2022年4月22日~28日
ボストン・ニューヨーク
(ブログ)
『コロナ待機規制緩和後のニューヨーク・ボストン旅 2022年』ニューヨーク(アメリカ)の旅行記・ブログ by ふぁみとらさん【フォートラベル】 (4travel.jp)
4月22日(金)
自宅5時出発。
伊丹5時50分着、空港駐車場側の一時昇降用のゲートで駐車場業者「おいでやす」の人が待っていて車を預けます。7日間9000円。
ANAのカウンターでチェックイン。羽田乗り継ぎでここは国内線ですが、昨日したPCR検査結果のプリントチェックを受けスーツケースを預けます。羽田・ニューヨーク間のボーディングパスも出ました。手荷物検査を済ませ、ラウンジ大阪で軽くお茶を飲んでゲートへ。
7:05発NH986便で羽田へ。フライト中、富士山がきれいに見えました。8:15、羽田に到着。バスで国際線のターミナル3へ移動。グローバルWi-Fiのロッカーが分かりにくくてしばらく探しました。ロッカーを見つけてQRコードを読み取らせようとしますがなかなか反応しません。早朝で窓口が開いていないので紙とスマホ両方あったほうが安心です。
Wi-Fiを受け取りANAのカウンターへ。もう一度陰性証明の確認がありました。伊丹で出たボーディングパスがペラペラだったのでしっかりした紙のボーディングパスに変えてくれました。今日のファーストは私たちだけで貸し切りとのこと!
手荷物検査をし、出国審査。自動化ゲートなので早いです。ANAスイートラウンジへ。オードブルなど少し食べました。どれも美味しいです。
10時20分発NH110便に搭乗。新型ファーストクラス「ザ・スイート」」のシートはとにかく広いです。真ん中2席隣り合わせの席で、間の仕切りは前より大きく開きます。モニターが幅いっぱいで大きいのにも驚きです。担当CAさんは金沢さんとチーフの山崎さん。8席あって2人だけなので至れり尽くせりです。Wi-Fiは使い放題で、line電話はできませんでしたがline自体やネット検索はできました。アメニティーは前回と同じくスーツケース型のグローブトロッター。中の基礎化粧品はザ・ギンザです。
部屋着を用意してもらって「フライト前のほうが着替えやすいですよとのことで、トイレで着替えます。靴を脱ぐ台があるので着替えやすいです。脱いだ服はCAさんが整えて席の壁の中のクローゼットスペースに仕舞ってくれました。
シャンパンとオレンジジュースを頂きます。出発後しばらくしてディナーがでました。和食と洋食をそれぞれ選びました。和食は前菜がどれも美味しくて、特にフォアグラが絶品でした。アイナメのお澄ましも出汁がよく効いていておいしく、他にも色々あって少しずついろいろな味が楽しめていいです。お造りもついてメインの和牛のすき焼きも味わい深くて美味しいです。洋食は前菜から彩もきれいに盛り付けてあり美味しかったです。和牛フィレ肉のステーキは大きくて、もったいなかったですがおなかいっぱいで残してしまいました。デザートの桜モンブランもとても美味しかったです。さらにチョコもついておなかいっぱいでした。途中結構揺れました。
映画はスパイダーマンの新作など見ました。ヘッドホンの音も本当にクリアです。CAさんが窓側の席をそれぞれベッドにしてくれました。貸し切りならではです。西川Airマットの厚みもあって寝心地よく、ゆっくり寝られました。ペットボトルの水は後で気づきましたが、黒部の荻生の水!乗っている間に気が付けばよかったのにと後悔です。
朝食は2人とも和食にしました。メインのカレイの煮つけが美味しかったです。食後のデザートのフルーツのプレートにCAさんがチョコペンで搭乗記念にと名前と便名、日付を描いて下さいました。とてもいい記念になりました。ニューヨークが近づいてCAさんにお願いして一緒に写真を撮らせてもらいました。本当に至れり尽くせりで細やかなサービスをしていただけました。
現地時間10:15、ニューヨークJFK空港に到着。入国審査はESTAも登録済みでチェックもなくあっさりだったのですが、主人の指紋認証がなかなかできず手間取りました。質問は泊まるホテルや滞在日数、何回目の入国か、現金はいくら持っているかなどでした。
荷物をピックアップして入国。レンタカーのオフィスが分からなくてウロウロし、たまたま聞いたカウンターにANAの職員さんがいて、ターミナルが違うのでエアトレインに乗らなくてはいけないと教えてくれました。更に乗り場のエレベーターまで案内してくださって降りるターミナルも教えてくださいました。さすがANAさん、親切です!
エレベーターで上がると駅があり無料のエアトレインに乗ります。しばらく走ると車窓からレンタカー会社がたくさん並んでいるのが見えてきました。降りていったん外に出てバジェットのオフィスに行き貸し出しの手続きをしました。ガソリンは返却時満タンにしなくていいとなっています。書類と鍵を貰って自分で車を探して乗り込みます。カーナビはついていますがパスワードを入れないと表示されません。予約に入っていないので持ってきたドラレコだけ設置して出発。今回はスマホでナビをしようと思って借りていません。
駐車場のゲートを出ようとすると書類が足りないと言われ、探しますが見つからず、もう一度オフィスに行って発行してもらいました。ポケトークで会話できて状況を説明できました。後でわかりましたが、ダッシュボードに元から入れてあった書類と重なってしまい無いと思い込んでしまいました。
12時頃ようやく出発。ハイウェイを95号→15号→84号→90号と走りました。途中、何度か分岐点で道を間違えて一般道に降りてしまい修正しながら走りました。途中のSAで昼食にと思いマックがあったので食べようと思いましたがあまりに高く、チーズバーガーは2個セットしかなく、単品で食べたかったので諦めました。隣のピザ屋さんがお手頃の値段だったのでそちらにしました。5.68$(747円)と安いですが美味しかったです。
ボストンのホテルに15時くらいに到着予定ですと伝えていたのですが、遅くなるので連絡しようと思いましたが、英語が苦手なので電話でなくメールで伝えようとアドレスを探したりしていて更に遅くなりました。結局アドレスが解らなくて、ブッキングコム経由でメッセージを送りました。
午後7時25分、クラブ・クォーターズ・ホテル・イン・ボストンに到着。ホテルの前に車を止めて先にチェックインします。自動チェックインの機械があったのですが、フロントの人がタッチパネルを操作してくれました。503号室です。ロビーにはコーヒーマシンがあって24時間無料で飲めます。紅茶や緑茶もありました。各階に冷水器と空のペットボトルがあっていつでも汲みに行けます。
部屋はとても広いです。ダブルベットとテーブルと椅子、ソファーがありTVは壁掛けで結構大きいです。室内にもネスプレッソのようなキューリグのカプセル式コーヒーマシンがありました。コンセントとUSBが何ヶ所もあって便利です。シャワーはフレキシブルで、掛ける所の高さも調節できます。アメニティーはミニサイズのシャンプー、コンディショナー、石鹸、クレンジング石鹸、ボディーローション、ボディータオルと充実しています。洗面台も広くていろいろ小物が置きやすいです。
ホテルの提携駐車場は歩いて2分ほどの所にあるPi Alley Parking Garageというところです。間違って歩行者が駐車場に行く通路に入ってしまい、通行人に教えてもらいバックしました。車の入口はダンキンドーナツの右側でした。結構大きな立体駐車場で、なかなか空きがなく7階まで上がって停めました。1階に事前精算機があり係員もいました。
夕食はホテルから道沿いに南に歩いて最初のT字路の角にあるメキシコ料理の「CHIPOTLE」というテイクアウトの店に入ってみました。結構混んでいるので美味しいのかなと思いました。まず器をサラダボールにするとかトルティーヤやタコスにするかなど選びます。前の人の注文を見ているとすごいボリュームなのでタコスを1個にしました。お米や豆、メインのチキン、野菜、ソースなど指差しで頼んで載せて貰います。タコス生地で包みアルミホイルに包んで出来上がり。ほんとに大きいです。税込み13.54$(1,757円)でした。ホテルに戻り1階でコーヒーを入れて部屋に行って食べました。大きすぎて食べにくいですがとても美味しかったです。
シャワーを浴びますが、シャワーは温度調節が難しいです。温度を上げると水量も増えます。
4月23日(土)
今日はボストンの歴史的な場所をつなぐ「フリーダム・トレイル」を歩きます。出発前にスマホのマップスミーにポイントを入力。まずはパーク・ストリート駅へ行って地下鉄の1日券を買おうと思いましたが自販機しかなく買い方もわからず人もいなかったので断念。道を渡ってパーク側の入口には人がいて自販機での買い方を教えてくれました。
ボストン・コモンは噴水があって綺麗に整備されたとても感じのいい公園です。その中にあるフリーダム・トレイルの起点になる観光案内所へ。マップは有料。道に印があるからわかると思い買いませんでした。建物の前に植民地時代の衣装を着たガイドさんがいたので一緒に写真を撮らせてもらいました。赤いレンガの道しるべを辿って出発します。公園を抜けてマサチューセッツ州議事堂へ。正面は改修中で幕がかかっていました。幕に建物の正面の写真がプリントしてあります。パーク・ストリートを下ってパーク通り教会を見て左折するとグラナリー墓地があり、更に進むとキングスチャペル、右に曲がるとベンジャミン・フランクリンの像がありました。ガイドつきのツアーの人たちが結構います。その先のオールドコーナー書店に行ってみると夕べのメキシコ料理の店でした。壁にオールドコーナー書店の銘板がありました。左に曲がって進み旧州議事堂へ。素敵なレンガ造りの建物です。表側に行くとジョージ・ワシントンが演説をしたというベランダがあり、屋根の上のユニコーンとライオンの像が素敵です。その建物の目の前の地面にボストン虐殺地跡の円形の碑が埋め込まれていました。大き目のマンホールといった感じで知らなければ見逃してしまいそうです。
晴天で気持ちがいいですが日蔭はちょっと寒いくらいです。薄手のダウンコートが必要です。左に進むとファニュエルホールの前に出ました。アメリカ独立に尽力したサミュエル・アダムスの像を見てクインシー・マーケットへ。まだ朝早いので店は開いていないようです。右にサウス・マーケット、左にノース・マーケットの建物がありました。
おなかがすいてきたので朝食を食べられる店を探しました。ファニュエルホールの左側のユニオンストリートにある「The White Bull Tavern」という店が開いていたので 入りました。目玉焼きを挟んだクロワッサン、普通のクロワッサン、コーヒーを注文。美味しかったです。夜はバーになるようで天井にミラーボールなどがあってカウンターの中にはアルコールがたくさん並んでいました。TVモニターがいくつもあってバスケットボールなどのスポーツが放送されていました。ピザ窯もありました。
次はヘイマーケットに行きました。果物や野菜が並ぶ青空市場で、イチゴやブルーベリーが安いです。イチゴはパック1ドルで量も多いです。今買っても持ち歩けないので諦めました。マーケットから道を渡って隣にあるパークウイングス公園へ。こぶしの花が咲いた並木がきれいです。感じのいいブランコがありました。
次は独立戦争のヒーローのポール・リビアの家へ行きました。イギリス軍の進軍を早馬でボストンからレキシントンの独立軍に知らせたそうです。「真夜中の疾駆」という詩で有名だそうです。次にポール・リビアモールへ行きました。ここでも植民地時代の衣装を着たガイドさんが観光客に説明していました。その奥のオールドノース教会を見てコップヒルズ墓地へ。次のポイントのチャールズタウン・ネイビーヤードに向かうため、橋を渡ろうとしましたが右側が工事中で信号まで戻って左側に行きました。橋のたもとにコンバースの大きなビルがあり、橋を進むと途中に木造のレトロな水門がありました。川を渡ってチャールズタウンの桟橋へ。まずは現在も航行できる世界最古の戦闘艦のコンスティテューション号を見に行きました。帆は張ってありませんがマストが立派です。次はカシン・ヤング号へ。どちらも中に入れるようですが、結構歩き疲れていたのでパスしました。博物館もパスしてハンガーヒル記念塔に向かいました。途中桜の花?が沢山咲いていました。
ハンガーヒル記念塔はフリーダム・トレイルの終点です。階段を上ったところの広場に67ⅿのオベリスクがそびえていました。独立戦争のバンカーヒルの戦いの指揮を執った大佐ウイリアム・スコットの像があってみんな記念写真を撮っていました。塔の右横の地面に終点のマークが埋め込まれていました。
塔から南の方に歩いてオレンジラインのコミュニティー・カレッジ駅まで行きました。結構遠かったです。ホームに降りると構内の雰囲気は地下鉄なのですが線路とホームの高さがほとんど変わらず違和感がありました。ヘイマーケット駅でグリーンラインに乗り換えミュージアム・オブ・ファイン・アーツ駅で下車。
ボストン美術館に向かいました。歩き方にはシニア料金が書いてありましたが、窓口で聞くとないとのこと。大人1人27ドル(7127円)です。チケットにゴーギャンやルノワールの絵がプリントしてありました。ガーデンカフェテリアで食事をしようと思いますが、場所がわからず何人かに聞いて辿り着きました。1階の158号室の横の扉を抜けて左の階段を降りると地下1階で、左手にカフェテリアがあります。半セルフサービスで山盛りのサラダ、チキン、コーラを注文し、レジで精算します。28.3$(3,735円)でした。室内にも席はありますが、せっかく中庭で食べられるので中庭に行きました。木陰の席を探して座りました。お天気も良く小鳥のさえずりが聞こえてとても雰囲気がいいです。
ルノワールの「プーシバルの踊り」は係員に聞きましたがないとのこと。日本美術のコーナーに向かいます。快慶の弥勒菩薩がとても素敵です。向かいにある阿弥陀三尊像も立派でどちらも保存状態がとてもいいです。浮世絵のコーナーはどこにあるのかわかりませんでした。ヨーロッパ印象派のコーナーではモネの「ラ・ジャポネーゼ」がとても素敵でした。思っていたより大きいです。ゴーギャンの「我々はどこから来たのか…」が反対側の壁にかけてありこれも大きいです。
美術館を出て、グリーンラインに乗ってパーク・ストリートへ。レッドラインに乗り換えようと思いましたが、クローズ。地上に上がると、バスに乗るように言われました。無料とのことです。バスの一番前の席に座って景色を見ながら行けるので市内観光をしている感じでいいです。各駅を回っていき、ハーバード大学前に到着。すぐ目の前に門があって敷地内に入りジョン・ハーバードの像のところへ。靴を触ると幸運が訪れるといわれているので、他の観光客と同じように靴に触って写真を撮りました。大学構内はゆったりしていて学生もいますが観光客も多いです。小さいトランポリンにボールを当てて掌で打ち返すゲームをしている学生もいました。記念協会、図書館、記念ホールなど外から見てジョンストンゲートから出ました。
看板に従ってバス乗り場へ。ここからも無料です。MIT(マサチューセッツ工科大)近くのバス停に着くとここが終点と言われ他のお客さんも一旦降ろされましたが、パーク・ストリートまでどうやって行くの?という感じのところで、乗客からクレームが出てまだ先に行くようになったようです。私たちは大学に行くのでここで降りました。
MITは人もまばらでひっそりとしています。ガルダー作の「ビックセイル」を見に行きました。黒い鉄のモニュメントでとても大きいです。ヘンリームーアの像も見て、マサチューセッツアベニュー沿いのバス停からバスに乗って橋を渡り、ヘイネス・コンベンション・センター駅でグリーンラインに乗り、ヘイマーケットへ。青空市場に行くともう片付けが始まっていて、イチゴを1パックだけ買いたかったのですが、8パック3ドルとかで売っていてばら売りしてくれません。ほかの店で交渉して何とか2パック1ドルで売ってもらいました。メキシコ産で454ℊ入りです。
クインシー・マーケットの広場に行くとストリートパフォーマンスをしていて人だかりができていました。クインシー・マーケットの建物の中に入り、「ボストンチャウダー」でホットロブスターロールを注文。チャウダーと飲み物がついています。40.65$(5,366円)。ガイドブックより値上がりしています。建物の真ん中に立って食べられるエリアがあったのでそこで食べました。ロブスターはボリュームがあって美味しいです。チャウダーもロブスターの出汁が効いていて美味しいです。2人で1セット取ってそれで十分でした。
センターコートではアジア系の女性が電子バイオリンの演奏をしており、とてもうまくて周りの人たちもたくさん拍手していました。
ホテルに戻り、買ったイチゴを食べてみました。傷んでいるところも多くて削るのに苦労しました。ほとんど味がしません。ビタミンの補給と思って食べました。
ニューヨークに向かう明日の道路状況はどうかフロントの人に相談しました。普段の日曜日はところどころ渋滞するとのことなので、明日は早めに出ることにします。
5時半起床。イチゴをもう1パック食べますがやはり美味しくないです。
チェックアウトは機械でできるようですが、またフロントの方が手伝ってくださいました。2泊で299.94$(39310円)でした。駐車券を認証してもらい、スーツケースを預かってもらって車を駐車場に取りに行きました。
駐車場の事前精算機で清算しようとしますが上手くいかず、係員に見てもらいましたが駄目で、車で降りてきて出庫レーンに来てくださいとのこと。7階から降りてきてゲート前で係の人に操作してもらいます。クレジットカードで清算しますが上手くいかないようです。どこかに電話してようやく受付できたようですが、金額が48ドルと高いままなのでホテルの割引があるはずですと言うと手作業でカード清算して32$(4,223円)にしてくれました。ホテルでスーツケースを受け取り、ボストン茶会事件の橋に向かいました。アラレが降ってきたので写真だけ撮ってハイウェイへ。
90号→84号→15→8 25→95号→278号と走り、橋を渡ってFORドライブ→ニューヨークの中心へ、というルートです。途中のSAのダンキンドーナツで休憩しました。
途中3台の玉突き事故を見ました。パトカーや救急車、消防車が来ていて騒々しかったです。途中休憩しながら走り、ほとんど渋滞に合わずにホテルまで着くことができました。「The Jewel Hotel Rockefeller Center」です。ホテルの前は駐車車両が多くて2重駐車してスーツケースを預けて車をバジェットに返しに行きました。バジェットの駐車場は混んでいましたが係の人が路上駐車でいいと言って返却手続きをしてくれました。トータル315$(39,886円)でした。
地下鉄の駅に行って自販機で1~7日券(一人34$)を買いました。日本語表示に変えられたので助かりました。地下鉄でPCR検査を受ける「クリアMD」に向かいました。途中方向が分からなくなって迷子になりかけましたが、何とか予約時間に5分ほどの遅刻で到着。急ぎましたが、当日受付もしているくらいで急ぐことはなかったようです。
鼻ぬぐい検査で1人175$(23,096円)、カードで支払います。受付の奥に入って椅子に座り、生年月日、ぜんそくやアレルギーの有無、日本への帰国かなどの質問を受けます。検査は全く痛くありませんでした。結果はメールで報告しますとのこと。
次は「あっとニューヨーク」へチケットを買いに行きます。しかし今は、チケットは扱っていないとのこと。確かに日本人が来ないので仕事にならないのでしょう。PCR検査の仲介斡旋しかしていないようです。メトロポリタン美術館とワンワールドのチケットは直接買うことにしました。
グランドセントラル駅に向かい、最新スポットの「サミット」へ。メインコンコースと同じフロアに受付がありました。ネットで事前予約してあります。2人分で144.81$(18456円)です。腕にQRコードのついた紙の帯を付けます。天井のカメラで写真を撮られ、ビニールの靴カバーを靴にかぶせます。次にスクリーンで映像を見て、機械で一人ずつQRコードの読み取りと顔のスキャンをして中に入りました。エレベーターで91階へ。エレベーターの中は鏡張りで左右に延々と中の人が写っていました。
エレベーターを降りると全面ガラス張りで天気も良く外の景色がとてもきれいに見えました。足元も天井もガラス張りで何重にも映り込んでいて不思議な世界です。窓際に行って写真を撮ります。外人さんのカップルに頼んで撮ってもらい、代わりに撮ってあげました。
次の部屋の床には草間彌生さんデザインのつるつるのシルバーの石のようなモニュメントが並んでいました。これも天井の鏡に映っています。その次の部屋はシルバーのバルーンがたくさんあって、触っていいので投げたり抱えたりして記念撮影していますが、すごい人混みで密な状態でした。マスクをしていない人もいました。
次の部屋へは壁の読み取り機で腕のQRコードを読み込ませて入ります。大きなスクリーンに雲の流れる様子が映し出されてそれが床の鏡の面に映って、そこに立つと雲の中にいるような感じになりました。更に進むとレストランがあり、外に出ることができて風が気持ちいいです。透明なエレベーターも込みのチケットなので受付をしてエレベーターに乗りました。マンハッタンのビル群の景色が眼下に広がっています。右にエンパイヤステートビル、ずっと向こうの海に小さくですが自由の女神も見えました。上で少し止まって記念撮影をしてまた下に降ります。下りのエレベーターへ向かい一気に降りて出口へ。
グランドセントラル駅は映画の舞台にもよくなるところで、手すり付きの大階段やシャンデリアがあって立派です。
駅を出てカフェにでも、と思いましたが思うような店がないので諦めてグリーンラインの地下鉄に乗りました。1駅のつもりがエクスプレスに乗ってしまい59STまで行ってしまいました。またグランドセントラル駅まで戻ってローカルに乗り換えました。レキシントンAV53からブルーラインで5AV/53ST下車、あとは歩いてホテルに戻りました。
チェックインしてスーツケースを受け取って部屋へ。601号室です。アメニティーやキーはボストンのホテルと同じです。結構広くて窓からロックフェラーセンターが見えます。
今日は歩き回って疲れたので、ちょっと休憩してから近くの交差点に出ている屋台でチキンケバブサンドとチリドックを買って帰ってホテルで食べました。2つで12ドルです。ホテルの2階に無料のコーヒーコーナーがあるので入れて部屋に持ち帰りました。
シャワーは水量が少し少ないですが温度調整はできました。
4月25日(月)
7時半ホテル出発。地下鉄に乗ってブルックリンのヨークストリート駅へ。駅を降りて前の坂道を下って「ブルックリン・ロースティング・カンパニー」で朝食を食べようと思いましたが、店が見つからず、「ワンガールズ・クッキー」へ。レモンのスコーンなどとコーヒーを注文して店内で食べました。クッキーはポロポロ落ちますが味はいいです。
9時20分、海岸沿いの遊歩道に向かいました。ブルックリン橋の向こうにマンハッタンのビル群が林立していてとても絵になる景色です。新婚さんがプロのカメラマン同行で写真を撮ってもらっていました。私たちも観光客のカップルに写真をお願いして撮ってもらいました。さらに進むとメリーゴーランドがありました。その前の岩場でファッション誌の撮影もしていて、きれいなお姉さんたちがポーズを決めていました。ブルックリン橋の橋脚のすぐ下の景色も良かったのでまた別のカップルに頼んで撮ってもらいました。
ブルックリン橋の下のガードの真ん中に階段があってそこを上がるとブルックリン橋を歩いて渡れる歩行者用の道に出ました。ワイヤーのケーブルがきれいな形になっています。両側が車道ですが段差があるのでたくさん車が通っていても怖い感じはしません。
橋からは左に自由の女神、バッテリーパークが見え、右にエンパイヤステートビルやクライスラービル、サミットも見えます。橋には絵をかいて売っている人もいます。橋の真ん中あたりがロープに邪魔されないので眺めがいいです。
マンハッタン側に降りていくと露店がたくさん並んでいました。そのまま歩いてワンワールドのほうに向かい、マクドナルドに入って休憩しました。プレミアムローストアイスコーヒー1.49$、モカフラッペ2.49$税込計4.33$。
ツインタワーの跡地の広場に行くと2つの巨大なプールがあって、ふちに亡くなった人の名前が彫られています。広場の周りにWTCのビルがいくつも建てられています。ワン・ワールド・トレード・センターに入ってチケットを買って展望台に向かいます。1人38ドル+10ドル(プログレッシングフィー)+税で計93.64$(12359円)です。窓口はあまり混んでいませんでした。
エスカレーターで下に降りて手荷物検査を受け、エレベーターに乗って一気に102階へ。エレベーター内の壁面がスクリーンになっていて、昔の景色から順に発展していく様子が映し出されていました。エレベーターを降りると横長のスクリーンがあってそれを見て出ると、360度ガラス張りでマンハッタンの街並み、ブルックリン橋、自由の女神などが見下ろせました。フロアにカラフルにペイントされたピアノがあって自由に弾けるようで上手な人が弾いていました。
ビルを降りてフルトンセンターに向かう途中カラフルな壁画がたくさんありました。フルトンセンターに入り、ハンバーガーの「シェイク・シャック」に行きました。人気の店なので結構並んでいて注文までに30分くらいかかりました。シャックバーガーとポテトのチーズ掛けとアイスティーをとりました。20.54$(2,711円)です。バーガーは肉の味がしっかりしていてとても美味しいです。ポテトのチーズ掛けも美味しかったです
地下鉄に乗って一旦ホテルで休憩してから15時半、タイムズ・スクエアへ行きました。すごい人で賑やかです。近くのハーシーズの店を見て地下鉄で移動してスーパー探しに行きます。セントラル・パークの南西の角にあるコロンバス・サークル駅で降りてタイムズ・ワーナー・センターのホールフーズ・マーケットに行きました。地下に降りていくと入り口がありました。これと言ってお土産にしたいものが見つからず、また地下鉄で72St駅に行き「トレーダー・ジョーンズ」に行きました。オリジナルのチョコが手ごろな値段であったので買ってみました。1つ1.79$で結構美味しかったです。
そのあと夜のタイムズ・スクエアを見に行きました。ネオンが華やかです。タイムズ・スクエアからは歩いてホテルに帰りました。ロックフェラーセンターの前を通るとクリスマスツリーで有名なビルの前の広場がローラースケート場になっていました。たくさんの子どもたちが滑っていました。正面の坂を上っていくと大きなシャベル(スコップ)があったのでロックフェラーセンターをバックに写真を撮ってみました。
今日も道端の屋台に行ってホットドックとチリドックを買って晩御飯にしました。
4月26日(火)
今日は朝食をチェルシー地区にあるスターバックス・リザーブ・ロースタリーに食べに行きます。ガラス張りのビルに1階にありました。道を挟んで隣にチェルシーマーケットがあります。内装はほかのスタバと違ってとてもおしゃれです。中に入ると真ん中に大きな焙煎機があるのが目立ちます。
メインバーでコーヒー2杯(6.9$、7$)、生ハムと野菜を挟んだクロワッサン(10$)、サワードゥ(目玉焼きを挟んでチーズをたっぷりかけた丸いパン、10.5$)を注文して窓際の席へ。天井にパイプが通っていて何かなと思っていましたが、豆がパイプを通ってメインバーに流れてくるそうです。注文カウンターの反対側で受け取ります。暖かいパンはベーカリーコーナーで受け取りです。計37.45$(税込み)(4,933円)でした。美味しいですが朝食でこれはほんとに高いです。近くにはグーグルやアップルのオフィスもありました。
メインのコーナーのほかに、奥には半地下のバーがあったり、スタバのグッズのコーナー、豆を買うコーナーもありました。お手洗いに行く途中、コスタリカのハシエンダアルサシア農園のお店の大きな写真が壁面になっていました。お手洗いもスタイリッシュです。
9時22分、店を出て隣のチェルシーマーケットを見に行きましたがまだ朝早くてお店は開いていませんでした。
地下鉄とバスでメトロポリタン美術館へ。結構長い列ができていました。しばらく並んで正面玄関へ。係員さんと一緒にいるワンちゃん(ゴールデンリトリバー)がおとなしく座って係員さんを見上げていて可愛いです。係員が、マスクを持っていない人に配る青いマスクをたくさん持っていました。街中ではマスクをしている人は少ないですが、公共施設なので着用しなくてはいけないようです。日本では不織布は白いマスクが主流ですが、アメリカでは青です。
入場料は大人2人税込みで50$。(9月時点でもう1人30$と値上げされているようですが。)チケットからシールをはがして胸に貼ります。
とにかく広くてどこに何があるかわかりません。歩き方の地図を見てもよくわからず、係員さんに聞いて見たい絵を探しました。
中央に飛び出した変形の四角のエリアのギャラリー964に一番見たかったフェルメールが4点ありました。「水差しを持つ女性」「少女」「眠る女」「リュートを引く少女」。フェルメールのコーナーはほとんど人が来なくて貸切り状態でゆっくり見ることができました。
ブリューゲルの「ハーベスターズ」、ルノワールの「ピアノの2人の少女」、ドガの「ダンスクラス」などもありました。ギャラリー825あたりは有名な絵が沢山!モネの「睡蓮の池に架かる橋」、スーラの「ラ・グランデ・ジャッテの日曜日のための研究」、ゴッホの「麦わら帽子をかぶった自画像」「アイリス」、ルソーの「ライオンの過去」、ゴーギャンの「イア・オラナ・マリア」、クリムトの「メダ・プリマヴェシ」等々。ゴッホの自画像はどこにあるのかわからず係員に聞くと部屋の真ん中にあると!ポツンと特別に台が設置されていて、みんな並んで順番に写真を撮っていました。こんなに目立つようにしてあるのに、壁ばかり見ていて見つけられなかったのです。
ユトリロやシャガール、ドガ、ピサロなどもありました。見たい絵が沢山ありすぎて時間が足りません。エジプト展もしていましたが見る気力がないくらい歩き疲れました。またいつの日か2~3日かけて見に来たいと思いました。
友達へのお土産に絵画の絵葉書を買おうと思ってばら売りの葉書を20数枚選んで会計に持って行くと「100枚入りのセットがお得ですよ」と教えてくれたのでそちらに変更しました。23.95$(3,155円)です。買いたかった絵のほとんど入っていて本当にお得でした。
「クリアMD」からの新型コロナのPCR検査結果のメールがなかなか来ないので、直接行ってみました。受付に言うとすぐにプリントして出してくれました。2人とも陰性でホッとしました。後で気が付きましたがメールは迷惑フォルダに入っていて、来ていないと言って申し訳なかったです。スマホに登録して画面が緑になり、OKです。
タイムズ・スクエアを通って一旦ホテルへ。ホテルの前の通りに大型のトラックが何台も止まっています。何かイベントがあるのでしょうか。
午後5時半ころ、アッパーウエストサイドの「ファイブ・ナプキン・バーガー」へ行きました。トマトとアボカドのサラダ(9.95$)とナプキンバーガー(18.5$)で税込計30.97$、チップ込みで37.16$(4,870円)です。バーガーに大きなピクルスが添えてあります。食べ応えがあって美味しかったです。
すぐ近くに「ブロードウェイ・ファーム」というスーパーがあったので入ってみました。Yogiのお茶などのお土産を買いました。お茶は1パック4.99$でした。大皿に盛られたお惣菜が沢山あって美味しそうでした。
ブロードウェイのハーシーズでお土産にチョコを沢山買いました。ハーシーズなら美味しいだろうと思って買いましたが日本に帰って食べてみると、変な味です。次買う機会があればトレーダー・ジョーンズのチョコにします。
ホテルに戻る途中、ホテルの斜め向かいのラジオシティー前にたくさんの人がいたので気になって本日の公演を見ると「オリビア・ロドリゴ」のコンサートでした。警備の警察官もたくさんいました。知りませんでしたが調べると超有名な歌手兼女優でした!世界ツアーの初日だったようです。
4月27日(水)
今日は帰国です。AM7時にチェックアウト。3泊で565.38$(75,688円)。5Av53st駅から地下鉄に乗り34stペンステーション駅下車。7:44発のニュージャージー・トランジットに乗りました。空港まで一人15.5$です。掌さんが検札に来て座席表のような紙を前のシートの上に挟んでいきました。持って行っていいものか置いていくべきかわからず困りました。8時過ぎにニューアーク空港に到着。モノレールでターミナル3へ。PCR検査結果をどこで見せるのか分からず、うろうろしていると日本人の女性が声をかけてくれました。アメリカ人のご主人とお子さんの3人で日本に里帰りするとのこと。受付の場所を教えてもらい、一緒に手続きできて助かりました。コンコースの真ん中にポツンとブースがあって知らないとわからなかったと思います。出国手続きをしてユナイテッド・ポラリス・ラウンジへ。人が少なくてゆったりしています。軽くだけ食べて出発ゲートへ。
11:25発成田行きUA079便に乗ります。ポラリスクラスで真ん中2席です。間に仕切りがありますが開けられます。ウエルカムドリンク(ワインとジンジャエール)とナッツが出て、食事は魚とお肉を人で1つずつとりました。ハーゲンダッツのアイスが付いています。夜食?にターキー&チェダーのラップとお菓子をいただいて就寝。フルフラットでゆっくり眠れました。
4月28日(木)
朝食はソーセージかパンケーキでそれぞれ1つずつ取りました。13:55成田到着。
まだ帰国ピークの時間ではなかったようでPCR検査場へは待ち時間なしで行けました。係員にスマホの陰性証明の画面を見せて検査ブースへ。検査後階段を下りて待合室に行きました。結果陰性で入国できました。JALのABCカウンターでスーツケースを発送、Wi-Fiを返却しました。
羽田へは電車移動です。検査が早かったので電車の切符を買ってのんびりしていると、電車の到着時間が結構遅いことに気が付きました。ホームで駅員さんに聞くとこれ以上早く行く方法がないと判明。羽田に着いてダッシュでカウンターへ。混んでいたのでグランドスタッフさんを捕まえて事情を説明して本来なら間に合わないところ、大急ぎで手続きしてもらい、無事伊丹行に乗れました。伊丹20:15着。車で帰路につきました。