プリトビッツェ湖の詳細情報
  プリトビッツェ散策の参考

エントランスAからのスタート

エントランス@からのスタート
●プリトビッツェの上記散策コースはだいたい全コース歩きました。以下はその詳細ルートです。

午後610分、ホテル・イエゼロの裏の公園インフォメーション出発(エントランスA)。地図と2日券の入場券(1日券100クーナ、2日券130クーナ、地図20クーナ)を購入して、上湖へ向かうことにしました。(上湖からこのインフォメーションへ戻る最終バスは8時)
 インフォメーションから坂道を降り、P1の船着場からすぐ目の前に見えるP2の船着場まで渡りました。船着場の湖面を見ると水がとても綺麗で鱒が沢山泳いでいます。P2から上湖に向かって歩きました
 
P2の船着場から階段を上り左の道を進むと、苔がびっしり生えた階段脇の岩の間を綺麗な水が流れ落ちています。青く透き通った池に流木が沈み、幻想的です。
 更に進み、グランディスコ湖の左岸を歩きました。日が傾いてきたので人も少なく、静まり返っていてエメラルド色の湖と木々の濃い緑が綺麗で心が洗われるような景色です。湖のどこでも遊歩道脇の水辺にはたくさんの鱒が泳いでいました。水が透き通っているので魚が宙に浮いている様に見えます。
 次にガロバッツ湖とグランディスコ湖の間にあるガロバッツ堰堤に行きました。ガロバッツ堰堤は200
mにわたって広がっていて高さ20m位の滝が何本も流れ落ちていて壮観です。
 ガロバッツ堰堤の遊歩道を途中で引き返し、ST3のバス停でバスに乗り、インフォメーション前まで戻りました。バスは電車のように3両連結です。くねくね道を結構スピードを出して走って行きます。満席で立っていたので左右に振られます。ちゃんと後ろの車両が内輪差を起こさずカーブを曲がって付いてくるのが不思議です。<

翌日815分、ホテルをチェックアウト。今日は下湖から回るためエントランス@の駐車場に車を停めました。朝早くから結構たくさんの車が停まっていました。歩道橋で車道を渡り、820分インフォメーションの横の入り口から園内に入りました。
 少し歩くといきなり展望台からパンフレット表紙の景色が見えました。プリトヴィッツェ大滝といくつもの青い湖が眼下に見えます。九十九折れの道を降りてカルジェロヴァッツ湖の下の堰堤を渡り、プリトヴィッツェ大滝の滝壺に行きました。
 朝行けば滝に虹が見えるとの事だったので行って見たのですが、真夏のせいか水量が少なく虹は微かに見える程度でした。
滝の横の階段を上がった展望台からの景色も綺麗でした。
 せっかくここまで登ったので湖岸沿いの道に戻らず、崖の上の道を上流に向かって進みました。所々展望台があり、見下ろすと木々の間から真っ青綺麗な湖が見えました。とても眺めの良いブナの林の中を進む道で、道の脇にはカタクリのような花もたくさん咲いていました。

 コジャック湖のP3の船着場まで行きました。ここにはレストランがあります。ここからボートで昨日行ったP2に向かいました。
一度に
100人くらい乗れるボートです。風が気持ちよく、両岸の緑が綺麗です。P3とP2の間の船は3隻あるようでシャトル運行していますが、土曜日だからでしょうか、船着場にはたくさんの人がいます。
 P2の船着場から階段を登り上湖に向かいます。昨日と反対に右に進み、ブルゲティの右岸、グランディスコ湖の右岸を歩きました。昨日は反対から入ったガロバッツ堰堤をわたりバティノバッツ湖の左岸を進みました。
 上湖ではガロバッツ堰堤の滝が一番水量があり見応えがありました。バティノバッツ堰堤は苔むした岩場にブナの木が生えその間を水が幾筋にも分かれて流れ落ちていました。
 ここから少し湖から逸れ、ブナの林の中を歩きました。ブナの林はしんとして時々鳥のさえずりが聞こえ、木々の間から木漏れ日が射し、とても気持ちが落ち着く感じでした。
 更にバティノバッツ湖の左岸を歩き、
11時半、ラブドバッツST4のバスステーションそばの広場に着きました。
 ここにはサンドイッチなどをテイクアウトできるビュッフェがあり、ハムチーズサンドと水を買って木陰のテーブルで食べました。天気も良いし気温も丁度で気持ち良いです。バスステーションの前に案内板があったので見ると、日本語でも表記してありました。でも、園内では日本人かどうか分かりませんでしたが東洋人の夫婦一組見ただけでした。

1215ST4を出発し、ラブドバッツ湖の湖畔を少し歩きました。ここの鱒はヒレが他の湖のものより赤いように思いました。
次のツィキノバッツ湖の湖面は綺麗なエメラルド色をしていて幾筋もの滝が流れ落ちていました。
 更に下ってオルグリック湖畔下り、
Malo湖の下流の堰堤の遊歩道を歩きました。ここは岩に苔がびっしり付いて段々になったその岩の間を綺麗な水が流れ落ちていました。緑色の苔がとても綺麗です。
 その先に小さな湖がいくつもあり、水草がびっしり生えている湖もありました。バティノバッツ湖まで行って引き返し、ガロバッツ湖の湖畔を下ります。このあたりまでは人も少なくて遊歩道も歩きやすかったのですが、ガロバッツ湖、グランディスコ湖の遊歩道は結構人が多くなってきました。
 ブルゲティを下り
150分、P2の船着場に到着しました。
 すごくたくさんの人が
P3行きのボートを待っていましたので一回で乗れるか心配でしたが、23分、無事乗って座る事が出来ました。朝3隻だったボートは5隻に増えていました。
 コジャック湖をボートで渡り
225分、P3に到着。こちらも、ものすごい人数です。ボートを降りて右手に進みコジャック堰堤を渡りました。
 ここからはまた下湖です。ミラノバッツ湖からは湖に沿った遊歩道を歩きました。水量の多い春はこの遊歩道は水没しないのかしらと思うくらい湖面と遊歩道の高さはあまり変わりません。
 
ガバノバッツ湖とカルジェロバッツ湖の間に青の洞窟とシュプリャラ洞窟があります。
 シュプリャラ洞窟は上に向かって穴が開いていて、急な階段を登ると
ST1のバス停に続く遊歩道に出ました。再び階段を下りてカルジェロバッツ湖の湖岸の遊歩道を歩き、今日最初に下りた九十九折れの道を登って317、エントランス1に戻りました。
 喉がカラカラだったのでビュッフェで水を買い木製の歩道橋をわたって駐車場に戻りました。



  ※下図は上湖から下湖への高低差です。

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