス神殿、トラヤヌスの泉などを見てヘラクレスの門まで行き振り返るととてもいい景色です。この門を過ぎると右手にニケのレリーフがありました。上のアゴラに行ってそこからもと来た道を引き返し、ケルスス図書館をじっくり鑑賞。女神も柱もほんとに素敵です。
北口に戻り、その場で絞ってくれるオレンジジュースを飲みました。4TLしましたが甘くて美味しかったです。
エフェスをPM1:45,出発。パムッカレまでは193㎞3時間の予定です。再びBeleviから高速に入り今度はパムッカレに向かいます。高速道路はアイドゥンまでです。
PM3:25、トリップメーター200㎞位で給油。ガソリンは「ベンジン」とカギに書いてあります。スタンドでは「オクタン95」と書いてあるものを入れて貰います。給油した所に止めたまま洗剤を使って洗車してもらい、その間チャイを頂きました。(ガソリン4.35TL/ℓ、洗車2.5TL)
ベイレルベイの先でパムッカレの表示が出ていたのでE87と別れます。グーグルの地図にはない新しい道で走りやすくなっていました。しばらく行くとまたパムッカレの表示があったのでその新しい道を逸れ北上しました。パムッカレが近づくと結構遠くからでもすぐ分かる白い石灰棚が見えて道を間違わずに済みます。
PM4:45パムッカレのホテル、メルローズハウスに到着。車は前の道に路駐です。門を入るとすぐにきれいなプールとレストランがありました。その奥にフロントがあり、オーナーが明るく迎えてくれました。部屋は3階で、エレベーターはありません。階段の踊り場にはソファーが置かれ、窓には綺麗なレースのカーテン、壁にはイズニックタイルの絵が飾ってありとてもいい感じです。
部屋はかわいすぎ?真っ赤なレースの天蓋がかかった丸いベッド!でも本当にきれいにしてあります。一部屋一部屋内装が違います。
パムッカレのサンセットの写真が撮りたいのでオーナーに聞くと、PM8時半との事。ホテルの夕食の評判が良かったのでPM 9時に予約を入れてPM5:35観光に出発。
石灰棚の前にはお土産屋さんやレストランがたくさん並んでいました。(入場料一人20TL:カード可)
お湯が流れている石灰棚を裸足で上がっていきます。場所を選ばないとゴツゴツした所もあり痛いです。綺麗な青い水をたたえた真っ白な天然のプールが何段もあり、水着で入っている人もたくさんいました。
日が落ちてから円形劇場の方に向かいました。円形劇場はエフェスより大きくて立派です。周りには倒れた遺跡の柱などがゴロゴロ転がっています。修復中の現場もたくさんありました。
石灰棚まで戻って来る頃にはかなり暗くなっていて、また裸足になって所々にある照明を頼りに下りました。観光名所が24時間開いているというのは凄いです。
ホテルに戻るとちょうど9時。夕食のテラス席には綺麗なキリムのクロスが掛かっています。席の横のオリーブの木には実が沢山付いていました。ラムケバブとトラウトフィッシュ、ビールと水を注文しました。本当にどれも美味しかったです。
8月15日(月)
朝、日本とスカイプの後、石灰棚へ行き、AM7:15朝食。本当は7時半からだったようで準備の途中でしたがOKと言ってくださいました。朝食は豪華です。
AM8時、メルローズハウスをチェックアウトしてパムッカレを出発。カッパドキアに向かいます。(673㎞、9時間46分の予定…Google Map)タイヤの空気が少ない気がしていたので、ガソリンスタンドに入り空気圧を見てもらい給油。VISAも使えました。
途中コンヤ方向に曲がるところが分からず道端でパンを売っているおばちゃんに聞くと、トルコ語で一生懸命説明してくれるのですが分かりません。そこにちょうどパンを買いに来た男の人が道を教えてくれて助かりました。新しい道ができていて、グーグルの地図とはちょっと違うようです。
2車線の道で100k/hで走ります。その道端でブドウやオレンジ、レモンなどを売っていました。一面刈り取った後の小麦畑の中を1本道が続きます。
エアコンがないのか時々窓だけでなくドアまで開けっ放しのバスが走っていました。日本車は少ないです。女性ドライバーは全くいません。(後にアンカラ、イスタンブール近郊で僅かに見かけました。)
片側2車線の幹線道ですが、時々工事中で、広い間隔で置かれたコーンだけで仕切られた対面通行になっているため、長時間前後に車が走っていないと車線が合っているか不安になることがありました。
地域が変わると道端の売り物も変わって今度はジャガイモと玉葱ばかりです。
AM11:00、休憩、ドライバー交代して11:20出発。12:00、アフィヨンの街に入り込んでしまい少し迷子になりました。
街中ではすぐに割り込んでくるし、すぐにクラクションを鳴らされます。12:10街を抜けてまた長閑な景色の中を走ります。ネヴシェヒルまでD-300を走りました。道沿いの電信柱の上にコウノトリが巣を作っていて3羽で巣を守っていました。
PM2:35、アクサライまであと135㎞の表示。コンヤからアクサライへの道はずっと片側2車線でいい道ですが周りに何もありません。ガソリンスタンドの数も少ないし車も少ないので、ここで何かトラブルあったら怖いなーと思いました。
PM3:25、Kizorenという所のガソリンスタンドで給油。(30.9ℓ135TL)またタイヤの空気圧が減っている気がして聞くと、ここには機械がないので10キロ先のスタンドに行くようにと教えてくれました。
PM4:00、Esmekayaという所のスタンドで聞くと同じ敷地のタイヤ屋さんを教えてくれ、空気圧を見てもらうと大丈夫、パンクもしていないとの事で安心しました。「日本人か?」と聞いてきて「そうです」と言うと「カワサキのバイクを持ってるんだ。見てくれ!」と嬉しそうに言っていました。
ネヴシェヒルの手前20kの所でまたドライバーを交代しました。アクサライPM4:30通過。ネヴシェヒルからD-302に入り、ウチヒサルの街が近づくと巨大な一枚岩の城塞が目に飛び込んできました。まさに天空のラピュタです。道路脇にお土産屋さんが並んでいて沢山の観光客で賑わっていました。
ここからギョレメに向かう下りの道の途中の右手にギョレメパノラマがありました。眼下にはきのこ岩が沢山ニョキニョキと立っていて、その先にはギョレメの街が見え、さらに奥にはローズバレーが広がっていて素晴らしい景色でした。さらに道を下っていくとギョレメの街に入りました。
今晩泊るキスメットケイブハウスは街の中心より少し手前を左の脇に入った所にありました。PM6:00着。
ホテルの右手の駐車場に止め、中に入ると右手に狭いですがロビーがあり、オーナーのファルクさんが温かく迎えてくれました。フロントの足元に、ほんとに小さな可愛い子猫がいました。まだ生後1か月だそうです。白と茶トラの2匹です。ちょこちょこ歩いていて寄って来るので気を付けないと踏んでしまいそうです。
オーナーはまず滞在中にどこに行きたいか、何をしたいか聞いてくれて、レンタカーなので自分たちで回りたいというと、お薦めやルートの相談に乗ってくれました。レンタカーでなかったらオーナーがツアーを組んで自分で案内してくれます。
お勧めの見所はウチヒサル、カイマクルの地下都市、パジャパー、ユルギップ、オタヒサルの夕日、ギョレメ野外博物館との事。ギョレメ野外博物館は混むので朝一番に行った方がいいそうです。(デリンクユとカイマクルのどちらか一つを訪問したいと話したところ、カイマクルを勧められました)
部屋は2階で、朝食のレストランの横です。とてもきれいな部屋で広々していて一番いい部屋かもしれません。ダブルベッドにはきれいなキリムのカバーが掛かっていて暖炉があり、イズニックタイルの絵も飾ってありました。バスルームは洞窟の中を掘って作ってあり、バスはジャグジーでシャワールームが独立しています。
朝食のレストランのテラスに出るとキノコ岩やローズバレーがきれいに見えてとても気持ちいいです。
夕方、同じ宿泊客の日本人カップルとイタリア人グループを夕焼けのローズバレーに連れて行くので一緒にどうかと誘ってくれました。PM7:05出発。
オーナーの車が一杯なので私たちは自分の車でついて行きました。
ギョレメから北に向かう道に出て少し走り、ギョレメの街の終わりの表示(赤の斜線が入っている)のすぐ先の脇道を右に入り、未舗装の道を進んで小高い丘に上がると、ローズバレーの全景が目の前に広がっていました。入場料なしで見れるところです。ローズバレーのグラデーションの様な地層がとてもきれいです。影ができて立体的で色鮮やかでした。ちょうどサンセットも見れました。
ホテルに戻り、夕食のためレンタカーでユルギップに向かいました。ギョレメ屋外博物館の前を通りますが、ガタガタの石畳の上り坂のため走りにくいです。車のスピードを出しにくくしているのでしょうか。ユルギップまで10キロほどです。
街に入ると一方通行があり、少し回り道して町の真ん中に行きました。結構にぎやかな街で人も車も多いです。どこに止めよう?と思っていると、通りがかりのおじさんが誘導してくれてパブリック駐車場に止めることができました。少し歩いて「地球の歩き方」にあった「カルデッシレル」というピデ屋さんに行きました。
帰り道、ライトアップされた三姉妹の岩に寄りました。キノコ岩の間に綺麗な月が上がっていました。
PM9:30、ホテル到着。
ホテルで会った日本人は2組で、一人は京都の男性の一人旅で、今日の夜行バスに乗るまでここで休憩させてもらっているとの事。会社員で、お盆休みを利用して予行しているそう。カタール航空利用。夜行バスは寝れないと言っておられました。
もう一組はカップルで、神戸の人でご主人は英語が堪能です。トルコ人と結婚してギョレメでお菓子屋さんをしている人の店でバクラワを買ってきたと言っておられました。関西人が多いですね~。
バルーン会社の斉藤さんもそうですし、オーナーもトルコ人と結婚した日本人の友人がいるとの事でした。
8月16日(火)
4時半起床、今日は気球に乗ります。5時5分の予定ですが少し遅れてピックアップ。途中、ほかのホテルに韓国人を迎えに寄りましたが、寝坊したのか出てきません。
ボイジャーバルーンのオフィスにつくと斉藤さんが迎えてくれました。今日は韓国人が多いとの事。オフィスで支払いをします。(一人:150ユーロ:現金)申し込みの書類を書いて待合所へ。パンと飲み物があるそうで、お茶を飲んで待ちました。
AM5:35バスに乗って出発。昨日ローズバレーの夕焼けを見たところの近くへ。パイロットやスタッフの人が寝かしたバルーンに大きなガスバーナーで熱風を送って膨らましていました。私たちの気球は24人乗りで、4つに仕切られていて6人ずつ乗りました。同じボックスの後の2人は中国上海の人で、日本語が少しわかる人もいました。パイロットは気球学校のインストラクターで腕はいいとの事。
AM6;00頃フライト開始で1時間の空の旅です。浮上してローズバレーの上空に行くと降下して岩の間に入り込み、また上昇してフワフワと南西の方向に進んでいきます。数えてみると60基くらい上がっていました。快晴の空に色とりどりの気球が浮かんで壮観でした。
しばらく進むとまたキノコ岩の並ぶ谷に降下。畑のブドウやメロンに手が届きそうなくらい降下しています。また上昇すると、泊っているキスメットケイブハウスが確認できます。南の方を見るとウチヒサルの城塞が朝日に照らされて綺麗でした。ピックアップのトラックが気球を追いかけて走り回っているのが見えました。
一緒に飛んだボイジャーバルーンのもう一基は良い所に降下し、地上スタッフが紐を引っ張って綺麗に着陸させていました。私達の気球は車を横付けできない所に下りてしまったので、もう一度ガスバーナーを点けて少し浮かせてトラックの荷台に籠ごと載せました。
みんな降りるとスタッフがシャンパンを用意し、全員で乾杯しました。その後みんなで記念写真を撮り、気球の搭乗証明書を貰いました。他のお客さんがツアーの時間の関係で急いで帰ったので、私たちとスタッフでもう一度写真撮影。斉藤さんのご主人(社長)の運転で斉藤さん、スタッフと一緒に車に乗りホテルまで送ってもらいました。そこでレストランならオリエントレストランが美味しいとかアヴァノスの川沿いのカフェが気持ちいいなど斉藤さんにいろいろと教えて貰いました。
ホテルの朝食はAM7:30から。今日はカッパドキアをひととおり回ります。まずは街の中心にあるATMでキャッシングをしました。(AM9:40、200TL引き出し。レシートなし)向かいにはレンタバイク、バギーのお店がありました。街中には他にも数か所レンタバイクの店がありました。
AM9:45、ギョレメ野外博物館の入り口近くの駐車場へ。(料金5TL)坂の下の方にも大きな駐車場がありましたが、坂がきついので近くが空いていて助かりました。
野外博物館入口で日本語音声ガイドを借りました。(5TL:パスポート必要)隣の窓口で入場券を購入(一人15TL:カード可)。トルコ人はのんびりしていますね~。ブースのお兄さんは隣の窓口の人と何かおしゃべりしながら手が止まってしまいます。ゲートを通って左手の売店で水を買って出発。
音声ガイドは見たいものの番号を押すと解説が流れます。1から60番までありますが、44番からは工事中で見れませんでした。説明がものすごく丁寧なので全部聞いているとなかなか進めません。時間のない人は興味のある絵の番号だけ聞いた方がいいと思います。
教会のフレスコ画は保存状態が良くとても色鮮やかに残されていました。特に見ごたえがあったのはThe apple church(ガイドの番号8~11)と別料金(8TL)が必要なエリアのThe
Dark Church(28~40)でした。教会の中は涼しいですが一歩外に出ると日差しが強烈です。
AM11:49音声ガイドを返し野外博物館を出ました。出てすぐの所にあるお土産屋さんの絵ハガキが10枚で1.5TLとなっていて、安すぎない?と思いながら選んで買いました。ちょっと失敗だったのは、野外博物館の少し下手にトカル・キリセがあって入場券が野外博物館と共通だったのに気が付かないでパスしてしまった事です。
来た道を戻り、ギョレメの街をかすめてアヴァノス方向に北上、チャウシン村を過ぎてしばらく行くと、右にユルギップ方向の案内標識があります。曲がるとすぐにパジャパーのキノコ岩があります。12:00到着。交番までキノコ岩に作ってありました。
あまりに熱いのでまずドンドルマを食べて休憩しました。1個3TLです。日陰の席は涼しくて気持ちが良いです。
シメジのようなキノコ岩がニョキニョキ立っています。休憩所のすぐ近くに3本キノコ岩があり、そばには観光用のラクダが繋がれていました。キノコ岩をくり抜いた教会もありました。狭くて急な階段の入り口から入って上に登れる住居の岩もありました。暑くて体力がなく上がる気になりませんでしたが…。
駐車場から見て右手の小高い丘に登っている人が沢山いたので私たちも頑張って登ってみました。ニョキニョキ生えたキノコ岩の全体が見渡せて良いスポットでした。
パジャパーの後、北上してアヴァノスに向かいました。アヴァノスの街に入る橋から見える川の中州にたくさんの壺とアヒルがいるのが面白いです。
朝早くから起きていたのと暑かったので結構バテてしまい、クズル川沿いのカフェで休憩しました。ちょうど目の前に堰があって気持ちいいです。
陶器の街なのに陶器店に寄らずに出発。橋を渡ってガソリンスタンドに入り、給油(43.7TL,10ℓ)してPM2:10出発。
ユルギップ方向に進み、途中PM2:20、ラクダ岩、ユルギップを通過、右に折れて夕べ通った「3姉妹の岩」をまた見ました。夕べは見えなかった3個目の岩が大きい岩の前に小さく見えました。
PM2:273「姉妹の岩」出発。ネヴシェヒル方向に進み、途中、脇道に「カイマクル」と書いてあったので左折して進むと、田舎道で結構クネクネしていて起伏もあり時間がかかりました。ネヴシェヒル近くまで行って広い道から南下すれば早かったと思いました。
カイマクルの街に入り、両側に建物が増えてきました。中央分離帯に「kaymakli yeralti sehri」の看板があり、その交差点を左折するとカイマクル地下都市がありました。すぐに駐車場があり、PM3:13お土産屋さんの間を通って地下都市の入り口に行きました。(一人15TL:カード可)
中はひんやりして気持ちいいです。壁に矢印が書いてあるのでそれに従っていけば迷子にならずに1周出来ます。照明もきちんとしていて歩きやすいです。
狭い通路をどんどん下に下りていきました。通路の両側にたくさんの部屋があってよくぞこんなに沢山掘ったものだ!と思いました。台所や穀物貯蔵庫や教会、ワイン庫などありました。住居の床には四角い穴が開いていて鉄の格子が置いてありますが落ちないのかな?と思いました。換気のためでしょうか。
途中何カ所かに侵入者を止める為の直径1.2m位の丸い大きな岩が何カ所かありました。背を屈めて狭い通路を歩いたり階段を下りたりして進んでいきます。
ガイドさんを付けていないので説明がわかりませんが、たまに日本人のツアーの人が何組かいましたので、横で少し聞いていました。
外に出ると暑いです!お土産屋さんを見て回りました。最初の店で18cmの絵皿(1,000円)と小さなボール(8㎝、10個で2,000円)両方で65TL、袋入りのナザールボンジュウ(15個で2,000円)を買いました。
次の店ではカシミア(パシュミナ)のストール(1枚2,000円)と紅茶を買いました。ストールはとても手触りがよく、柄も気に入ったので自分と母の分で2枚買いました。紅茶はアップルティーとザクロティー(8個で2,000円)でした。どちらの店でも結構値引きして貰いました。※絵皿などの相場は日本で調べていきました。
駐車場に戻ると係の人が来て駐車料金を徴収。(2TL)
PM4:45カイマクルを出発。帰りは広い道で北上。ネヴシェヒルの街に入ると曲がるところを逃したようで、北上しすぎてしまいましたが、途中もいい景色でした。
PM5:28ホテルに到着。自宅とスカイプ。パソコンを朝食のテラスに持って行って外の景色を見せた後、オーナーに昨日聞いていたオタヒサルの夕日のポイントを教えてもらい見に行きます。
ギョレメ野外博物館前を通り、突き当りをユルギップ方向に向かい最初の交差点(ビューポイントの看板あり)を左折して2キロです。(ビューポイント入場料:一人2TL)
駐車場に着くと目の前にローズバレーのピンクの岩が広がっています。駐車場手前のポイントでは、日が傾いてきてローズバレーの岩に陰影が出来てとても綺麗!眼下にはきのこ岩の教会と小道が見えました。
ここで神戸からの一人旅の男性に会いました。レンタバイクで回っているがカッパドキアは起伏が激しいのでパワーがなく結構しんどいと言っておられました。
その後、その男性に薦められた駐車場の奥のポイントに行きました。そこからの景色も素晴らしいです。
ここで名古屋の一人旅の女性と彼女を案内しているトルコ人に会いました。岩の端っこに座っておられて落ちないかとちょっとドキドキです。女性は10年前に友人と1か月かけてトルコを回った事があるそうです。(2011年大阪マラソンに出るとのことです)トルコの人はカイセリ在住の人で、大学で日本史とトルコ史を教えているそうで日本語がペラペラです。
2人ともとても気さくな人で日没を見ながらいろいろ話をしました。高速道路のKGSカードの事も教えて貰いました。アンカラからイスタンブールまで高速を使うならあと20TLくらいチャージすればいいとの事。また、スーパーマーケットならミグロスよりもBIMやSOKという店が安いとの事でした。結局両方とも見つけられずイスタンブールのミグロスで買い物しましたが…。
トルコ人のアイハンさんは泊っているホテルのオーナーと知合いで、アジア系の男性従業員さんとも親しいと言っていました。何か困った事があったらいつでも連絡してと電話番号とメールアドレスを教えてくださいました。
夕食は気球の会社(ヴォイジャーバルーン)オーナーの斉藤さんに勧めて貰ったオリエントレストランに行くと言うと、その女性が10年前に来た時に、誕生日祝いをしてくれたアットホームで美味しいお店でしたと言っていました。日が落ちて2人と別れPM7:25ホテルに戻りました。
PM8:00ホテルから僅か1分。通りに出たところにあるオリエントレストランに行きテラス席に座りました。
先ほどの女性も来られて隣の席で、またいろいろお話しました。10年前はギョレメの街は店も少なく静かな所だったそうで随分賑やかになってビックリ、オリエントレストランも大きくなったと言っておられました。
猫が3匹喧嘩してギャーギャー鳴いていました。そのうち喧嘩がやみ、1匹が私たちの席の横にちょこんと座って、口に運ぶ肉をじーっと見ています。椅子に手を掛ける事もありましたが無理に取りに来たりはしませんでした。分けてあげたい気もしますが、お店ではどう思っているか分からず、ほかのお客さんもあげていないので結局あげませんでした。肉が無くなるとちゃんと分かっていてよそに行ってしまいました。
PM9:20店を出てホテルに戻りました。
オーナーは絨毯を織るのと同じ技法で人物をつくっているそうで、ロビーのデスクの後ろにある作りかけの作品を見せてくれました。男性の像で、かなり高度な技術のとても細かい作業で、作成中のため糸が沢山出ていました。出来上がった作品の写真も見せてくれました。
美術館などにしか出していないそうで、日本の美術館にもいくつか買ってもらったとの事でした。
絨毯の販売もしていて、たまたま宿泊客のスペイン人に絨毯の説明をするというので一緒に聞くことにしましたが、朝4時から起きて一日走り回ったのでクタクタでついウトウトしてしまい、やむなく途中で部屋に戻って就寝しました。
8月17日(水)
AM6:00起床、昨日の気球のフライト時間と同じ時間なので、テラスに出てみると上空をたくさんの気球が飛んでいました。昨日と風向きが違ってギョレメの街の真ん中を飛んでいきます。乗っている人も見えました。
今日の朝食は、テラスの一番いい席に座りました。本当に景色がいいです。今日も蜂蜜などいろいろ頂きました。
AM8:30チェックアウト。ロビーの入り口で子猫たちが朝食を食べています。こんな小さいのに骨付き肉にかぶりついていました。オーナーが掌に茶トラを乗せてくれました。ホントに手のひらサイズで可愛いです。別れ際にオーナーやアジア系の男の子と一緒に写真を撮りました。本当に素敵な2日半を過ごせました。
AM8:40,昨日と同じキャッシュコーナーで、別の銀行の機械で200TLキャッシングしてギョレメをAM8:45出発。ウチヒサルAM8:50通過、ネヴシェヒルAM8:58通過。ネヴシェヒルは整備された大きい街です。
AM9:09ネヴシェヒル郊外のシェルのスタンドでガソリンを給油しました。VISA支払OK、単価は4.35、80リットル。高速道路のKGSカードを10TLチャージしました。(これはシェルで買ったカードだったのでシェルのスタンドでチャージ出来たのだと後で分かりました。)「オクタン95」が「ベンゼン」の事で大体料金は単価4.35が普通のようです。
途中左側に「カルバンサライ(隊商宿)」の表示がありましたが、中央分離帯があって曲がる道がないので諦めました。
AM9:35右折してE-90でアンカラに向かいます。100~120k/hで走っていて150k/hくらい出して抜いていく車もありました。
この辺の路肩ではスイカを売っていました。片側2車線の道ですが、工事中が多くてまた反対車線に移って対面通行です。乗用車よりトラックが多いです。
左手にトゥズ湖が見えてきました。岸辺が白くなっていて塩のようです。さらに走っていくと見えている湖面がほとんど真っ白になりました。
AM10:04観光ポイントがあったので反対車線でしたが休憩がてら止まってみました。
見学用の道がついていたので湖を歩いてみました。英語や日本語、韓国語の看板までありました。一面真っ白、塩・塩・塩!見渡す限り塩です。足元はしっかり固まっていて、歩きやすかったです。袋を持っていたので塩を少し持ち帰りました。お土産屋さんではソルト石鹸1個10TL、5個買うと1個おまけで売っていました。ボディーソルトは45TLです。高価なので買いませんでしたが…。トイレは有料で(1TL)、足洗い場もありました。
AM12:54アンカラ市内に入り、ちょっと迷ってアタテュルク廟の前に到着。あまり時間がないので外から見ただけで通過しました。
次はアタテュルクの像へ。今度はもっと迷って何度か人の聞き近くまで行ったのですが、裏路地に入ってしまい、渋滞にはまったり、信号無視の歩行者にドキリとしたりでPM1:48何とか像のある交差点にたどり着きました。しかし車を止めれるところではなく、さっと写真を撮っただけで、肉眼でもちゃんと像を見ていません。後で写真を見てこんな像だったんだと…。
PM2:10アンカラの街を抜けだして、高速道路のO-4号に入りました。PM2:24、KGSのゲートを通過して北上します。
PM2:45昼食のためサービスエリアで休憩しました。サービスエリアは結構立派で、お土産コーナーも充実していてロクムなども量り売りのコーナーがありました。広いレストランとカフェもありました。
車に戻るとホースを持ったお兄さんがいて洗車してくれたようです。隣の車の人がチップを渡したのでこういう習慣なのかなと私たちも1TL渡しました。ガソリンも給油しました。(4.33TL/ℓ:95.65TL)PM3:30出発。
ゲレデ(Gerede)・カラビュク(Kakabuk)で高速道路を降り、E-80、D-100へ。緩やかな起伏はありますが片側2車線の走りやすい道です。Deresoplan(インターチェンジ)で左方向、D755をカラビュクに向かって北上します。カラビュクに着いて川に架かる橋を渡り右折。道なりに進んでPM5:30頃クランキョイの街に入りました。(この時点ではクランキョイとサフランボルの違いが分かっていませんでした)
クランキョイの信号のある交差点を直進し、さらに進んで坂道を下ると突き当りの壁に「WORLD HERLTAGE」(世界遺産)と大きく書かれていました。道なりに右に進み、また坂道を降りていくとチャルシュ広場に着きますが、私たちは地図を読み間違い、通りがかりの人や地元の人に聞いて何とかチャルシュ広場にたどり着きました。
広場にいたタクシーの運転手さんに今日のホテル「デジメンシ・コナック」の場所を聞くと、「ちょうどオーナーがそこにいるよ」と言ってオーナーの所に言いに行ってくれました。
車に乗っているオーナーに予約票を見せて「デジメンシ・コナック?」と聞くと「そうだ。ついて来て。」と言うのでホッとしてついて行きました。
ジンジハマムの左側の道を進み右にカーブしたすぐ先にホテルがありました。予約票を渡し部屋に案内してもらい喜んでいましたが、なんとなく気になってホテルの正面に名前を確認に行きました。ここで「デジメンシ・コナック」ではなく「チェシメリ・コナック」であることに気が付きました。
オーナーに間違っていることを伝え引き払う事にし、到着が遅れる事を「デジメンシ・コナック」に伝えたいので電話を借りれないかとお願いしましたが、電話は無いと断られました。(予約票を見てほんとに気付かなかったのか?引払い時は一言もなく、遅着の電話も貸してもらえないのか…かなり不快でした。ちなみにホテルはほとんど空室でした。)
仕方なくまたチャルシュ広場に戻り、もう一度タクシーの運転手に予約票をよく見て貰うと「デジメンシ・コナック」はサフランボルでなくクランキョイで、クランキョイは通り過ぎてきた町と分かりました。クランキョイ中心地の信号のある交差点で左折とのこと。
クランキョイに戻りましたが、またホテルの場所が分からず街の人に聞くとみんな親切で5~6人集まってきて教えてくれました。それでもまた迷い、自営業の人に聞くと車に乗ってホテルまで案内してくれました。(複雑な街中のホテルで、地図だけではかなり難しいです)
ホテルらしくない玄関のドアもノックして「デジメンシ・コナック」の女性オーナーを呼び出してくれました。本当に親切な人でした。歩いて帰ると言われましたが、ありがたかったのでご自宅まで車で送りました。
結局、1時間ほどロスして6時半近くに到着です。車は裏の道に路上駐車です。裏門があって以後はここから出入りしました。
傾斜のきつい土地にあり、表からの1階(ロビー)が裏からの2階になります。広い庭もあります。オーナーは70歳代くらいでしょうか。英語はあまり上手ではなく、ちょっと会話に時間がかかりましたがとてもにこやかで親切な人でした。古民家を改装してホテルにしてあります。部屋はロビーから見て3階でフロントの前の階段の所で靴を脱いで上がります。部屋の名前は「ヤスミン」でお嬢さんの名前だそうです。ベットにはレースの天蓋がかかっていて、窓は木枠の観音開きです。窓からサフランボル歴史博物館が見えました。バスタブは無くトイレとシャワーは同じスペースです。※古民家改装のタイプはほとんど同様
オーナーはサフランボル名物のお菓子ロクムなら「サフランタット」がお勧めだと教えてくれました。
夕食もお薦めのレストランがあるからとの事だったので、紹介してもらいました。
「サフラン・コナック」という店で迎えに来てくれるそうです。クランキョイの街の真ん中を抜けて北の方に向かいました。丘の上のレストランで門をくぐると芝生にテーブル席が並んでいて、生演奏をしていました。ちょうどその日のラマダン明けの花火が上がりました。ウズカラキョフテ(14TL)とクズタンドリー(24TL)、グリ-ンサラダ(9TL)、水(2.5TL)をとりました。アルコールは置いてないそうです。イスラム圏なのでそういう店が多いです。
どちらも美味しかったです。食後にチャイを飲みました。
庭に車が置いてありました。アメリカTVドラマ「スーパーナチュラル」に出てくるシボレーインパラです。オーナーが来て少し話をしました。車が趣味で、私たちがインパラを知っていると喜んでいました。63年式だそうです。
精算は45TLで、カード払いができるとの事で機械を席まで持って来てカードを通しますが2回もエラーになったので現金でチップ込で50TL(約2,200円)払いました。帰りもオーナーがホテルまで送ってくれました。送迎をしてもらい、味も雰囲気のいい店でしたが、結構安くて驚きました。
PM9:50ホテル到着。英語があまり上手でないオーナーとパソコンのグーグル翻訳を使って会話しました。部屋に戻り、シャワーを浴びましたが、タオルのにおいが気になりました。
8月18日(木)
早起きして朝食前に車でサフランボルの街に行きました。チャルシュ広場、チェシメリ・コナックの前を通り、坂を上っていくと右手にフドゥルルックの丘がありました。7時半でしたがもう開いていました。(入場料一人1TL)サフランボルの街全体が見渡せてとてもいい景色です。
チャルシュ広場のロクムのお店ももう営業していました。サフランタットとイムレン、両方の店で試食でき、金額も同じでそれぞれ10TL×3個買いました。ピスタチオ入りとサフラン味のものが美味しかったです。
AM8:20ホテルに戻り朝食を食べました。庭に感じよくセッティングされた席で気持ちいいです。
AM9:25ホテル出発。AM10:30,ゲレデの高速道路のゲートを通過。
AM10:40サービスエリアで給油とトイレ休憩。(213.05ℓ、100.04TL:カード可)
AM10:57ドライバー交代して出発。高速はずっと3車線だったのにイスタンブール近郊で2車線になりました。3車線の時は普通に走る車が真中、トラックは右、追い越しを掛ける(飛ばす)車は左です。トリップメーターは2回り目に入りました(2000キロ走った)高速道路はアップダウンが多くトンネルがありません。経費節減でしょうか。12:50休憩と交代。
PM1:25、KGSのゲート(高速道路ゲート)があり、カードをかざすと残高不足!オフィス(1階の外の窓口)に行って追加しようとするとシェルで買ったカードはシェルでしかチャージできないとの事。オフィスの2階に行くよう言われ、何か調べてくれて、結局1階の中の窓口で直営のカード自体買い直しになりました。レンタカーを借りた時に渡された証明書が必要でした。支払いは現金のみで50TLでした。(最低初期チャージ代含む)
PM1:45出発。無事ゲートを通過し走っていくとO-01を直進しなくてはいけないのにO-02の表示と同じ方向に橋の絵が描かれていたのでそれがボスポラス海峡大橋かと思い、右に逸れてしまいました。橋の絵は「ファティフ・スルタン・アフメット大橋」(第二ボスポラス大橋)でした。
大回りして「ファティフ・スルタン・アフメット大橋」を渡って高速道路を降りました。そこから海岸線沿いに新市街の方に向かいました。すぐに「ルメリ・ヒサル」もありましたが、その時はそれとは気が付かず時間も予定より遅れていたので通過しました。海岸沿いの道はとても綺麗に整備してありリゾート地という感じでした。
ボスポラス大橋の下をくぐり、クランキョイあたりになると渋滞がひどくなってきました。ガラタ橋近辺は人も多く賑やかで、橋の上から釣りをしている人も沢山いました。旧市街に入り海岸沿いに進みシャンクルタラン駅付近の信号で右折して路地に入り、何とかホテル近辺に来ました。
石畳の狭い道でまた迷い、通りかかった人(日本語が上手なイラン人観光客の男性)に教えて貰いました。ちょうどホテルの前に車が止まっていて看板を見落とし行き過ぎたようでPM3時「「ホテル・セラグリオ」に到着。駐車場はなく路駐。
部屋は新館の2階のエレベーターのすぐ前です。シンプルですが洗練された感じで綺麗です。ダブルベットで結構ゆったりしています。バスタブはありませんがアメニティーもおしゃれで、シャンプーはココナッツの香りがしました。
ひと休みしてからレンタカーを返しに行きました。オフィスはタクシム広場の少し北です。海岸通りに出て西に向かい、アタテュルク大通りに右折し北上すれば道なりにタクシム広場まで行けます。ヴァレンス水道橋をくぐり、アタテュルク橋を渡り、タクシム広場を通過。
大体の場所は見当つけていたのですが、満タン返しだったので、ガソリンスタンドを探すためにしばらく走りましたが見つからず、時間が過ぎるばかりなので諦めてレンタカーオフィスに帰して後日クレジットカードで精算してもらうことにしました。
PM5:30ハーツレンタカーオフィス到着。無事返却手続きをして、タクシム広場に向かいました。
タクシム広場にちょうどトルコ航空のオフィスがあったので、帰りの航空券のリコンファームをし、駅のATMで200TLをキャッシングしました。
イスタンブール市内では公共交通機関を使って観光するためにイスタンブール・カード(旧アクビル)が必要です。たまたまタクシム広場のロータリーの北側にカードを買うための行列ができていたので、私たちも30分程並んで買いました。
並んでいる間、前後の人に購入の仕方、チャージの場所など教えて貰いました。
タクシム広場の真ん中の大きなモニュメントがあるロータリーを横断してイスティクラル通りに入りました。ノスタルジックトラムバイ(レトロで可愛い電車)に乗ろうと思っていましたが、目の前で発車してしまったので歩くことにしました。少し下り坂で歩行者天国になっており、平日なのに人が一杯でした。ブティックや食べ物屋さんが沢山あって見るだけでも楽しいです。途中、ラップキョフテの写真があり美味しそうでしたのでその店に入ってみました。ラップキョフテとソーダ2杯を注文、19.5TL(現金)美味しかったです!ピザも美味しそうでした。
PM7:50、イスティクラル通りの端、テュネル駅からテュネルに乗りました。すごい下り坂で、世界一短い地下鉄だそうです。地上に上がり、カラキョイからトラムに乗りスルタンアフメット駅まで行きました。ちょうど夕日がさしてガラタ橋からの旧市街の景色がきれいでした。スルタンアフメット駅まで満員で、降りるとまたブルーモスクの前も人が多くてお祭りのように賑やかでした。
ホテルはブルーモスクのほんの近くで、PM8:10ホテルに戻りました。
PM8:30、ロビーに下りて、オリエントハウスからのお迎えを待ちます。少し遅れて8:40バスが来ました。ホテルの前の道が狭くて大変だったようです。
他のホテルにも寄ってお客さんを乗せてオリエントハウスに到着。ステージの近くの席に案内されました。私たちのテーブルに日の丸が置かれ、ほかを見るとウクライナ、イタリア、レバノン、スペイン、アメリカ、トルコ、アルジェリア、ドイツ、フランス、アルメニア、シリアなど、いろいろの国からお客さんが来ていました。
トルコの民族音楽の演奏に始まり、民族舞踊、セマー(一人)、ベリーダンス3人と続きました。ベリーダンスは3人ともとても上手いです。
料理(ドリンク2杯付)は評判通りいまひとつでしたが、ショーは楽しかったです。(料金2人145ユーロ<チップ込支払額>)
終わって戻ってきたのが12時過ぎていたにもかかわらず、ブルーモスク前は賑やかでライトアップされたアーケードがありました。ランプ屋さん、宝石店、シルクのスカーフ屋さんなどいろいろなお店が出ていて、見るだけでも楽しかったです。
8月19日(金)
AM8:00起床、8:40ホテルにて朝食。メニューは今回の旅行で一番充実していました。
AM9:40ホテルを出発。
AM9:50トプカプ宮殿に行きました。日本語ガイド(15TL)を借りることもできましたがギョレメで聞きながら行って時間がかかったので今回はやめました。入場券(一人20TL:カード可)を買って送迎門へ。空港と同じようなセキュリティーチェックを受けて中庭に入り、初めにハレム(別料金一人15TL)に行きました。
まだ朝早いので空いていました。どの部屋も繊細なイズニックタイルで覆われた壁と天井のドームの絵がきれいでしたが、特にムラト3世のサロン、スルタンの母の部屋、スルタンの大広間が綺麗でした。
謁見の間はガラス張りになっていて宝石の飾りのついた絨毯など豪華でした。宝物館は1から4の部屋に分かれていて有名なトプカプの短剣やスプーン職人のダイヤは第4の部屋にありました。スプーン職人のダイヤは86カラットと本当に大きくて見入ってしまいました。第3と第4の部屋の間のテラスはボスポラス海峡の眺めが素晴らしくてみんな写真を撮っていました。出口近くにお土産コーナーがありましたがどれも結構高くてびっくりしました。
AM11:15トプカプ宮殿を出ました。
AM11:25アヤソフィア入口に到着。トプカプ宮殿に向かう前にはガラガラでしたが入場口に長い行列ができていました。(一人20TL:カード可)
中に入ると大ドームの高さ、大きさに圧倒されます。沢山のシャンデリアが下がっているのも壮観です。内陣の入り口近くの左右にあるベルガマの壺は思ったより大きかったです。願いが叶うという湿った柱には人がたくさん並んで指を入れて回していました。
石段のスロープで2階に上がりましたが結構長く感じました。2階からの眺めも素晴らしかったです。修復されたモザイク画は塗り込められていたのに鮮やかに修復されていました。小窓からブルーモスクが見えました。
AM12:23出口を出て入場口を見るともう空いていました。
歩き疲れたのでホテルに戻ってしばらく休憩しました。ホテルが近いので助かります。
PM2:40,ホテルを再出発。スルタンアフメット駅に向かいました。(ジェトン2TL、Eビレット1.75TL)イスタンブールカードのチャージ額が足りないのにチャージできる機械が無く、仕方なくジェトン(2TL)を買ってトラムに乗り、エミノミュ駅で降りました。
ガラタ橋の下をくぐり、真ん中の船のお店でサバサンドを買って食べました。サバサンドは大きいので2人で1個にしました。幼稚園みたいな小さい机と椅子で食べます。
広場を渡り、エジプシャンバザールに向かいます。最初の角の香辛料の店でガラムマサラ(500g30TL)とサフラン(トルコ産、40g30TL)を買いました。イラン産サフランも置いてありましたが高いのでやめました。トルコ産のサフランはオレンジ色でイラン産は濃い赤です。
日本に帰ってサフランライスを作りましたが、ちょっと多めの量で先に煮出して冷まし、こしてから炊飯に使うと綺麗な黄色になりました。イラン産は数本で色が出るそうなので値段は倍くらいだったような気がしますが、使う量を考えるとイラン産を買っても良かったかもしれません。シナモンスティックをおまけに付けてくれました。サフランは瓶入りで、ガラムマサラとシナモンは真空パックしてくれました。エジプシャンバザールは食品の店が多かったです。
次に、歩いて国鉄シルケジ駅に行きました。近郊列車は1時間に3本くらい出ているようです。一番左側が国際列車の発着するホームでオリエント急行もここに着きます。
トラムのシルケジ駅でイスタンブール・カードをチャージしました。チャージの仕方がわからなかったので前の人に聞くと丁寧に教えてくれました。
隣の売店でアイスを買って両替し(2本で1TL、安い!)、一人10TL分チャージしてトラムに乗り、カバタシュ駅へ向かいました。
カバタシュからフェニキュレルに乗り換えてタクシムまで行きました。フェニキュレルは2006年に開通した新しい路線なので構内も車両も近代的で綺麗です。勾配がきついので利用価値大です。
タクシムへは、レンタカー返却時にKGSカードを車に忘れてきたのを思い出したため、駅から近いこともありオフィスに寄ってみることにしました。あまり期待しないで行きましたが、カードに気づいて取っていてくれました。感謝!感謝!です。
これから今年完成したイスタンブール・サファイアへ向かいます。タクシム駅からメトロに乗って北の4レベント駅で下車です。イスタンブール・サファイヤのビルは駅直結なのですが、出口を間違い地上に出てしまいました。
PM6:00着。まだ明るいです。チケット売り場は2階です。(展望台15TL、展望台とライドのセット25TL:カード可)ライドとセットを購入。
案内に従ってエレベーターに乗るととても静かで早く、Gを感じませんでした。
エレベーターを降りた階はガラス越しの景色でしたが、階段でもう一つ上の屋上に上がると素晴らしい景色です。マルマラ海からボスポラス海峡、黒海まで一望できました。昨日走ってきた第2ボスポラス大橋が渋滞しているのも見えました。ブルーモスクやアヤソフィアも見えました。
まだ知名度が低いのかガラガラです。下の階に下りてバーチャルライドに乗りました。ヘリコプターに乗ってイスタンブールの名所をまわる設定です。上空からの景色だけでなく、ブルーモスクやアヤソフィア、地下宮殿の中にも入っていきます。バーチャルなので…。結構見ごたえがありました。帰りは建物内から直接メトロの乗り場に行けました。
4レベント駅から南のシシリ・メディエキョイ駅(電車内の表示はメディエキョイ)に向かい、地下街にあるミグロスでお土産を買いました。エンゼルパイに似た、ULKER社のお菓子は子ども達に(大人にも)好評でした。紅茶はdogadan社の紅茶で、4種類のフレーバー入りのもの(4種×5パック計20パック入り)はとっても香りがよくて美味しかったです。100%オリーブ石鹸(Taliani社の箱入り120g)はラベンダーの香りと月桂樹(ベイリーフ)の香りがありました。
PM9:20ミグロスを出て地下鉄でタクシム駅へ。テュネルに乗り、ガラタ橋でトラムに乗り換えスルタンアフメット駅に到着。
PM10:10一度ホテルに戻って夕食はクムカプ駅近くのシーフードのレストランに行くつもりでしたが、疲れたのでホテルの近くにあるシーフードのお店「AKBIYIK
FISH HOUSE」へ行きました。
店先のショウケースにある魚を選んで調理してもらうのがお薦めのようでしたが、あまりお腹が空いていなかったのでイカリングとエビのオードブル、キョフテ、水、ビールを注文して食べました。楽器の生演奏もしていました。
ここでも猫が2匹足元に寄ってきてじーっと見あげています。テラス席だし薄暗かったので、キョフテをあげると美味しそうに食べていました。ポテトもあげましたが見向きもしません。食事が終わってお皿を下げられると、さっさとまだお客さんが多い隣の店に行ってしまいました。
8月20日(土)
AM7:30起床。8:00朝食。
今日はスルタンアフメットジャーミー(ブルーモスク)、地下宮殿、アジアサイド、ガラタ塔、グランドバザールを観光する予定です。
ブルーモスクは入場無料です。アヤソフィアの向かい側から入りました。靴は入り口で脱いで備え付けのビニール袋に入れて持ち歩きます。青い布も置いてありましたが、ほとんどの人が長袖長ズボンで利用する人はいませんでした。絨毯の感触が気持ちいいです。
中はとても広くて天井も高く、ドームまでイズニックタイルで綺麗に装飾されていて本当にきれいです。ステンドグラスも素敵です。いつまでも眺めていたい気分でした。
広間は柵で仕切られていて、観光客はこちら半分しか入れません。
次にオベリスクを見に行きましたが、工事中で1本しか見れませんでした。オベリスクがわからからもブルーモスクに入れたのでもう一度建物の前の回廊の広場を見てきました。
次に向かった地下宮殿の入口はシンプルな平屋の建物で「ここ?」という感じでしたが、警備員がいて入口だと分かりました。(10TL)
階段を下りていくと柱が整然と並んでおり、オレンジ色にライトアップされて水面に綺麗に映り込んでいます。とても幻想的です。
水の中には丸々太った鯉が泳いでいました。柱の間に設けられた木の遊歩道を歩いて見て回ります。真ん中あたりに人だかりがしていたので見に行くと、アヤソフィアと同じように、柱に穴に指を入れて手のひらを1回転させると願いが叶うとの事。アヤソフィアでは長い行列でできなかったので、ここでやってみました。
奥の方に行くとメデューサの顔を踏みつけた柱が2本ありました。1本は逆さ、1本は横向きの顔でした。
出口には小さなお土産屋さんがあり、イズニックタイル風のマグネットがいい感じだったので買いました。5㎝×5㎝で1枚4TLです。
AM10:40チェックアウトするためホテルへ戻りました。205ユーロ(現金)支払いました。夜、空港へのエアポートトランスファーサービスの料金も込みです。
スーツケースは空港へ向かう夜までフロントに預かってもらいました。
ホテルから国鉄のシャンクルタン駅に行き、シルケジ駅まで乗車。エミノミュ駅までトラムに乗り(1.75TL)、エミノミュの船着場からアジア側のカドキョイまでフェリーに乗りました。乗継なので0.95TLでした。
フェリーに乗ると左手にガラタ橋やガラタ塔、右手にブルーモスク、アヤソフィア、トプカプ宮殿を見ながら進み、やがて国鉄のハイダルパシャ駅が見えてきます。途中カモメも一緒についてきました。天気がいいので眺めも最高でした。
カドキョイ桟橋に到着して、一両だけの可愛らしいトラムに乗って街を一周してみました。前から乗って左側にある機械にイスタンブール・カードをかざして支払しました。また0.95TLと割引きになっていました。
左右に賑やかな通りが続き、やがてすごく狭い道も通りぬけたので驚きでした。一周の終わりくらいで前に止まっていた電車に、運転手さんが「乗り換えて」というので支払無でそのまま乗り換えました。前の電車が出発するとき後ろの運転手さんが手を振って見送ってくれました。
結局一周以上してALTIYOIで降り、バーダット通りの「イクバル」というドネルケバブの店に行こうと国鉄のSOGUYLUCESMEまで歩きました。
途中道がわからずお店の人に聞くと、そこの英語の出来る娘さんが出て来てくれて分岐点の交差点まで案内して道を教えてくれました。トルコの人はほんとに優しいです。
地図では近く感じて歩きましたが結構遠かったです。
国鉄もイスタンブール・カードが使え、また割引で0.9TLでした。
誤って1つ手前のエレンキョイ駅で降りたため、PM2:15分「イクバル」到着。
帰りはカラキョイまで路線バスに乗りました。(1.75TL) 2階建てバスでみんな2階に行くので私たちも上がりました。長めがいいです。
バーダット通りは結構にぎやかな通りです。
PM3:40カドキョイ桟橋のバスロータリーに到着。※ご注意:トイレは桟橋のターミナルにはなく、船内にしかありません。
桟橋の左がカラキョイ行き、右がエミノミュ行きで分かりやすく大きく表示してありました。
カラキョイ行きPM3:40発乗船。カラキョイからテュネルに乗ってテュネル広場へ(PM4:23)、そこからガラタ塔まで歩きました。下り坂なのでいいですが傾斜がきついので下から歩いて上がるのは相当しんどいと思います。
途中(楽器通り)のジュース屋さんでザクロジュース(8TL)を飲みましたがすごく酸っぱい !! 口直しにオレンジジュース(1TL)を飲むと甘くて美味しかったです。8倍もするのに損した気分ですが、ザクロジュースがどんなものか飲んでみたかったので…。
途中何匹も猫を見ました。トルコではここが一番多い気がします。トルコの猫は大体みんなスリムです。
ガラタ塔に着くと結構人が並んでいました。すぐそばのカフェ、ギュンドウドゥでチャイとアイスピーチティー(缶!)(計7TL)を注文しました。そういえば、冷たい飲み物は何処でも大体缶で出てきました。
朝からずっと歩き回っていたのでぶどう棚の下のテラス席でゆっくり休んで疲れが取れました。
PM5:15ガラタ塔の人の列が少し減ってきたので登ってみます。(一人11TL)
エレベーターで上るとレストランがあってディナーの準備をしていました。ここでもベリーダンスのショーがありますがステージは狭そうです。展望台は幅が狭く、混雑していました。
ガラタ橋やブルーモスクが見える方向でみんな記念写真を撮ったりじっくり景色を堪能したりするので渋滞状態で前に進めません。時間は掛かりましたが夕暮れの景色がとても綺麗で登った甲斐がありました。
ガラタ塔を出て下り、カラキョイからトラムに乗りベヤズィットで降りてグランドバザールに行きました。
本当に沢山の店があり、広くて迷子になりそうです。いろいろな店があり日本語で声をかけてくる店員も多いです。
カイマクルで買った絵皿と値段を比べてみようと似た雰囲気のものを探して歩きました。少し似た感じのものがあったので値段を聞くと高かったので店を出ようと思いましたが、どんどん安くなってきて14TL(700円くらい)になったので、もう一枚あってもいいかと思い買いました。
時間があればもっと見てみたかったのですが、今日出発なのでグランドバザールを出てスルタンアフメットまで歩き、ピデ(トルコ風ピザ)で有名な「カラデニス」に行きました。
ところが「カラデニス」ではラマダン明けのため、予約がたくさん入っていて名物のピデは予約のみで一杯との事。残念!!結局スパゲティーとケバブ?をとりました。どちらも美味しかったです。
PM8:30 トラム沿いのトルコ風アイスの店でドンドルマを注文すると、お定まりのパフォーマンスをしてくれました。
アヤソフィアとブルーモスクの間を抜けホテルに向かいます。今日もにぎやかです。9時ごろなのに今から屋台が出店準備をしていました。スルタンアフメットの横の屋外のレストランでセマーを踊っていました。オリエントハウスの人より上手です。
PM9:10頼んであったエアポートトランスファーサービスに来てもらい空港に向かいました。
PM9:40空港に到着。ゲートからバスで飛行機へ。結構遠かったです。
PM23:50トルコ航空TK46便は定刻に出発。
8月21日(日)