ナミビア ウイントフック・ホセア・クタコ国際空港ピックアップ
走行距離約1,000キロ(スリフティーレンタカー)
GPSは出払ってありません。もらった地図はナミビア北部、南部、エトーシャ、ソッサスフレイ、ウイントフック中心部、スワコプムント、ウオルスベイと充実しているのでこれだけで十分走れます。
車は日産のXトレイル、前進6速マニュアルシフト。慣れれば快適です。
ガソリンL約100円
B8号線をウイントフックへ向かって走ります。片側1車線、中央分離帯なしの舗装道をみんな時速120キロで走ります。しばらく走るとクドゥ発見。
ウイントフックの街中で右折し、EROS空港の横をかすめて南下。80キロほど走って飲み物を買うためにRehobothのガソリンスタンドに立寄り。すこし走ってPM3時半、C24へ右折しました。ここまでお店は1件もありません。飲物などはガソリンスタンド併設の売店しかありません。
すぐに道は未舗装になりました。未舗装といっても整地してあり、時速約100キロで走っています。でも対向車が来ると悲惨!風向きによっては砂煙で前が見えなくなります。前を走る車に追いつくのも考えもので、大きく車間を取らなくてはけません。周りには草原が広がっていて建物は全くありません。
PM3時半、Klein Aubを過ぎたところで三叉路があり右折でC24、直進でM47となるのですが、地図上でC24の方が近そうに思えたので右折しました。しばらく走ると山に入り、道も狭くクネクネになり、上り下りも多くなりました。時々道路が小川で水没しており、TVのXトレイルのCMみたいに何度か川を渡りました。乗用車でなく本当にXトレイルでよかったと思いました。途中、バブーンの家族が道を渡っていきました。PM4時、道の広いC14(未舗装)に出ることができました。(C14に右折しましたが直進した方が早かったかも…。門があって私有地に見えたので行きませんでしたが。)黄色い草原が広がっていてきれいです。
14キロ走ってPM4時12分、C19(未舗装)に左折。次の左折ポイントまで70キロくらい南下します。オリックスを発見、近くにはヌーもいました。C19の途中「ナミブ・デザート・ロッジ」などのホテルの看板がありましたが建物は見えません。PM5時3分、C19からセスリウム方向に右折。セスリウムまで約12キロです。
セスリウムの3キロほど手前に今夜の宿の「デザート・キャンプ」のゲート。PM5時11分到着。
※セスリウムのゲートオープン(AM6:45)、クローズ(PM5:15)、ガソリンスタンドの営業時間(AM5:30〜PM6:30)
7月23日(月)
セスリウムのゲートは2つ。AM6時50分第1のゲートが開きました。チケットは1番目と2番目のゲートの間にある建物(NWRブッキングオフィス)で購入します。(入場料:一人80N$、車1台10N$、購入時:国名・名前・車のナンバー必要)。許可証をもらってAM7時4分、2番目のゲートに向かいました。
※チケットを購入せずにそのまま第2ゲートへ向かうと戻され、大変な時間ロスとなります。もし、翌日もナビブ砂漠へ行くなら前日にチケットを購入しておくと非常に効率的です。
ゲートから終点(2×4パーキング)まで舗装道です。チケット購入に結構時間がかかりましたが、AM7時10分、第2ゲート通過。ここからソッサスフレイまで60キロ、約1時間です。道の両側には黄色い草原が広がりその向こうには山並みが連なっていますがまだ赤い砂丘ではありません。しばらく走ると気球が上がっており、ダチョウが草原を走っていきました。
ゲートから20分ほどで最初の砂丘(デューン)が見えてきました。朝日が当たって陰影がくっきりしてとても絵になります。両側に綺麗なシェイブの砂丘が連なり、さらに進むと左手にまずデューン40があって、人が何人か登っていました。AM7時55分、デューン45が見えてきました。ここはたくさんの人が登っていました。稜線を進む人の列がまるで行列する蟻みたいです。
さらに進んでゲートから1時間ほどで終点、緑の木立のある「2×4パーキング」に到着。ここには簡易なトイレがあります。駐車場に車を止め、オープンタイプの4WDに乗ります。(一人往復100N$)チケットを見せればデッドフレイ、ソッサスフレイ間も乗れます。
乗り換えずにそのまま乗り入れることはできますが、Xトレイルより更に車高が高く大径のタイヤの4WDでないと、ちょっと難しいです。※この後、南アフリカのレンタカーではたぶん行けたかも。
2×4パーキングに戻り12時過ぎ、レンタカーで出発。途中、オリックス、ダチョウ、スプリングボックの群れがいました。
PM1時35分、公園の入り口到着。
7月24日(火)
AM6時5分、気温は0℃です。ガソリンスタンドで朝食を買い、AM6時20分、ゲート前へ4台目でした。ゲートオープン前になると後ろに20台くらい並んでいました。
AM6時50分ゲートオープン。今日は許可証があるのでそのまま2番目のゲートを通過。前から2番目です。前の車も結構スピードを出していて時速100`くらいでついていきました。(制限速度は確か60`だったと思いますが…。)
園内に宿泊している人たちは先に入園できるそうで、デューン45には何台か車がいましたが、立ち寄らずソッサスフレイ走り、園外組ではトップで2×4パーキングに到着。NWRのジープに乗り換え、私たち2人だけでしたが出発してくれました。今日はデッドフレイで降りずに一番乗りでソッサスフレイ終点まで行きました。
国立公園を出て11時40分、園外のガソリンスタンドに給油に行くと、右後ろのタイヤがパンクしていることを発見。従業員さん4人くらいですぐに修理にかかってくれました。スタンドの売店でサンドイッチとアップルパイを買ってテラスで待ち、30分ほどで修理が終わりました。
料金はなんと500円!まるで自転車のパンク修理です。
給油して、カード払いでサインをすると日本語が珍しいようで店員さんが「自分の名前を日本語で書いて欲しい」と言ってきたので、カタカナで書いてあげました。
12時半、セスリウムを出発。12時55分、C19を右折して南下します。帰りは山道を避け、ましな道で帰ろうとC19でMaltahofeを通ってB1に出て北上することにしました。
結果的にはかなり遠回りになりました。後で考えるとセスリウムからC19を北上しC14に突き当たって右折(東に進み)、NabasebでM47に左折して北上し、道なりにC24に入り、マリエンタルでB1から左折(北上)でウイントフックに行くルートの方が良かったのではと思いました。
グーグルマップでルートを確認しましたが、大動脈のB1がセスリウムまで繋がっている事になっているなど少しおかしいところがありました。
C19を走っているとロードロ−ラーのような車が走っていて未舗装の道路を均していました。途中、パーキングエリアの看板がよくありますが、その絵の通り、大きめの木が1本とベンチとテーブルだけの休憩所です。
山並に向かって走ると徐々に上り坂になりました。山並みはケープタウンのテーブルマウンテンのように上が平らで地層がよくわかります。途中で急に道路の土が赤っぽくなりました。赤土の層の部分を登っているのでしょう。ぐんぐん坂を上って峠かなと思ったら下りにはならず、テーブルマウンテンのてっぺんは見渡す限りの広大な平原でした。一本道はどこまで続くの?という感じです。
やがてC14に突き当たり、Maltahofe方面に左折。ここから19キロ、C19とC14が重なっているようです。牧場が近くにあるのでしょうか、ロバが3頭放し飼いで道端を歩いていました。乗馬をしている人が2名、自転車をこいでいる人が1人。こんな何もないところで…、と思ったらじきにMaltahofeの町が見えてきました。C19に右折すると道路が舗装道になり、左右に建物が並び、人が沢山いました。ここまで200キロ程、ほとんどが未舗装でお店も何もありませんでした。
Maltahofeのガソリンスタンドで給油。街を抜けてさらに進むと途中、道路舗装工事をしていました。工事区間の始まりに信号があって赤なので止まると、工事現場の女の人が、次の町まで乗せてくれないかとヒッチハイクしてきました。申し訳ないけれど急ぐので断りました。
舗装道はやはり走りやすいです。でもB1のマリエンタルの町まで111`平原の中の一本道で前後も対抗もほとんど車がいません。マリエンタルからB1を左折して北上しました。ウイントフックまで250`あります。さすがに幹線道路なので車が多いです。片側一車線です。だんだん日が暮れてきて5時25分、日が沈んでしまいました。
ウイントフックからの帰宅ラッシュの時間帯のようで対向車が多いです。対向車のヘッドライトの調整が良くないのかやたらまぶしいうえに、対向車がこちらの車線にはみ出して追い越しをかけるし、街灯もなく路肩に白線が引いてないので非常に怖いです。ちなみに巡航速度は100キロです。
ウイントフックの街に入ると街灯もつき車線も増えて走りやすくなりました。エロス空港を左手に見て進み、空港の北の端で右折、さらに進んで7時半過ぎウイントフック駅の近くのホテル、「プロテア・ホテル・トゥーリンガーホフ」に到着しました。
7月25日(水)
AM4時10分、ホテルを出発。クレジットカードが使えるガソリンスタンドを探し給油。道に迷い、別のガソリンスタンドで尋ねると、社長らしき人?がちょうど空港に行くからついて来てと言って先導してくれました。空港まで40キロあります。本当にありがたいです。結構飛ばします。まだ真っ暗で星が見えていました。空港に着くとレンタカーリターンの目の前まで行ってハザードをつけて止めて車から降りてきて教えてくれました。本当に親切な人でした。
南アフリカ ネルスプリット-クルーガームプマランガ空港ピックアップ
走行距離約500キロ(スリフティーレンタカー)
空港内のスリフティーのレンタカーオフィスはダラーと同じです。今回はカーナビも借りました(取付式)。係に案内してもらって駐車場に行きましたが、まだ車が来ていません。ナミビアで夜の走行が危険だったのでここでも陽のあるうちに走りたいのですが、結構待たされました。15分ほど待ってやっと車が来ました。来たのはすごく大きい車でビックリしました。日産NP300
HI-RIDERで希望通り車高が高くてよかったのですが荷台が無駄に大きいです。
PM5時12分、空港を出発。R538号を南に向かい、幹線道路のN4号に入り左折、東に進みます。交通量は多いですが整備されていて走りやすい道です。途中料金所があり、通行料は48ランド、現金で払って通過。みんな120`くらいで走っています。片側1車線で時々追い越し車線がありますが、無いところでも遅い車は自ら路肩走行して譲ってくれます。でも路肩に人がいたら…と思うとヒヤヒヤします。
マルロスパークには2か所の入り口があり、どうやら初めの曲がり角を見逃したようで、2つ目の曲がり角でN4から左折。しばらく走ると道路は工事中で道が悪くなりました。公園ゲートに到着すると名前と国籍、泊まる予定の宿、車のナンバーをボードに記入しました(入場料なし)。パーク内のメイン通りは舗装されており、通りの表示はキチンとして分かり易いです。
ホテルの近くで少し迷いましたが、PM7時半ごろ「グランド・クルーガー・ロッジ」に到着。
午前中はサファリツアーに参加。PM4時過ぎ、レンタカーでホテルを出発して、隣のマレランの「ピックンペイ」というスーパーに行きました。。
ホテルのあるマルロスパークに戻り、西のゲートに着くと、昨夜、東のゲートで受付してくれた係員さんがいて私たちのことを覚えていて「昨日の人ですね、どうぞ!」と言って通してくれました。
PM6時50分、ホテル帰着。
7月27日(金)
今日はレンタカーでクルーガー国立公園へ入場します。
AM6時頃まだ暗いうちにホテルをチェックアウトし、レンタカーでクロコダイル・ブリッジに向かいました。AM6時24分、ゲートの手前に車を止め、レセプションに行って入園許可証を購入。車1台2人で(内訳は不明)384ランドです。
AM10時、クロコダイル・ブリッジのゲートを出て、N4号線に向かって南下、コマティポートの町からN4号線に入って西に向かいます。昨日行ったマレランのスーパー、ピックンペイに立ち寄り、向かいのガソリンスタンドで給油しました。ここでもカードの日本語サインは人気でした。
来るときは暗くなっていたので景色が見えませんでしたが、山間いの渓谷沿いの道で景色がいいです。荷台いっぱいのオレンジを積んだトラックを見ましたが、N4号沿いにはオレンジ畑もありました。11時48分、N4号から空港に向かって続くR538号に入り、12時、予定通り空港に到着しました。
レンタカーをスリフティーの駐車場に止めるとすぐに係の人が来て荷物をカートに積み、空港内のカウンターまで運んでくれました。カウンターで返却手続きを済ませると、カウンターの係員が、「中国の元を持っているが両替してくれないか」と言ってきました。南アフリカの人にしてみれば、中国も日本も一緒なのでしょうね。