2024.5.22~28
パース-マニラ経由
西オーストラリア旅行記
5月22日(水)
関空の4階一番右奥ABCカウンターで送ったスーツケースを受け取り、フィリピン航空のカウンターに行くとビジネスクラスも混んでいます。チェックインの時、オーストラリアのビザのプリントの提示を求められました。
手荷物検査のファストレーンの券とエアサイドラウンジの券をもらい、マニラの乗り継ぎで17番ゲートに行くようにと説明を受けプリントも貰いました。預けた荷物をマニラで検査を受けなくてはいけないようです。
ファストレーンで荷物検査を受け出国審査をし、KIXのカード登録の機械はデューティフリーのコーナーを抜けてからありました。仮登録し、QRコードを読み取って本登録しました。
エレベーターでエアサイドラウンジへ。チャーハン、シュウマイ、鳥の照り焼き、サラダ、オニオンスープ、ハム、ヨーグルト、チーズ、ケーキ、フルーツ、おにぎり、サンドイッチ、焼き菓子などコーヒー紅茶など品数豊富です。
ゲートは目の前です。搭乗開始予定は14:30ですが遅れています。
搭乗開始。一番前の席で前は壁。フットレストが無いので少し疲れます。アメニティはスリッパ、アイマスク、靴下、歯ブラシがありました。
ジュースのサービスがあります。モニターがないなと思っていたら、CAさんが、タブレットは要りますかと聞いてくれて、欲しいというとイヤホンと一緒にもってきてくれました。言語を日本語に出来なくてCAさんに聞くと日本語にして持ってきてくれました。
ほぼ定刻に出発しました。
15時50分、まずは飲み物(ビールと紅茶)とおかきのサービスです。紅茶はカップに少しだけ水を入れて持って来て、ティーパックを入れるとお湯を注いでくれました。少しぬるめの方がいいのでしょうか、苦味もなく美味しかっです。
16時半過ぎ、食事の配膳です。和食は特にすき焼きとわらび餅が美味しかったです。
洋食はまず前菜が来て食べ終わったらメインのカレイの甘酢餡掛けが出てきて洋風というより中華っぽいです。でも美味しくデザートのケーキも美味しかったです。更に食後にハーゲンダッツのアイスです。バニラ、抹茶、ラムレーズンがあったのでバニラとラムレーズンを頂いきました。ひさしぶりで美味しかったです。
男性のCAさんで接客も丁寧ですが接客は英語だけ。機内放送も英語だけでした。
ほぼ定刻にゲートに到着。飛行機を降りてゲート17を探しましたが分からず係員に聞くと案内してくれました。
手荷物検査をして階段を上がり、出発のフロアへ。マブハイランウジの場所が分からずまた係員に聞くと、お菓子を売っているお土産店の横のエレベーターまで案内してくれました。
みんな親切です。4階に上がると目の前がラウンジです。新しくて広く、座席もゆったり配置されています。
食事も美味しそうなものが色々あり、エビのヌードルやハロハロやマンゴーを食べました。どれも美味しいです。バーカウンターも充実していそうです。席にはUSBもコンセントもありました。
トリップコムから自動音声案内でフライトの変更あり、パース行きが遅れて1時10分発、パース到着も遅れて8時20分になるとの事。
ラウンジは何時まで開いているか気になって受付に行って聞くと24時間営業との事で助かります。
5月23日
出発ゲートに行くと預け荷物のチェックでゲート18に案内されました。そこにスーツ私達のケースがポツンとあり、開けて検査。無事終了して17番ゲートに戻ります。
機材が変わったために座席ナンバーが変わったのでボーディングパスを交換されました。
フィリピン航空のパース行きは大幅に遅れて2時20分出発で6時間35分かかるそう。
機材はエアバス330-330に変更。最新機種のようで綺麗で、設備も充実しています。座席は1-2-1の並びで2A3A。ヘッドホン、アメニティ―の中身も関空からマニラより沢山入っていました。スリッパ、布団もあります。
食事はまずロメインレタスのサラダ、フルーツとチーズ、ハムのプレート白身魚のあんかけです。身がゴロッと大きくて美味しいですがお腹いっぱいで食べきれません。Carmen’s
Bestというアイスのカップも出ました。
朝ごはんはフルーツ盛り合わせの後メインで、和食かチーズ盛り合わせです。ナッツとお水も出ました。
パースには9時15分頃着。ボーディングブリッジから建物に入ると一列に並んで通るよう言われました。そこに黒いラブラドールのワンちゃんがいて1人ずつクンクン臭いを嗅いでいきます。無事通過。
機械でパスポート読み取りするので早いです。しかし私は上手くいかなくて有人ブースへ。それでも空いていて早く手続き出来ました。
預け荷物のターンテーブルに行くとちょうど目の前に来てすぐに受け取れました。
税関は係員がパスポートと記入した用紙を見て、そのまま出口へいっていいとの事。厳しいと思っていたのに荷物チェックなしでした。
到着ロビーの左端のレンタカーカウンターに係員が誰もいません。駐車場にある受付に行くように書いてあるので国内線カウンター前にいた係員に聞くと途中まで案内してくれました。
ターミナルの右端まで行って外に出ます。
アラモは一番遠いです。9時49分着。
車はトヨタのヤリスクロス・ハイブリッド、オートクルーズ付き。右ハンドルでワイパーやウインカーも日本と同じで運転しやすいです。
駐車場を出てターミナル前に停めてキャッシングをしに行き、結構時間がかかってゲートを出る為に貰った駐車券を入れると17ドル!15分以上かかったからでしょう。カードで支払います。5分未満なら無料だったのに。10時34分空港出発。
4号線から1号線に向かい北に向かいます。無料のハイウェイです。周りの土が赤いです。
2連3連の大きなトラックが多く、日本では考えられない大きなプレハブの家まで積んだトラックも走っていました。途中時々路肩にカンガルーらしい動物がはねられて避けてあります。
ヤギはいますがカンガルーにはなかなか会えません。
途中持ってきたカロリーメイト、柿の種、シリアルバーを食べながら走ります。機内でもらった水があったのは助かりました。
ジェラルトンの手前のドンガラという街で1回目のガソリン給油。リッター181.9ドル。18.78リットル、34.91ドルです。トイレは外側にありますが綺麗ではないです。
途中のパーキングにはゴミ箱くらいしかありません。
17時半ごろメドーというところのガソリンスタンドで2回目の給油。虫がすごいです。リッター194円で現金払いです。
日が沈んで、17時40分頃、夕焼け空の雲が真っ赤に染まって幻想的!
だんだん暗くなり、車の通りも少なく、真っ暗になって路肩の反射板を頼りに走ります。
デナムのホテル到着。
入り口右のインフォの建物の玄関前にポストのようなボックスがあって、事前に連絡を貰っていた番号を入力して扉を開けると、自分の名前の書いてある封筒があり、中に鍵が入っていました。部屋番号は5。封筒の中に敷地の見取り図もあって車の停める位置も書いてあります。5番は向かい側に車を止めるところがありました。
部屋は広くて設備も整っていました。入ったところには6畳くらいのリビングと2畳くらいのフルキッチンがあります。4つ口コンロ、オーブン、シンク、大きい冷蔵庫、電子レンジ、調理器具や食器、カトラリー、トースター、湯沸かしポット、洗剤、布巾、スポンジ、コーヒーや紅茶などあります。冷蔵庫にコーヒー用のミルクも入っています。隣の部屋に洗濯機、さらに奥に洗面とシャワーとトイレがありました。ベットルームはツインベットがひとつとシングルベットが一つありゆったりしています。
掃除用具もあり外に洗濯物を干せるスペースもありました。水が貴重だと聞いていたので出なくなると困るので早めにシャワーを浴びました。
シャワーの水量まあまあいいですが、シャンプー・リンスは無く石鹸だけあります。シャンプー・リンスは持って来てよかったです。晩御飯は日本から持ってきたレトルトカレーとコーンスープを温めて食べました。ガスコンロはマッチでつけます。
南十字星がホテルの庭からもはっきり見えました。車で郊外に行きましたが月が明るすぎてホテルで見たのと変わりません。月が出ていなければ天の川も見えたと思いますが。
5月24日
朝食はチキンラーメンと青汁です。
8時半にホテルを出発します。部屋はカーテンを開け、鍵を掛けずにテーブルの上に置いて出ました。
モンキーマイアニア向かいます。
途中立寄ったリトルレイクは綺麗で雰囲気がいいです。2匹のエミューと湖面に水鳥が数羽いました。
9時過ぎ、モンキーマイアに着くと駐車場の入り口に料金表がありましたが、係の人がいて中の建物で払ってとのことです。
車を止めて茶色の木造の建物の方に向かいます。海辺ではイルカの餌付けが始まっていて沢山の人が見ていました。ピーチには入らず、桟橋の上から見ました。3〜4頭来ていて、浅いところで泳いでいます。係員さんがバケツから取った魚をあげていました。桟橋の下には沢山の小魚が泳いでいました。晴天で気候も良く爽やかです。ハエたくさん飛んでいて服や頭にも止まってすごいです。
受付のある建物へ。お土産店と一緒になっています。ツアーの受付は船に乗るときでいいとのこと。駐車場も船の予約があるからかフリーとのことです。
もう直ぐ海岸でイルカの餌付けが始まりますとのことです。2回目もあるようです。靴を脱いでみんなと並んで海に入ります。今度は7.8頭来てグルグル浅瀬を泳いで直ぐ近くまで来たりしました。係員さんが魚をあげますが、お腹がいっぱいなのか食べません。足が砂だらけなので裸足で車に戻りましたが痛いです。ウォーターシューズに履き替えて桟橋へ。
9時45分、チケットを見せて桟橋の船に乗船。ビーチサンダルに短パンの人が多いです。乗組員さんは女性です。帆を上るのにマキタの電動の機械を使ってロープを巻いていました。小学生くらいの子に操作をさせてあげていました。10時出航。
暫く進むと沖に家のような工場のような船があって、タカでしょうか鳥が大きな巣を作っていました。
しばらく進むとジュゴンがいました!鼻先で小さい潮を吹いて、背中と尾ビレを見せて潜ります。あまり近づいてはいけないようで残念ながら顔はあまり見えませんでした。3頭くらいいます。暫く見てから沢山のイルカの群れがいたので船はイルカを追いかけます。イルカもわかっているのか船の下を潜ったりして暫く見られました。この後またジュゴンを見にいきました。
12時過ぎ、子供達が慌ただしく水着になって船尾にいきました。船尾に張ったネットに乗って水を浴びるアトラクションです。キャアキャア声をあげて楽しそうです。次は大人の番です。大人もワイワイ楽しそうです。少し時間オーバーして港に戻り下船。
車に戻り出発。シェルビーチに向かいました。駐車場から少し歩いて海岸へ。ここもハエだらけです。海岸は小さいアイボリーの白い貝殻でできていて天気も良くてサングラスなしでは凄く眩しいです。泳いでいる人が何人かいました。海水が本当に綺麗です。
次にハメリンプールに向かいました。事前に調べたとき、桟橋がクローズになっていたので無理かなと思いつつも行ってみました。キャンプサイトに入ってしまい道が分からなくなりましたが、オフィスで聞いたら見学の駐車場は左側とのこと。車を止めて海岸に行ってみるとやはり桟橋が嵐で壊れていてネットが貼ってあり、近づけません。海岸に何か多肉植物のようなものはありますが、ストロマトライトではないようです。ストロマトライトも嵐の被害を受けたのでしょうか?諦めて車に戻りセルバンテスに向かって走ります。
途中ガソリンスタンドがありましたが、前を走っていた大きい車が入ったから次のスタンドにすると言ってそのままパスしました。ガソリンのメモリは残り3メモリ。まずいのではないかなとも思ったのですが。次のビヌのガソリンスタンドまで結構距離があり、メモリが一つになり、給油ランプがつき、しまいにlowの表示まで出てしまいました。BINNU LIOUOR STOREというガソリンスタンドの営業時間は午後6時まで。何とか時間的には間に合いそうと思い燃費を考えて80キロくらいのスピードで走ります。やっとガソリンスタンドに着いた!と思ったのにクローズドになっています。まだ15分ほどあったのに。次のガソリンスタンドは40キロほど先のノーサンプトンの街まで行かないとありません。これは本当にまずいと思い、店の裏に自宅があったので側面に回り込んで一生懸命声をかけたら、ワンちゃんが吠えて、家の人も気づいてくれて、出てきて給油させてくれました。カード支払いできました。本当にホッとしました。
ジェラルトンに向かってまた走り出します。大きな月が東から登ってきました。綺麗です。
ジェラルドンは結構大きな街です。午後7時ころ、ホテルに到着。「ホスピタリティ・イン・ジェラルトン・シュアステイコレクション・バイ・ベストウエスタン」です。
フロントでチェックイン。平屋の建物が並んでいて、車は部屋の前に停められます。敷地の真ん中にプールがありました。
部屋はシンプルですが綺麗で、デスク、テーブルと椅子、ツインベットとシングルベットがあり、広くゆったりしています。コンセントはOタイプ。オーストラリアはみんなOタイプです。小袋のコーヒーなどと電気ポットがあります。プリングルスとワイン、冷蔵庫の中の飲み物などありますが、有料だと思います。洗面台は広く、物を置きやすいです。ドライヤー、石鹸、コンディショニング・シャンプーもあります。シャワーは天上据え付けタイプです。
晩御飯は疲れていたのでホテル併設のレストラン「エメラルドルーム」で食べました。ホテルのフロントとの間に水槽があり熱帯魚が泳いでいました。
イカのサラダとハーフサイズの魚料理(ピクスピナッチ)とエビのパスタを注文。サラダのイカがすごく美味しいです。魚料理はフィッシュ&チップスです。ハーフなのに結構な量。パスタのエビも大きいものが10匹も入っていてボリュームがありました。食べきれず残してしまいました。レストランの壁には行きの道の脇にあるのを見ていた、風でグニャリと曲がった大きな木の写真が飾ってありました。
食後、水などを買おうと近くのIGRというスーパーに行きました。とても広くて食品や日用品など品揃えも充実しています。お弁当やサンドイッチ、デザート、フルーツなども豊富です。部屋に戻りシャワーを浴びて休みました。
5月25日(土)
昨日の晩御飯を食べたレストランで宿泊に付いている朝食です。
シリアル、トースト、生のフルーツ4種類、コンポート2種類、ヨーグルト、ミルク、チーズ2種類、ハム3種類、ジュース4種類、コーヒー、紅茶などありました。
日本人は他にいませんが、中国人のツアーが利用していて10人くらいいました。
ホテルを出発し、しばらく走るとレストランで見た絵の木が道の右側にありました。駐車スペースもあります。「Leaning Tree」(傾いた木)と看板に書いてあります。強い南風で曲がってしまったユーカリの木です。この近辺の牧草地の並木も結構傾いていました。
雨が降ったり止んだりしていて9時過ぎ、大きな2重の虹が視界の端から端まで架かっていて綺麗でした。
セルバンティスの「ロブスターシャク」に到着。11時から営業で少し早く着きましたがもう入れました。ツアー客が多いからでしょうか、座席が沢山あります。海沿いの席も眺めがいいですが波が高くてかからないか心配なので3列目くらいの屋根付きテラス席にしました。
受付に並んで注文します。キャッシャーの前の黒板に値段が書いてあります。メニューはネットで見た時は出ていなくてその日の時価でしょう。
スモールのホール300ℊ58ドル、ミディアムハーフ250ℊ50ドル、ミディアムホール500ℊ70ドル、ジャンボホール1㎏120ドルです。
ミディアムサイズを注文しました。呼び出しのベルを貰って、鳴ると取りに行きます。縦半分にカットしてくれていました。2人でシェアしてちょうどの量です。サラダとポテトとソースつきバスケットでソースなしでも美味しいですがソースも美味しいです。ポテトもカリカリでいい食感です。海岸は波が荒いですが天気も良くて爽やかです。
ガソリンスタンドで給油して街を出ます。直ぐそばのテティス湖に行きました。うっかり忘れてインディアンロードまで出てから戻ろうとナビ検索したらショートカットですがガタガタ道でした。木の枝も出ていて車を擦ってしまいました。あまり目立つ傷はつかなかったのでホッとしました。
駐車場から遊歩道を歩いて湖岸に着くと規模は小さいですがストロマトライトがありました。説明を見ると真ん中が凹んでいるのは不健康なものとのこと。半分以上のストロマトライトは凹んでいました。中国人のツアーの人たちも来ていました。
セルバンティスから17キロほど走り、12時半過ぎ、ナンバン国立公園のピナクルズに到着。
ゲートの入り口で入場料を払い、案内ルートに従って反時計回りに進みました。ドライブルートに入りって直ぐに広いところがあって「荒野の墓標」と言われるとおり、たくさんの墓石のような石柱が林立していました。
歩いて回っている人は少なくほとんどの人が車です。ここでも中国のツアー客が多いです。所々道幅が広くなっているところに車を止めて石柱の間を歩いて回ります。原生林が枯れた後、風化が進んで根っこの間の石灰岩が塔のように残ったそうです。右も左も石柱だらけで壮観です。また車に乗って進み、デザート・ビュー・ルックアウトに着き、降りて左側の展望台に上ってみました。180度ピナクルズの景色を見渡せます。反対側にはインド洋が見えました。戻って道の右手の大きな岩の上に上るとこちらの方が360度石柱の砂漠が見渡せていいです。
また車で走り左の脇道にも行きましたが規模は小さいです。元のルートに戻り進みます。まるで墓地の様に石が密集している所や根元がピンクの石があったりして見ていて飽きません。ガタガタの所や狭い所もありますが、4WDでない乗用車でも回れる道でした。30分ほどかけて1周して、もう一度最初のポイントに行って他の観光客に頼んで2人の写真を撮ってもらいました。一方通行なので結局2周して出口へ。
午後3時頃ランセリンの街に到着。砂丘に行く前に手前のエリアでトイレ休憩。通りに面した平屋の長い建物にお店は何件かありますが、時間が悪くて閉まっていました。閉店直後の店から出てきた人に教えてもらって手前の公園のトイレに行きました。その建物の裏側に1件テイクアウトのお店が開いていたので、飲み物を買いました。パンやスイーツなどもあってテラス席で食べている人もいました。
ランセリン砂丘の入り口へ。目の前には広い砂丘が広がっています。
ツアーの受付の建物があり、4輪の2人乗りバギーで30分140ドルなど書いてあります。あまり時間も無いのでツアー参加はやめましたが、係員に説明を聞いてヘルメットを着けて隊列を組んで砂丘に向かうツアーの人たちが結構いました。奥の方の砂丘にサンドボードで滑っている人たちの姿も小さく見えました。レンタカーはヤリスクロスで2WD。4WDなら奥の方まで行けたのですが、諦めて入り口付近から眺めるだけにしました。
パースに向かって出発。午後4時半ごろまた綺麗な大きな虹が出ていました。
パースの街中に入ってスーパーIGEノースブリッジ店に寄って晩ご飯を買いました。駐車場もありました。ここも品ぞろえが豊富です。
午後6時半前にホテルに到着。駐車場に車を止めるとオーナーが迎えに出てくれて、建物の中を通って奥の庭に案内してくれました。建物の手前が宿泊客のエリアでその奥の扉の向こうがオーナーのリビング、更にその奥に庭があります。オーナーのリビングはインテリアも凝っていて豪華です。奥様が中国の音楽が好きだそうでテレビで流れていました。中庭は緑いっぱいで彫刻もあり素敵です。焚火を炊いてワインを出してくれました。暫くおしゃべりをしてから荷物を運び入れました。
玄関からまっすぐ廊下が伸びていて途中にスーツケースを置く台があり、廊下の奥に食事用の2人掛けのテーブルがあります。大きなレトロな時計があってその向こうがオーナーのリビングです。玄関の右に寝室があり、ダブルベット、大きい冷蔵庫、食器やカトラリー、コーヒー、紅茶などの入ったタンス、テーブルにはクッキー、シリアルひと箱、パン焼き機、ポット、ティッシュなどあります。ベットの上にWelcomeの板チョコもありました。冷蔵庫の中にはビール、トニックウォーター、牛乳、水、冷凍庫にもたぶんレンチンするだけで食べられる食品が数種類入っていて至れり尽くせりです。しかもすべて無料とのことです。知っていたらスーパーに寄らなくても良かったです。
廊下の突き当りの右側にキッチンとランドリーがあります。シンクは結構小さめですが、洗い桶、スポンジ、洗剤、ゴミ袋もあります。布巾やキッチンペーパーは無いようで寝室の机の紙ナプキンを使って拭きました。調理器具は電子レンジと蓋付電気フライパン鍋なべがありました。鍋底の中に液体が入っていて液体はオイルでしょうか?密閉されています。
スーパーで買ってきたチキンのお弁当と、日本から持ってきたレトルトご飯をレンジで温めて食べようとすると、オーナーが白ワインを1本差し入れてくださいました。オーストラリア産のRiverside LandingのCabernet Merlotで、飲みやすくて美味しかったです。多いので明日また飲みます。
キッチンの横には洗濯機と乾燥機もありましたが今回は使いませんでした。
寝室の奥に洗面台があり、石鹸とボディークリームなどもありました。その更に奥にシャワールームとトイレがあり左右にガラスで仕切られています。シャワーは日本のものと同じでヘッドが外せて、掛けるところも可動式なので背が低くても使いやすいです。シャンプーとボディーソープがありました。
玄関や寝室のドアストッパーが可愛いぬいぐるみです。これで止まるの?と思いましたが中におもりが入っていてしっかり止まりました。
5月26日(日)
朝6時20分ホテルを出発。朝早いのに結構道路が混んでいます。Eジェット6時55分着。駐車場止めて、駐車場の角にある赤い機械で駐車料金払います。車のナンバーを入力し緑ボタンを押し、1デイを選択、緑ボタン、カード選択して緑ボタン、カード差し込み、認証したら抜くとレシートのプリント出てきました。プリントは車には置かなくてもよくて持っていっていいそうです。
事前に予約していたロットネストエクスプレスが岸壁に泊まっていて船の前で受付。5分前にゲートが閉まります。予約票のQRコード読んでもらって7時半出発の便に乗船。レンタル自転車も一緒に予約していますが下船時に言えばいいとのこと。料金は大人1人48ドル+レンタサイクル36ドルで、2人で168ドル。カード決済手数料と入島料、税金込みで合計210.95ドルです。
7時33分出航。2階の窓側に座って夕べ買っておいたサンドイッチを食べました。少し揺れましたが酔うほどではありません。
ロットネスト島に到着して下船。船の後ろに積んである自転車を借りました。ヘルメットも付けなくてはいけません。変則付き、チェーンの鍵付きで、シートも結構低くまで下げられます。桟橋の付け根のあたりのビジターセンターのお手洗いに寄ってから島の周回に出発。1台は変則が出来ず、操作が間違っているのかなと思いながら出発してしまい、しばらく走ってもう一度じっくり見ても壊れているようです。一番下の変則になっているので坂道は上がれるし、船はもう出港してしまっているので交換はあきらめました。
パーカー・ポイント・ロードを時計回りに進みます。桟橋付近のエリアは平たんですが、しばらく進むと起伏が多い道になりました。
まず、Henrietta Rocksという海沿いのビューポイントへ。自転車を止めて木の階段を降りて波打ち際に行ってみました。波も穏やかで海も空も青くてきれいです。次はパーカーポイントへ。こちらも木の階段を降りると綺麗な海が広がっていました。クウォッカに会いたいと思い探しながら行きますがいません。サーモンベイ沿いの高台のFairbridge Bluffという所からはきれいな砂浜の海岸線が見え、沖にはきれいなチューブの波に乗っているサーファーが見えました。島一周は時間的に無理なので次は島の真ん中にあるワジェマップ灯台に向かいます。ワジュマップ・ロードに進み、登っていくと灯台に着きます。灯台の手前の林の中にクウォッカの絵と「私は野生生物なので触らないで」と書いた看板がありましたがいません。夕方でないと出てこないのでしょうか。
坂を登りきると綺麗な真っ白な灯台がそびえていました。時間があまりなかったので灯台の上には登りませんでしたが、天気も良く敷地が高台なので眺めがいいです。海の向こうパースのビル群も見えました。眼下には緑の森が広がり、サーモンベイや、走ってきた道が見下ろせます。
港付近でクウォッカを探したいので、早く港に帰られるルートを灯台の係員さんに教えてもらいました。来た道を下ってパーカー・ポイント・ロードとの交差点まで戻ってディックビー・ドライブに左折して港の方に向かいます。途中に岸辺がピンク色の湖がありました。左右両側が湖です。その先のガーデン湖を過ぎるともうすぐ港です。港近辺はいろいろな施設があり観光客も多く賑やかです。ロットネスト・ベーカリーという店の前の道を海の方に行くと突き当りの柵の前にクウォッカが1匹いました!可愛い‼近づいても全く逃げません。地面に落ちている葉っぱなどを一生懸命食べている様子をかがみこんでパシャパシャ撮影。柵に沿って右に行くと木の繁みの中に寝ているクウォッカが何匹もいました。待っていると起きたのでまた撮影会。近くの他の場所にも何匹もいて、ロットネスト島に来た目的達成です。港に戻り、自転車を返却して11時半出発の船に乗ってパースに帰りました。
車に戻り、カバシャム・ワイルドパークに向かいました。駐車場は運よく動物園の入り口近くに停められました。
入園料は大人1人38ドル、2人で68ドルです。30ドルでコアラを抱っこ出来るイベントはもう売り切れていました。でもウォンバットやコアラと一緒に写真を撮られるイベントは無料で、1日3回あってこちらは並べばいいとのこと。コアラが9時、11時半、午後3時半、ウォンバットは午後のミート・ザ・ウォンバットは14時から、ミート・ザ・コアラは15時半からの回に行きます。
始まるまでタスマニアンデビルやモーリーズ・ファームという牛や馬、鶏など牧場にいる動物のエリアなどを見て回りました。
ミート・ザ・ウォンバットの開始少し前に並んで中に入ると、大きなウォンバットを抱っこした飼育員さんがベンチに座っていて、その両側に座って別の係員さんが預けたカメラやスマホで撮影してくれます。何枚も撮ってくれました。撮り終わって見ると結構たくさんの人が並んでいました。そばのゲージには子どものウォンバットがいてずっと行ったり来たりしている様子を見られました。他にオウムやポッサム、カワセミ、フクロウ、蛇と写真を撮ることもできます。
次はカンガルーのエリアに行きました。エリアに入ると沢山のカンガルーがいて餌のチップもあったので手に取ってあげますがお腹が空いていないようでどの子も食べてくれません。仕方なくカンガルーが沢山いる場所の近くに捲いて進みました。進んで行くとすごく広くて奥の方にもたくさんのカンガルーがいました。ここまでエサを持ってくればよかったと思いました。
クウォッカ、ハリモグラもいました。白いオウムの前を通ると「ハロー」とオウムの方から声を掛けてきました。振り返って見に行くと2羽のオウムが金網の所に飛んできて全く同じ動きをして見せてくれたのが面白かったです。
次はコアラの所に行きました。たくさんのコアラの写真がずらっと並んでいて名前も書いてありました。係員さんが1匹のコアラを方に乗せて水巻をしていて近い距離でじっくり見られました。
ミート・ザ・コラは思ったほど混んでいません。ユーカリの葉を括り付けた木にコアラがいて、そのコアラのすぐそばに行って自分のスマホで係員が写真を撮ってくれます。コアラの足だけ触っていいとのこと。フワフワで本当にぬいぐるみみたいで可愛いです。顔の横5センチくらいの所にコアラの顔があって、途中でこっちを向いてくれて目が合いました。
帰りに出口近くのお土産コーナーで友達にコアラのキーホルダーを買いました。たぶん日本のお土産店の方がクオリティーが高いと思いますが…。車に戻って出発。途中、道路を3匹のカンガルーがピョンピョンと横切って行きました!こんな街中で?公園に隣接しているからでしょうか。
どこかのステーキハウスでオーストラリアビーフを食べようと思っていましたが、結構高いし、口コミを見てもあまり評判のいいところが見つからなくて、スーパーでお肉を買ってホテルで焼くことにしました。ウールワースのパース・エアポート店に行き、晩ご飯の買い物をしました。営業時間が平日は朝5時から晩10時、土日が朝7時から夜9時まで!
ポーターハウスステーキ400ℊで15.56ドルです。あと、コールスローとチキン&コーンスープも買いました。
ホテルに戻り、塩コショウも置いてあったのでそれで味付けして牛肉を電気フライパンで焼いて食べました。脂身は縁だけでヘルシーでかつ美味しいです。昨日頂いたワインも一緒に飲みました。
ゴミの分別は結構しっかり分けているようで外に色分けされた大きなゴミ箱がいくつかありました。
5月27日
5時20分、早朝なので鍵は閉めてホストへ入れてホテルを出発しました。
空港に向かいレンタカーを返却します。車を止めて、鍵をボックスに入れて空港へ。
フィリピン航空のビジネスクラスのカウンターでチェックイン。荷物はマニラで出さなくては行けないと思ってパッキングしておきました。フィリピンでおお土産を買って詰め込む予定です。。
8時30分発PR224便でパースからマニラへ向かいます。案の定約30分遅延です。
席に着くとシャンパンのサービス。パイナップルとマンゴーのジュースです。美味しい!
座席は2-2の3列目でシートは新そうです。ヘッドホン、アメニティー、スリッパ、毛布もあります。モニターもまあまあ大きめです。
最初の食事は3種類から選びますが2人ともシーフードにしました。海老と麺料理で美味しいです。
到着前に軽食が出てビーフかチキンでビーフを取りましたこちらも美味しいです。
ジュースはオレンジジュースかクランベリージュースで、クランベリージュースを貰いました。
マニラに到着して荷物を受け取り、空港の外に出て横断歩道を渡るとグラブの緑色のブースがあります。事前に予約していましたが、その場でも手配してくれるようです。スマホの操作を手間取っていると係員が手伝ってくれました。暫く待つと手配したナンバーの車が来ました。運転手はハンドルの横にスマホをセットしていてホテルまでのマップを見ながら運転します。途中少し渋滞しましたが、20分ほどでホテル「ザ・チャーター・ハウス」に行きました。到着すると事前に登録したクレカで自動的に清算されます。
ホテルのドアマンが荷物を運んでくれます。チェックインして6階の部屋に向かいました。カードキーが反応しなくて案内してくれたボーイさんが交換しに行ってくれました。
部屋はシンプルで少々古いですが綺麗にしてあります。ツインベッドがあり壁にTVが掛かっています。入り口横のテーブルには水が2本、コーヒーカップ、電気ポットなどありました。セーフティーボックスと冷蔵庫もあります。アメニティーは石鹸、コンディショニング・シャンプー、歯ブラシなどありました。シャワーはヘッドが外せるタイプで使いやすいです。ドライヤーもありました。ホテルの隣にはセブンイレブンがあって便利です。
街に出てみます。ホテル前の道を渡り、少し左に行くと建物の間を抜けて緑豊かなグリーンベルトを通って、エスカレーターで2階に上がり、屋根付き通路を通ってランドマークに行きました。地下1階のスーパーマーケットを下見してから同じフロアのフードコートで晩御飯を食べました。
たくさんお店があって迷いましたが真ん中あたりのフィリピン料理の店でミックスシーフードを注文。ソースはクリーミーなものを選びました。イカの風味が効いていてメチャクチャ美味しいです。
同じフロアのスーパーでお土産を買いました。クラウド9のチョコやマンゴーやバナナのグミ、インスタント焼きそば、ドライマンゴーなど買いました。カード払いします。レジの後ろでスタッフが袋詰めしてくれます。もしかしたら預け荷物にするかもしれないからとダンボール箱に商品を入れてもらいました。紐も手際良く掛けてくれます。
一旦ホテルに戻って荷物を置いて隣のセブンイレブンに行きアイスを買って部屋で食べました。
5月28日(火)
朝5時20分ホテルをチェックアウト。グラブを利用して空港へ。フロント前でグラブを予約しようとしているとフロントマンが予約しましょうかと言ってくれて親切です。何とか自分で予約はできましたが。迎えのグラブの車がすぐに来て出発。高速料金45ドル追加料金がかかるが利用しますかと聞かれ、早くつけるならと了承して高速で行きました。371.83+45ドルです。
到着すると入り口でパスポートと搭乗券チェック。
フィリピン航空ビジネスクラスのカウンターへ行ってチェックインして荷物を預けると横の通路に案内されました。クルー用のところで出国審査。QRカードを見せるところがないけどパスポートコントロールとリンクしているのでしょうか。
今回もマブハイランウジへ行きました。
ハロハロがない!残念!他のスイーツは行きと同じものがありました。シュウマイ、餃子は今ひとつかな。牛肉のハヤシライスのようなものは美味しかったです。食べていませんがハワイアンなどの洋風の料理もありました。
広々していてゆったり座れていいのですが、冷房がキツくて寒いです。
ラウンジを出てお土産にドライマンゴーやナッツのお菓子を買いました。9番ゲートへ。午前9時10分発PR412便です。搭乗開始は少し遅れていましたが、搭乗開始前に先にチケットを通して通路に並んで待たせて一気に搭乗させていたので、フライトは5分ほどしか遅れていないようでした。
飛行機は行きと同じでフットレストがありません。1列目なのでまた前が壁です。
ドリンクのサービスがあり、名前が聞き取れませんでしたがピンク色のソフトドリンクは美味しかったです。
食事は、1人は牛肉のすき焼きの和食、もう1人は洋食で魚を選びました。どちらもまあまあ美味しいですが量が多いです。食後にアイスクリームが出ました。
関空14時15封到着。荷物をピックアップし、税関もネットで事前申請してスムーズに通過。ABCカウンターで荷物を預けて関空快速に乗って帰りました。