②2016年 ウエスタンケープ<シボレー>
ドライブ679㎞
10月5日(水)
午後1時15分発のSA8664便でケープタウンに向けて出発。快晴です。出発ロビーから歩いて飛行機へ。エアリンクの機体です。飛び立って暫くするとランチボックスが出ました。2種類あってチキンはクスクスとクレープのような生地に包んだチキン、ビーフの方はローストビーフとトマトソースのペンネで美味しいです。ドリンクサービスのワゴンが回ってくると、今日泊まるエイケンダルロッジのワインがあってビックリしました。車を運転しなくてはいけないので飲みませんでしたが。ファイブローズのルイボスティー、セレスのマンゴージュースを頂きました。
午後3時50分、窓の外にテーブルマウンテンが見えてきました。午後2時過ぎにケープタウン国際空港に到着。ターミナルに向かうバスはキリンの模様のボディーです。ターミナルに着いて荷物を取り、地下道をくぐってレンタカーオフィスのある建物へ。ハーツレンタカーで車を借ります。車はシボレーです。
メーターは24525。N2でサマセットウエストの方向に進みます。2車線ですが渋滞しています。道都沿いにソヴェト地区が広がっていました。渋滞が解消して流れ出すと制限速度は120kmですが皆早いです。
N2からR44に逸れてしばらく進むと右にエイケンダルロードがあり、右折するとすぐにワイナリーとレストランがありますが、そこで曲がらずにもう少し行くと左手にロッジの入り口がありました。午後5時29分着。門があってインターホンを押して名乗ると開けてもらえました。しばらく畑の中を進んで左折するとロッジの入り口です。スイスと南アフリカの旗がありました。駐車場の奥に玄関があり、犬のチャック(ブルテリア?)がお出迎えしてくれました。とても大人しいです。右手のレセプションでチェックイン。こちらに来る飛行機の中でエイケンダルのワインが出たことを伝えるととても喜んでくださいました。
朝食は午前8時から10時。午後6時からロッジ内のレストランでワインのイスティングが無料でできるとのこと。今夜の夕食はワインセラーに隣接したレストランに予約を入れてくれました。翌日のワインセラーでのテイスティング無料券も貰いました。午前10時半からとのこと。部屋でのWi-Fiはフリーです。
部屋は庭を歩いていきます。南の角部屋です。白い建物の入り口にはぶどう棚があり、とても素敵な部屋です。入り口のデスクにはデフューザーが置いてありいい香りがしました。白いツインのベッド、ソファー、クッションも素敵です。部屋のあちこちにお花が置いてありました。冷蔵庫の上にはファイブローズのルイボスティーやコーヒー、紅茶、ミルクなどのパックがあり電気ポット、水の入ったピッチャー、エスプレッソマシンとエスプレッソなどのカプセルもありました。上の棚にはワイングラスもあります。洗面台も広くて素敵です。バスタブはありませんがシャワーヘッドは外せるタイプです。アメニティーはバスソープ、コンディショニングシャンプー、ハンドソープ、ローションなどです。
部屋の外に出ると東側には広い葡萄畑が広がり、その向こうにはきれいな山並が見えました。レセプションに行く途中には花が沢山咲いた緑いっぱいの庭があり、素敵なプールもありました。
ロッジのレストランのテラス席でのワインの無料テイスティングに行きました。ナッツと干し葡萄をつまみながら赤、白、ロゼのワインをいただきます。それぞれ1本60ランドのワインです。
午後7時、西側にあるエイケンダルのイタリアンレストランに向かいます。一般道に出ないで敷地内のワイン畑の中の道を車で行きました。車で2分、徒歩だと10分程とのことで、歩いていくなら警備員が付いて来てくれるとのことでした。
レストランは結構混んでいました。はじめにピノタージュとカベルネソーヴィニオン2013をグラスで注文しました。グラスが大きく1杯の量が多いです!ボトルならピノタージュは105R、カベルネソーヴィニオンは165Rです。イタリアンサラダとペスカトーレ・スパゲティー、ベーコンとアボガドのピザを食べました。スパゲティーはエビ、イカ、ムール貝、貝柱が入って魚介の出汁が効いていておいしく、ピザも薄い生地でアボガドの熟し具合も良くてすごく美味しかったです。
またワイン畑の中を帰りました。夜中に雨が降り出し明け方まで大雨でした。
10月6日(木)
夕べの大雨は朝食を食べにロッジ内のレストランに行く頃には小降りになっていて助かりました。
朝食はヨーグルト、フルーツいろいろ(グァバやブドウ、パイン、メロン、イチゴ、キュウイなど)、シリアル、ジュース3種、ハムやベーコン4種、チーズ5~6種、トマト、パンケーキ、カナッペ、クロワッサンなどのパン、トースト、リンゴのコンポートなど種類が豊富です!更に注文を聞きに来て卵料理などを作ってくれます。ゆで卵、スクランブルエッグ、オムレツ、ポーチドエッグから選び、ベーコンとフライドポテトが付いていました。おなか一杯になりました。
チェックアウトするときにレセプションの外にある宿泊者のコメントノートに感想を日本語で書いてきました。他に日本人の書き込みはあまり無いようでした。
午前8時50分、エイケンダルロッジを出発。ドルニエに向かいます。出口のゲートは出る時は何もしなくても開きました。R44を北上。しばらく走ってStellenrust Rdへ右折。2kmほど走って右折してすぐに左のドルニエロードへ。
ドルニエのエントランスは花と並木があって綺麗です。敷地内も花いっぱいで回りにはブドウ畑が広がっていました。まずはホテルとレストランの建物があり、その左奥の池の向こうによく写真で見るカーブしたワイナリーの建物が見えました。テイスティングはその建物でできます。池にはガチョウが泳いでいて建物の後ろには山があってとてもいい雰囲気です。
午前10時10分頃、中に入ると従業員さんはいましたがお客さんはまだ誰もいません。まだ準備もできていなかったようですが、笑顔で迎えてくれました。とても素敵な部屋で、3面ガラス張りでとても明るいです。手前にカウンター、奥にテーブル席がありました。カウンターに座って試飲します。5種類出してくれました。
Coca Hill Red、66R
ドルニエ・、ピノタージュ115R
ドルニエ・カヴェルネ・ソーヴィニオン/メルロー、115R
ドルニエ・マルベック、125R
ドルニエ・レッド(ドルニエのフラッグワイン、一番おすすめ)295R
どれも美味しいですが、ピノタージュ1本とカベルネソーヴィニオン/メルロー1本を買いました。
購入すると試飲代は無料になりました。持ち手の付いたしっかりした紙の箱に入れてもらいました。木箱は結構高いのでやめました。結局ほかにお客さんは来ませんでした。
午前10時50分、ドルニエを出てもう一度エイケンダルに戻りました。午前11時、到着。エイケンダルのレストランの横にワイナリーがあります。中に入ると正面にテイスティングするところがあり左側のガラス越しにワイナリーの工場が見えました。カウンターで受付して、昨日ホテルでもらった無料試飲券で試飲しました。カヴェルネ・ソーヴィニオン2013が美味しいです。このワインが受賞したNWCナショナルワインチャレンジの2016年のウイナーの賞状が壁に飾ってありました。友人のお土産用にこれを2本とワイングラスを2個買いました。
ミヤルストというワイナリーにも行きたかったのですが時間がなく諦めました。
N2を東に進み、R316に入るときれいな緑の丘陵地帯が広がっていました。R326へ右折してしばらく走ると左手にラカ・ワイナリー(RAKA)がありました。花いっぱいの庭と白い建物で、回りはブドウ畑の丘陵地帯です。赤ワインを4種類試飲しました。どれも美味しいです。
Quinary2013、105Rとバイオグラフィー・シラーズ120Rを一本ずつとテイスティングのワイングラス(1個15R)2個を買いました。合計255Rで試飲は無料になっていました。やはり購入したからでしょうか。棚にはたくさんのメダルが飾ってありました。南アフリカの賞を総なめにしたワイナリーなので納得です。3カ所ともVISAカードで支払いしました。
R316に戻り、東に進みネピアを通ってR319に入って南に向かいました。海岸沿いに出るともうすぐアガラス岬です。左に綺麗な海岸線が続き、右には別荘らしい建物がいくつも建っていました。丁度前をツアーバスが走っていたのでついていきました。アガラスナショナルパークの看板もあったので表示に従って行くと午後3時10分、駐車場に到着しました。近くには赤と白の可愛い灯台もありました。岩場に打ち付けられた波が高いです。最南端のモニュメントまでは遊歩道があって花もたくさん咲いていて綺麗です。白い波と青い空をバックに、海に向かって右が大西洋、左がインド洋でアフリカ最南端に来たんだと実感!外人さん達の記念写真を撮り、こちらの写真も撮ってもらいました。風は強いですがいい天気です。
午後3時半、アガラス岬を出発し、来た道を戻ります。R319号を走りブレダスドルフの町でガソリンを入れました。25.4リットル、315.81ランドでした。R316号からR326へ。カーナビの案内通りに行くと午後4時55分、またワイナリーのラカの前を通りました。だんだん天気が悪くなってきました。R43へ右折し午後5時半前にハマナスの町に到着。
ホエールウォッチングのオフィスがまだ開いているか心配しながらニューハーバーに向かい、午後5時35分、到着。ネットで見ていた「サザン・ライト・チャーターズ」のオフィスはもう閉まっていました。見渡すと斜め前にもう一つの会社を発見。「ハマナス・ホエール・クルージーズ」というところです。広い駐車場の角にあり、まだ開いていました。明日の予約ができるか聞くとOKとのこと。ただ午前9時のクルーズはもう満席で午前7時からなら空いているとの事なので早いですが7時で予約しました。一人700R、午前6時半集合とのこと。港にはクジラの大きなモニュメントもありました。
ホテルに向かう途中、海岸沿いに走って、クジラが見えないか車を止めて見ましたが見えません。オットセイが何頭かいました。
今日の宿、「ハマナス ドープシュイス ゲストハウス」に到着。「ドープシュイス」とは「タウンホテル」という意味だそうです。海岸から結構内陸に入ったところにありますが、とてもいい雰囲気のゲストハウスです。駐車場は少々狭く4台ほどしか止められませんが何とか止めることができました。玄関には鍵が掛かっていましたが、すぐに開けてくださいました。正面のレセプションへ。オーナーらしい人は上品な感じの女性で、よくしゃべってよく笑う明るい人です。
お勧めのレストランを紹介してくれて、「LBシーフード」というお店に午後7時15分の予約も入れてくれました。ネットで調べていた「レモンバター」という店です。ホエールウォッチングツアーのことも聞いてくれました。ここに来る前に現地に行って予約してきたので予約はお願いしませんでしたが、行き方や、ニューハーバーの入り口でチップを取られることもあると教えてくださいました。行き方に関しては途中で私たちがもう行ってきたことに気づいて大笑いしておられました。
部屋のカギと玄関のカギを貰って、部屋に案内してもらいました。部屋は全部で5室。私たちの部屋はレセプションのすぐ隣でとても素敵な部屋です!10畳くらいの広さがあり、大きなベッドの脇にはきれいなバラの花が活けてありました。バスルームも広くて6畳くらいあり、バスタブと別にシャワーブースもありました。バスタブにも取り外せるシャワーが付いています。洗面台も広くアメニティーも充実しています。TV、冷蔵庫、ドライヤー、セーフティーボックスなどあり、冷蔵庫の中にはリンゴが入っていて食べてみると甘くておいしかったです。ホテルの出入りは預かった鍵で開け閉めします。(ここまで)
車でLBシーフードの前を通り、少し先の海沿いの駐車場に警備員の案内に従って止めました。支払いは後で良いとの事。帰りに10R払いました。
LBシーフードは海沿いの道路に面したショッピングセンターの2階です。広い店ですが満席で予約してもらっていてよかったです。海老の天ぷら65R,イカフライスティック57R、寿司の盛り合わせ130Rを注文しました。海老天は小さかったです。イカスティックは美味しかったのですが、あまりカラッと揚がっていませんでした。ソースは付いていましたが、醤油の方が合うと思います。醤油はキッコーマンです。寿司盛はサーモン2貫、エビ3貫、マグロ2貫、カリフォルニアロール2貫です。ガリは普通においしくワサビも効いていましたが、残念な事にご飯がすし飯でなく普通の白ご飯でした。支払はカードが使えました。
ホテルに戻り、ダイニングにあるシェリー酒は自由に飲んでいいとのことでしたので頂きました。寒い日だったので外から帰って来て冷えた体が温まりました。部屋に戻ってバスタブに浸かりました。
10月7日(金)
朝暗いうちに出発。ダウンコートに手袋、帽子と防寒をしっかりして行きます。午前6時20分、ニューハーバーに到着。オフィスに入り、カードで支払いをしました。参加者は30人くらいいました。オフィスの隣のテーブルの所にみんな揃った頃、説明が始まりました。英語なのでよくわかりませんが。ライフジャケットを貰って目の前の船に乗りました。船のそばにアフリカオットセイ?が泳いでいました。船内にはお手洗いもあります。2階は眺めがいいですが寒く1階の方が室内なので暖かです。午前7時過ぎに出向。結構揺れました。1時間ほど走ってもクジラは見つかりません。遠くにイルカが数頭いるのが見えましたが。港に戻る途中、遠くに汐吹が見えたのですが結局わからなかったようで諦めて戻ります。「サザン・ライト・チャーターズ」らしい船も同じ方向に進みましたが見つけられなかったようです。午前8時50分、ニューハーバーに戻りました。クジラが見られなくても、返金等なく皆大人しく文句も言わずそのまま解散です。
午前9時過ぎにホテルに戻りました。ホテルの朝食はカットフルーツや、シリアル、チーズ、ハム、パンなどあり、希望を聞いて卵料理を作ってくれました。付け合わせはソーセージとマッシュルームです。チェックアウト時にオーナーは車が走り出すまで手を振って見送ってくださいました。
ハマナスの海岸沿いの道に出てクジラを探します。昨日行ったLBシーフード近くの駐車場に車を止めてそばの海岸に向かうと人が沢山いました。展望台のようなところがあって石垣沿いでみんな海を見ているので私たちもそこから海を眺めていると、ブウォーと角笛のような笛を吹いている人がいました。ホエールウォッチャーです。サンドイッチマンの様に「ホエールウォッチャーオブハマナス」と書いた看板を胸と背中に付けて帽子をかぶって海を見ながらクジラが海面に浮上しているときは笛を鳴らし続けてくれます。200メートルくらい?沖を2頭(親子)のクジラがゆっくり泳いでいました。時々潮吹きして湾内を周回しています。30分くらい見ることができました。船で見られず陸地から見られたので運がいいです。
駐車場に戻り、係の人にチップ5R払って出発。LBシーフードの建物でお手洗いに行きましたが、入り口のドアを開けるにはボックスにコインを入れなくてはいけません。手ぶらで来てしまったので躊躇しているとちょうど出てきた人がいて扉を抑えて入れてくれました。
ベティーズビーチに向います。H43からH44へと景色のいい海沿いの道を走り、ベティーズベイまで行くと道沿いにペンギンの看板があるのでそれに従って行き、午後0時15分べティーズビーチに到着しました。
ペンギンの所に行く途中、岩の間にネズミを大きくしたような動物の家族がいました。子どもが何匹もいて可愛いです。後でそばのレストランで聞くと「ケープダッシー」という動物とのこと。ハイラックスと同じです。ゲートに向かう途中にもペンギンたちがいました。入場料は大人20R、子ども10Rです。遊歩道がずっと続いていて右手は岩場、左手は低木の砂地で、たくさんペンギンがいます。ちょこちょこ歩く姿が可愛いです。ボルダーズビーチもいいですが、人が少なくてゆっくり見られていいです。遊歩道の先端に行くとウミウのコロニーもありました。巣も沢山あって親鳥から餌を貰うひな達がにぎやかに鳴いていました。ところどころにケープダッシーもいました。
午後1時10分、駐車場そばのカジュアルな感じの「オンザエッジレストラン」で昼食にしました。ベジタブルカレーとサラダ、ワッフル、アイスレモンティーを食べました。結構美味しかったです。テラス席もありました。建物の奥にインフォメーションがありました。外はとてもいい天気で青い空と青い海、綺麗な山並と可愛い花々、絵になる景色でした。
R44を海岸沿いに走ってケープタウンに向かいます。N2に入る手前でピックンペイに寄ってお土産のルイボスティーやアマルーラのチョコなどを買いました。
N2に入り、ケープタウンの街でN2の終点で降りて、すぐ近くなのに少し迷いましたが、午後6時5分無事「カナルキーズ・アパートメント」に到着。駐車場が分からず迷っているとホテルの人が出て来てとりあえず建物のさきの空き地に止めてとのこと。フロントでチェックイン。鍵を貰って鍵に付いたキーホルダーをかざすと建物の地下駐車場に入れます。指定された番号に止め、地下からエレベーターで直接部屋のある6階へ。エレベーターホールもキーホルダーがないと入り口が開きません。セキュリティーがしっかりしています。
部屋は604号室、エレベーターの目の前の部屋でとても広い!普通にマンションの広さです。玄関を入ると長い廊下があり、まず右手に4畳半ほどのベッドルーム、次にバスルーム、奥に20畳くらいあるリビングダイニングがありました。バスタブはありませんがバスルームも広々していました。キッチンには大きな冷蔵庫、IHコンロ、オーブン、コーヒーメーカーなどありとても充実していました。クローゼットの中に洗濯乾燥機もありました。リビングのエリアも革張りのソファーがゆったりと置かれ、とても洗練されていて素敵な部屋です。テラスにはおしゃれなデザインのテーブルといすが置かれていました。ただ、外の景色は工事現場でしたが。
ウォーターフロントに行きました。駐車場に車を止め、ビクトリアワーフ・ショッピングセンターに行きました。金曜の夜だからでしょうか、人も多くて賑やかです。観覧車に乗る人も結構います。センター内のフードコートは縦に長く、たくさんの店が並んでいました。ケンタッキーフライドチキンやハンバーガー、ハラルフード、スイーツ、タイ料理の店などあり、タイ料理が一番混んでいました。美味しそうでしたが明日タイに行くのでやめて、フードコートの端にある「フィッシャーマンズチョイス」というフィッシュ&チップスの店で買って近くのテーブルで食べました。Hake(ヘイク・白身魚)&Chips75RとSold calamari(イカフライ)49R、Coke(コーラ)12Rを注文しました。注文して支払いしてからしばらく待ちました。ヘイクのフライはい大きな塊を丸ごと揚げてあって予想と違っていました。ニュージーランドで食べたときは一口大だったので。ナイフとフォークで食べます。付け合わせのポテトはベチャとしていました。イカのフライは美味しかったです。
クルーガー国立公園内にあったDEBONAIRS PIZZAというピザ屋さんがここにもありました。食後建物の2階に上がってみるとマックカフェもありました。寒いのにテラス席のある店でもお客さんが食事していました。
駐車場に戻り、出ようと車で出口のゲートの所に行きましたが、清算の仕方が分からず、もたもたしていると係の人が来てお金と券をもってどこかへ。事前清算しなくてはいけなかったようで代わりにしてきてくれました。
駐車場を出て、シグナルヒルに向かいました。山に向かう道路は街灯がなく真っ暗です。途中の眺めの良さそうな所には車が止まっていました。山頂の駐車場に到着。建物の営業は終わっていましたが結構車が止まっていました。ビューポイントの場所が分かりませんでしたが、他の人について薄暗い道を歩いていきました。ついて行けたから良かったですが、懐中電灯を持って行った方がいいです。丘の端らしき所に着くと、眼下にケープタウンの街のきれいな夜景が広がっていました。木の切り株にカメラを乗せて固定して写真を撮りました。結構寒いです。また暗がりを戻りますがだいぶ目が慣れて来て無事駐車場に着けました。若者が集まってはいましたが治安が悪い感じはしませんでした。下山してホテルに戻り、買ってきたワインをエアパッキンで包んでスーツケースに詰め込んだりしました。
10月8日(土)
午前5時起床。ホテルを午前6時に出発。鍵は車を駐車場から出してからオフィスのポストに入れていきます。だんだん空が白んできてテーブルマウンテンとライオンズヘッドが見えます。H2に入り、空港に向かいました。出口16で降りて空港そばのガソリンスタンドで満タン給油。236.22R、19.49リットル。レンタカーの駐車場のハーツの返却レーンに並んで車を止め、係員に確認してもらいました。
空港ターミナルに行きチェックイン。カウンターは結構空いていました。荷物を3個預け入れしました。KIXまでスルーです。ボーディングパスはバンコクまでで、KIX行きの券はバンコクで発券して貰うとのこと。
手荷物検査、出国審査をして南アフリカ航空のプレミアムラウンジに行きました。シリアル、サンドイッチ、オムレツ、パン、フルーツ、ハム、チーズ、紅茶、ルイボス、ハーブティー、コーヒーなどありました。
ゲートに向かうともう搭乗ゲートが開いていて、バスで飛行機に向かいました。SA316便、午前8時50分発ヨハネスブルク行き。ビジネスの席は2-3の並びで満席で私たちは左の窓側2A,2Cの席です。しばらくすると朝食が出ました。オムレツ、ひき肉の炒め物(美味しい!)、トマト、シリアル、ヨーグルト、クロワッサン、コーヒーです。
ほぼ定刻午前10時45分ヨハネスブルクに到着。バスでターミナルへ行き、国内線から国際線へ。手荷物検査、出国検査をしてSAAプレミアムラウンジへ。バンコクで街に出るので途中の店で日焼け止めクリームを買いました。ラウンジの入り口で大きめの荷物を預かってくれました。食事はビュッフェの種類がとても多いです。チキン、野菜、クスクス、いろいろなサラダ、アイス、チーズ各種、パン、ドライフルーツ、炒め物などです。シャワールームもありました。Wi-Fiもフリーでパスワードを入れて使いました。バーカウンターでアルコールも注文できました。
午後1時10分、出発ゲートに向かいます。午後2時09分発ET808便ですが、なかなか搭乗が始まりません。しばらくしてビジネスクラスから搭乗開始しましたが、ボーディングブリッジでまた待たされました。車いす利用の人が4名おられたからでしょうか。結局30分遅れで出発しました。
南アフリカとエチオピアの時差は1時間です。ビジネスクラスは横4席×7列、28席で空席は1席のみ。今回もほとんどの人がビジネスマンのようです。
まずジュースorシャンペンとおしぼりのサービスがありました。アメニティーと毛布が1人分足りず後で持ってきてもらいました。機種は777ですが内装は行きの便と同じ感じです。シートはフルフラットになり、USBと普通のコンセントの両方があり、携帯とタブレットが同時に充電出来て助かりました。
次は飲物とナッツかクラッカーのサービスがあり、トマトジュースとポートワインを貰いました。クラッカーが美味しかったです。
エチオピア時間で午後5時ごろ、夕食のサービス。サーモンかポテトかジャスミンライスかとのことで、サーモンとジャスミンライスを注文しました。サーモンはカナダ産サーモンのグリルでとても美味しいです。ポテトと焼いたトマト、ホウレンソウのソテーが付いていました。ジャスミンライスはベジタリアン用のメニューでした。温野菜がヘルシーで美味しくていいです。ワインはイタリア産でした。
暫くしてチーズとフルーツのサービスです。チーズは3種類のチーズとドライフルーツとクラッカーがありどれも美味しかったです。フルーツはリンゴがジューシーです。コーヒーはもちろんエチオピア。濃くて美味しいです。ケーキの3種盛(レモン味のチーズケーキ、チョコケーキ、パイ)も出てチョコケーキが一番おいしかったです。
アジスアベバには定刻より少し早く到着しました。タラップで降りてビジネスクラス専用のバスでターミナルへ。全員座れます。ターミナルに着いてエチオピア航空のクラウドナインラウンジに行きました。入ると正面のコーナーで民族衣装の女性スタッフがコーヒーをサービスしていたので行ってみました。小さめで模様も面白いカップで出してくれました。濃い目で美味しいです。一緒に写真も撮らせてもらいました。
ラウンジの食事はカレーやチキン、野菜、ドンブリに入った中華風のラーメンなどどれも美味しそうです。特にカレーが美味しそうです。行きの時とは内容が少し変わっていました。ラウンジは広くてゆったりしていますが結構人が多く、充電できる席は空いていませんでした。
午後11時5分、ラウンジを出てビジネス・ファースト用の手荷物検査場に向かいました。結構長い列ができていました。普通の入り口よりはマシなようですが。検査場では靴も脱ぐように言われました。
バンコク行きの出発ゲートに行くとまだ前の便の搭乗案内をしていました。アナウンスも遅延の表示もなく、係員に様子を聞いて待ちます。結局1時間半遅れで出発。ビジネスクラスは今回もほとんどビジネスマンのようです。シートはフルフラットではないですが、結構倒れて寝心地は良さそうです。ドリンクのサービスの後、出発してしばらくしてホットミールのサービスで、エビか魚かビーフとのこと。一つはエビ(Praum)にしました。チャーハンと人参とエビで結構おいしかったです。もう一つはビーフシチューで、ポテトと人参とジャスミンライスが付いていてこれも美味しかったです。その後チーズとフルーツのサービス。次にケーキ、ちょっとパサパサしていますが味はいいです。今回もUSBと普通のコンセントがあり、照明は天上と手元スポットがありました。
バンコク時間で午後0時40分頃食事のサービス。一つはチキンと野菜入りの焼きそばのような麺で美味しいですが結構油っこいです。もう一つはRise Cogneeでお粥です。味は薄めでした。両方にヨーグルト、シリアル、フルーツ、パン、ドリンクなどついています。紅茶はアディスティーでアジスアベバの物でしょうか。
窓には日よけのシェードがなく昼間のはずなのに外が暗いなと思いましたが、どうも偏光ガラスのようです。タイの出入国カードを記入しますが、年収、職業の欄があり、事前に英語の記入例を調べておいて良かったです。
バンコクには1時間半ほどの遅れで到着。出国検査をしようとロイヤルシルククラスの入国窓口に行くと、アフリカからの到着便の人はいったんヘルスコントロールブースに行って書類を書いてスタンプを貰ってから来てくださいとのこと。英語が苦手なので理解するのにてこずりましたが。ヘルスコントロールは結構混んでいました。何とか手続してもう一度ロイヤルシルククラスの入国窓口へ。さっきと同じ係員なのですんなり通過。
入国してから、KIXへのボーディングパスを発券してもらおうと、タイ航空のJapan&Korea
rightカウンターに行くと、午後2時半からとのことで暫く待ってから行くと、いったんタイに入国してしまうとチケットセンターで一人700バーツの税金を払ってから、こちらのカウンターに戻ってきて発券とのこと!2人で1400バーツの損をしてしまいました。飛行機を降りてから制限エリア内のカウンターで発券してもらっていたら払わずに済んだものを…。遅延とヘルスコントロールとボーディングバス発券で予定していたワットポー観光などには行けなくなりました。
ボーディングパスを貰ってからエアリンクに乗ってバンコクの街へ。パヤタイ駅でBTSに乗り換えてサイアムスクエア駅下車。駅からすぐのマンゴータンゴの店へ。前回行った時と場所が変わっていて駅にすごく近くなりました。大きなマンゴーの人形が店の前にあって見つけやすいです。入り口でメニューを見て注文します。日本語のメニューもありました。マンゴータンゴ165バーツ、マンゴーサルサ115バーツで支払いをして席に案内されて待ちます。マンゴーサルサはマンゴースムーシーとプリン、マンゴータンゴはアイスと生クリーム乗せプリンとマンゴーで、やっぱり定番のマンゴータンゴが美味しいです。
雨が降って来たので濡れずに行けるサイアムパラゴンへ行きました。手前にはレストランがいくつもあって、奥の方にフードコート「パラゴンフードホール」がありました。とても広く、円形にカーブした壁側にいろいろの店が並んでいます。注文しようとしたところ、フードコートの端にあるカウンターで使いそうな金額を払ってチャージしたカードを買って戻ってきてとのこと。料理を注文してそのカードで払い料理を受取り、お好みで店頭にあるいろいろな調味料が掛けて空いたテーブルに持って行って食べます。
トムヤンクンとトムヤムヌードルを別々の店で買って食べました。トムヤムクンは辛いですが本場の味でとても美味しかったです。トムヤムヌードルを注文した店では5種類の麺から選べます。いろいろな魚介のすり身が入っていてこちらも美味しかったです。カードは残金があればカウンターで返金してもらえます。(後日調べると3日以内とのこと)
次にマーブンクローンセンターの1階の奥にあるトップス・スーパーマーケットへ行き、ラーメンやマンゴーのプリッツ、マンゴーチップなど買い、カードで支払いしました。最寄りのナショナルスタジアム駅からパヤタイ駅に向かい、エアポートシティーリンクで空港に帰りました。パヤタイ駅で運悪く前の電車が行ったばっかりだった様で30分くらい待ちました。
空港に着きロイヤルシルククラスが使える出国ゲートがあると聞いていたのでインフォメーションで聞いたのですが、係員は知らなかった様で結局普通のゲートを案内されて、結構並んで手荷物検査と出国手続きをして、Cゲートのロイヤルシルクラウンジに行きました。入ったところ以外に端の方に入口があってエスカレーターが専用入口から通じているようです。位置的に出国前のカウンターエリアの一番左の端、Aカウンターの裏側に専用入口があったようです。
ラウンジは結構混雑しています。少し休憩してからゲートに向かいました。関空行きTG622便、午後11時半出発です。機体はA380なのでビジネスクラスの席が沢山ありました。座席の配置は奇数のEFにしたので2席で一つの個室感があります。3点式のシートベルトで、背が低いと首に当たって圧迫感があり辛かったですが、首側を外して普通のベルトと同じにできました。
5時間半のフライトです。席に着くとシャンパンやジュースのサービスがあり、飛び立ってから更に飲物とナッツのサービスがありました。その後夜食に出たお蕎麦もおにぎりも美味しかったです。
到着前の食事にオムレツやお粥など出ました。
10月10日(月)
午前7時、無事関空に到着しました。