ドイツ・スイス@


96年8月お盆
               
アイガー北壁
ヴィース教会
ディンケルスビュール
クレクリンゲン
 
 <旅程>
1日目
関空発シンガポール経由でフランクフルトへ
2日目
フランクフルト着レンタカーを借りて古城街道へ。ハイデルベルク、ヒルシュホルン、グッテンベルクを経てロマンティク街道へ。クレクリンゲンへよりローテンブルクへ。  ライヒス・キュッヘン・マイスター泊。
3日目
ローテンブルクの市内観光後、ディンケルスビュール、ネルトリンゲン、ロッテンブーフ、ヴィース教会、フュッセンへ。  ゾンネホテル泊。
4日目
ノイシュバン・シュタイン城、アルペン街道を走りオーストリアのブレゲンツ、リヒテンシュタインのファドーツ、スイスに入りマインフェルトを経てクールへ。  ロマンティクホテル・シュテルン泊。
5日目
クールの駅で氷河急行の出発を見てから、氷河急行沿いの道を走ります。トゥルン、ディゼンティス、アンデルマットへ、シェーネレン渓谷、スーステン峠を超えマイリンゲンでアーレシュルフトを見てグリンデルワルトへ。  ホテル・サンスーシ泊。
6日目
天気が良くなくて、車でラウターブルネンのトゥリュメルバッハの滝、オーバーラグレッチャーに行った後、電車でクライネシャイディクとミューレンへ。  ホテル・サンスーシ泊。
7日目
晴天に恵まれユングフラウヨッホへ。ヴェンゲンからメンリッヘンに登りグリンデルワルトへ。ルツェルンを経てチューリッヒへ。ホテル・シューブル泊。
8日目
チューリッヒ発シンガポール着
9日目
シンガポール発関空

   
<ホテル>
シンガポール空港内
ホテル
シンガポール空港の乗り継ぎが6時間あったので空港内ホテルを予約して休憩しました。(結構快適!)
ライヒス・キュッヘン・
マイスター 
(ローテンブルク)
市庁舎の近くにあり4階の角部屋で通りの景色がよく見えるロマンティクなホテルです。エレベーターの内扉がないので面白いです(…壁が動く。)食事も結構美味しかったです。(子牛のシュニツェルはとてもGOODでしたが、他の場所でもあまり外れはなかったです。)
ゾンネホテル 
(フッセン)
外から見ると3階の窓の1つがだまし絵になっていて面白いです。
ロマンティクホテル・
シュテルン (クー
ル)   
歴史のあるホテルで、絵本作家アロイス・カリジェの絵がたくさんあります。445号室は1つのベットが低いので子供が落ちても大丈夫。トリプルで予約した両親の部屋はスィートルームでした。価格も手ごろで雰囲気のあるおすすめのホテルです。朝食も充実していました。
(アタックNo1のアニメをドイツ語でやっていましたが、ちょっとかたい気がしました。)
ホテル・サンスーシ
(グリンデルワルト)
トリプルで頼んだ部屋は下にベットが3つ、ロフトがあってそこに2つで5人で泊まれます。天窓があって夜、星が見えました。半地下に子供の遊べる部屋があり庭にも遊具があります。犬のアイダはとてもおとなしくて人懐っこいです。
ホテル・シューブル 
(チューリッヒ)
上の方の階で屋根の形のせいでバスタブの横の壁が斜めに覆い被さっていて使いにくかったです。ベットも1つスプリングがおかしくて寝にくかったです。チューリッヒはホテルが高いので安い所を選ぶから・・・。

       
<印象に残った事>
高速道路ドイツの高速道路はみんな飛ばしています。私達(レンタカーは日本発売前のVWワゴン:シャラン)も140キロくらい出しているのに横をベンツやBMWがすごい速さで抜いていきます。(ポルシェはほとんど走ってませんでした。)
グッテンベルク城で昼食をとりました。ソーセージも美味しかったがラビオリ入りスープがとても美味しかったです。
 小高い山の上にあるのでレストランからの景色はとてもいいです。緑の丘陵地帯が広がっていてレンガ色の屋根の町が点在しています。
クレクリンゲンの町外れにあるヘルゴット教会のリーメンシュナイダー作「聖母マリアの祭壇」はとても木彫りとは思えないくらい精工で繊細で素晴らしかったです。
 ただ中で写真は撮れません。同じシュナイダー作でローテンブルクの聖ヤコブ教会の「聖血の祭壇」は写真を撮ってもいい様です。
ローテンブルクの町は全て石畳で飾り看板もそれぞれ工夫が凝らしてあって町中メルヘンの世界です。
 市庁舎の塔は子供連れで上がるのは上の方が狭くて大変でしたが素晴らしい眺めでした。
ロッテンブーフマリア生誕修道院付属教会は何の変哲もない建物ですが中に入ると別世界です。真っ白の漆喰壁に天井のフレスコ画がパステルカラーでとても綺麗です。
ヴィース教会も似た感じでこちらのほうが豪華です。ヴィース教会は牧場の中なので糞を踏まない様気をつけましょう。
国境越えドイツとオーストリアとの国境では車に乗ったままで、係官がパスポートを手にとって表紙をチラッと見ただけで通してくれました。オーストリアとリヒテンシュタインの国境では手にも取らず見ただけで通します。
あまりに寂しいのでファドーツで2SF払ってスタンプを押してもらいました。
リヒテンシュタインとスイスの間はゲートすらなく道の両脇に両国の旗を掲げたポールが立っているだけです。
マイリンゲンのアーレシュルフトは急流に垂直に侵食されて出来た深い川で、狭い所で1メートルくらいの幅でした。歩いてずっと通り抜け出来ますが車なのでマイリンゲン側から入り途中で引き返しました。
 ここよりもラウターブルネンのトゥリュメルバッハの滝のほうがずっと迫力があります。毎秒20トンの水が激しく渦巻いて落下していく地中の滝です。斜めのエレベーターで上に登り帰りは歩いて降ります。
オーバーラグレッチャー:ガイドブックには駐車場から少し歩いて手軽に行けるとあったのですが氷河の交代が進んでいて木の階段を子供連れで片道30分かかりました(かなりキツイ)。でも氷のトンネルは青く透明でつやつやしてとても綺麗でした。
ユングフラウパス5日間有効でユングフラウ地区の電車やロープウエー、ケーブルカーが乗り放題です。子供用のパスは1年間有効でこれも乗り放題です(大人同伴の場合のみ)。ただしクライネシャイデックからユングフラウは別料金(25%OFF)を払わなければ行けません。ここでは団体用の車両がたくさんあって個人用の車両を探すのが大変でした。大津市から寄贈された車両がありそれに乗りました。
メンリッヒェン:ここからの景色はとても素晴らしかったです。遊具も少しありのんびりするのに良い所です。
グリンデルワルトへ降りるロープウェーはゆっくりと綺麗なユングフラウからベッターホルンの景色を見ながら降りれるのでお勧めです。


<注意>
アレッチ氷河
服装 ユングフラウの展望台やアイスパレスは0度なので真冬の服装に手袋が必要です。
写真教会や美術館ではフラッシュは駄目という所や写真すら駄目という所があります。入り口の表示に気をつけましょ
う。(服装にも注意)
アメニティー      
3つ星・2つ星のホテルではリンスはもちろんシャンプーのない所がほとんどですので持参しましょう。
駐車場
路上駐車が御法度は当たり前ですが、有料駐車場の支払い方が多彩。駐車エリア番号を先に入力したり、はじめに停
める時間分を決めて精算したりと、その都度悩みました。
高速道路
スイスの高速道路は年間高速利用料(ステッカー)が必要。スイス以外で借りたレンタカーにはそれが含まれていない
ので、ガソリンスタンド等で別途購入が必要。(高速料金所はない。)…途中まで知りませんでした。
 
<子供が喜んだ事> 
ローテンブルクのケーテ・ウォルファルトは1年中クリスマスの店で動くぬいぐるみがディスプレイされていたり、オー
ナメントや人形、ツリー、カードなどかわいい物・綺麗な物がたくさんありすぎて1日いても飽きないだろうと思いました。
 ディンケルスビュールにも似たような店はありましたがこちらのほうがセンスがいいと思いました。ちょっと高いです
が。
クライネシャイデックとメンリッヒェンでやぎや牛のすぐそばまで行き、ちょっと触ったりすることができて喜んでいまし
た。
シンガポール航空のスチュワーデスさんはとても親切で子供の折り紙に付き合って下さり、鶴の折り方を教えてと言わ
れて最後まで子供の説明を聞いて折り上げてくれました。
クールの朝食:上の子供が一人でビュッフェのメロンをまるまる1個食った!!!(ホテルの人はどうぞと言ってくれま
したが)

<アクシデント>
ノイシュバンシュタイン城: ノイシュバンシュタイン城に行こうと下のバス停で待ている時、バスの待ち時間があった
ため下の子供をトイレに連れて行きました。ところが、その間にバスが来て、前の方で並んで待っていた他のメンバー
が後から来た日本の団体さんに押し込まれ、出発予定時間前に発車してしまいました。離れ離れになり、上と下でそれ
ぞれ待っていたため時間をかなりロスしてしまいました。
有料トイレ: 通過点のオーストリア、ブレゲンツではオーストリア・シリングがなっかたため、有料トイレに入れず困り
ましたが、前の人がドアを閉めてなっかたため、用を足すことが出来ました。話によると有料トイレのドアを閉めないの
は一種のマナー?みたいなものだとか。


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