2019年7月スペイン(バルセロナ&アンダルシア地方)
シンガポール空港「JEWEL」 |
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7月5日(金) PM8 時半自宅を出発。関空午後9時50分着。 予約しておいたオフィシャルのP1駐車場に止めました。 グローバルWi-Fiを借り、シンガポール航空にチェックインします。荷物はバルセロナまでです。 出国手続きをしてから、さくらラウンジへ。少しだけ休憩してゲートへ。 ビジネスクラスの席は半分くらい空いていました。オレンジジュースかシャンペンのサービス。新型B787-10のシートでいい感じです。 定刻より少し早く午後11時15分出発。ナッツと飲み物のサービスがあり、しばらくすると夜なので薄暗くなりました。アメニティーのポーチは無くてスリッパ、アイマスク、靴下のみ置いてありました。日本語の映画は結構ありました。 朝食は和食か洋食で和食は菊乃井の監修、鮭が美味しかったです。朝食のニシン蕎麦も美味しかったです。 7月6日(土) 午前4時10分チャンギ国際空港に到着。30分ほど早いです。シンガポールでは乗り継ぎに約20時間あるので、街へ出ます。 街へは早すぎるため、ターミナル3のシルバー・クリス・ラウンジに行きました。ゆったりしていて広いですが、ここも時間が早すぎてまだ朝食が出来ていません。 ラウンジの係員さんがT1の「ジュエル」が素敵だからぜひ行ってみてとのこと。 手荷物預かり所に行って重いリュックを預けます。(小サイズ10キロまで10ドル・約800円、カード払い) 午前9時前、空港よりMRTに乗って街に行きます。 隣の市場に行ってみました。果物、野菜、肉、魚と専門店が並んでいます。生ものに氷が敷いてないのと、お客さんが自分で素手で選んで買っているのに驚きました。 次にMRTでチャイナタウンに向かいました。 チャイナタウンを出てオーチャードロードへ。 最後にベイフロントエリアに向かいます。 まずはフラワー・ドームへ。20分ほど並びました。混雑しています。上から順番に見て降りていきます。下の方のバラの庭が綺麗でした。 次にクラウド・フォレストに向かいました。 一番上まで行って回廊を回りながら降りていきます。垂直の壁面の植物は多種多様で見下ろす景色も素晴らしく蘭の花も綺麗です。よくこれだけの施設を作ったものだと感心します。ガラス張りの温室の外にはマリーナ・ベイ・サンズやスーパーツリーも見えます。 スーパーツリーの所へ行きマリーナ・ベイ・サンズをバックに写真を撮りました。少し暗くなってきてツリーに照明が付きました。結構たくさん人が集まってきて座ってショーを待っています。時間的にショーを見られるかもと思っていましたが、見た後一斉に人が帰ると思うと、MRTも混むだろうし、飛行機に乗り遅れると大変なので諦めて空港に帰ります。 出国審査をして、預けた手荷物を受取り、「iShopChangiコレクションセンター」で搭乗券を提示して一人20ドルの免税店での買い物券を2人分貰いました。係員さんは日本語が上手でした。2020年8月まで有効とあったので帰りに使うことにしました。 ラウンジを出てからゲートまでに手荷物検査があり、慌てましたがゲートが近くて助かりました。 |
シンガポール発バルセロナ行のビジネスクラスは結構混んでいました。 新型A350-900のシートは立派で広いですが、今回もアメニティーのポーチがありません。全廃したようです。 40分ほど遅れて出発しました。食事は前菜のサラダのホタテが美味しかったです。予約していたメインのロブスターとビーフは今一つでした。アジア系の料理にしておけばよかったと後悔。紅茶はTWGのものではなかったですが美味しかったです。TWGはリクエストしないと出てきません。デザートの豆腐のチーズケーキも美味しかったです。 寝るとき、CAさんに頼んでシートをフルフラットに倒してもらいました。スクリーンの横に大きな物入れもあってとても便利でした。トイレには歯ブラシやヘアブラシなどありました。 7月7日(日) シートが海老料理でもこぼしたような臭いがして少し気になります。帰りも同じ席を予約していたので消臭をしてもらえたらと思いCAさんに言うと、シンガポール航空の航空券購入や機内での免税品の購入に使えるクーポン券を150シンガポールドル分くださいました。そこまでしてもらえるとは思わなかったので恐縮です。 今回のバルセロナ行SQ378便はミラノ経由です。ミラノ着陸で、ほとんどの人が降りていきました。 地下の展示室への入り口がわからず係員に聞くと、見た目はスペインの人のようですが日本人ですとのこと。それも大阪の人で今日が初仕事だそうです。聞いた所とは反対側でしたが入り口までずっと案内してくださいました。 |
午後4時30分発、イベリア航空IB1631便でマドリードに向かいます。 入り口近くのビジネスのシートとエコノミーのシートは、見た目は同じで少しピッチが広いくらいです。 マドリードに到着後、荷物を取ってユーロップカーのカウンターへ。 手続きをしてキーを貰い、キャッシングをして駐車場へ。 黒いワーゲンポロです。カーナビ、ドラレコをセットしてマップミーもつけて出発。しばらく走るとオリーブ畑が延々と広がっています。 午後8時過ぎチンチョンの街に到着。 コーヒーなど飲み物は注文を聞いて持ってきてくれました。特にフルーツの美味しさに感心しました。席もたくさんありテラス席もありました。 食後、庭を散策しました。綺麗に刈り込まれた庭園にイチジクやバラ、スモモなど沢山の木々と噴水、井戸などあり、いろいろな鳥の声が聞こえます。プールも素敵です。 庭から廊下に入ると回廊にはたくさんの像や絵画が飾られてあり、調度品も素敵でした。 ホテルをチェックアウトしてトレドに向かいました。街とはタホ川を挟んだ高台の展望台に行きました。中世の街並みや教会がとても素敵な世界遺産の街です。時間がなくて街中には行けませんが眺めは最高。 次にコンスエグラに向かいます。街の南に丘があり、コンスエグラ城と風車が道に沿って並んでいます。 途中にも駐車場がありましたが一番上まで行って停めました。7台ほど停めるスパースがありました。白い壁に黒い屋根、大きな風車が真っ青な空に映えてとても素敵です。上から3番目の風車はお土産屋さんになっていて、入り口に槍と盾を持ったドン・キホーテの像がありました。風車は全部で12基ほどあり一番上の風車の場所では360度平原を見渡せました。 コンスエグラからグラナダに向かって走る途中は、オリーブや小麦の畑が延々と続いています。 12時ころ、途中のガソリンスタンドで休憩と給油。日差しが強いので屋根付きの駐車場が1台空いていてラッキーでした。 午後2時50分グラナダの街に到着。新しい車両タイプの路面電車が走っていました。 ホテル「グラナダ・ファイブ・センス・ルーム&スイート」に到着。 広い道路に面していますがフロントはホテルの側面にあり、車は従業員さんの指示に従って路上駐車し、チェックイン。係員さんにキーを渡し、リフトで地下駐車場に入れてもらいます。 モダンなホテルです。部屋は白を基調とした内装で、ベッドの背の壁面一杯にアルハンブラ宮殿のライオンの噴水の絵が描かれていました。洗面台も広く、シャワーもフレキシブルです。アメニティーも充実していて置き方も十字に並べていてお洒落です。ドライヤーもあります。 アルハンブラ宮殿まではフロントに頼んでタクシーを呼んでもらいました。 一方通行の細い道など通って裁きの門まで10分ほどで着きました。 天気が良くて日差しが強いので帽子は必需品です。進んでくと左がアルカサバ、正面がナスル宮です。ナスル宮の列に並びました。予約時間の午後6時半きっちりに入場が始まりました。 チケットのチェックの後手荷物検査を受けて中に入りました。ナスル宮に入りメスアール宮へ。壁のタイルが綺麗です。祈祷室のアーチの浮彫はいろいろな模様があり天上も壁も本当に細かい装飾で素敵です。 黄金の間の中庭の壁面やアーチの浮彫も繊細です。次のコマレス宮のアラヤネスの中庭は長方形の池の両側の緑がとても綺麗に刈り込まれています。短い辺のアーチが素敵です。次のライオン宮の中庭は沢山の繊細な浮彫のアーチの回廊に囲まれていました。真ん中に12頭のライオンの噴水がありそれぞれの口から水が出ていました。人が多くてなかなかライオンをバックに写真を撮るのが大変でした。 晴天の空の下、ライオンは真っ白で可愛い顔をしています。中庭を囲む3つの部屋はそれぞれとても素敵ですが、二姉妹の間が一番素敵でした。リンダラハのバルコニーの上を見るとアルハンブラで唯一のステンドグラスが天井にはめ込んであり、太陽が当たって側面の壁に虹色に光が映っているのがとても綺麗でした。 緑豊かなリンダラハの中庭には噴水があり、青いアガパンサスの花が沢山咲いていました。そこから続く牢獄らしき所もあり殺風景でした。 ナスル宮の見学を終えてゲートを出て外へ。夕方ですが結構暑くて疲れました。ナスル宮殿と貴婦人の塔の間の広場のベンチでちょっと休憩しました。 貴婦人の塔の前に四角い池があり、池側から見たアングルが素敵です。中に入ると壁の装飾も細かくて、アーチの向こうにアルバイシンの街並みと丘が見えます。右隣のミフラーブの塔も小さな建物ですが装飾が繊細で綺麗です。 パルタルの庭園にはバラやサルスベリ、睡蓮などが咲いていて庭師さんが植込みの刈込をしていました。広い敷地を綺麗に保つ管理は大変でしょうね。 パルタル庭園を上がってアルカサバへ。途中カルロス5世宮殿の前を通りましたが月曜日は休館らしく開いていませんでした。 アルカサバに入ってまっすぐに突き当りの階段を登りました。 右手にヘネラリフェ、正面にグラナダの街並み、左手にベラの塔が見えました。階段を降りて左に通路を進むとアルマスの広場に石造りの遺構があって一番奥から階段を登るとベラの塔に上がれます。 塔には大きな旗がはためいていてグラナダの市内が一望でき、とても気持ちがいいです。大きなカテドラルが見えました。ホテルはそのすぐ右手ですがどれかよくわかりませんでした。アルバスの広場から出口に向かうとアダルベの庭園を通って街の景色を眺めながらアルカサバの出口へ。行きに開いていた売店が閉まっていてアイスを食べ損ねました。 ぶどうの門、カルロス5世宮殿前を通りさらに進むと右手にインフォメーションがあったので園内の地図を貰いました。日本語版は無いそうです。 チケットをチェックするところがあって、綺麗に刈り込まれた並木道に出ます。途中分かれ道がありますが表示を見ながら進むと水の宮殿と言われるフェネラリフェの入り口に行くことができました。ベンチがあったのでちょっと休憩。 最初のエリアは野外劇場になっていますが今は何もやっていなくて入れません。次のJardines Bajosというエリアから中に入ることができました。縦長の水路のところどころに睡蓮が咲き、両側の垣根に薔薇も沢山咲いていて真ん中に噴水があってとてもいい雰囲気です。 ただ韓国の女の子2人がずっと噴水の所でポーズを取って何枚も写真を撮っていて、私達や他の観光客が待っていてもなかなか譲ってくれなかったのが残念でした。 その先のエリアには薔薇のアーチがあったり、サルスベリが咲いている池があったり、どこを見てもいい雰囲気です。左手を見ると谷を挟んでアルハンブラ宮殿本体が見えてとても綺麗です。 次のエリアは私が一番来たかったアセキアの中庭です。 入り口でチケットのチェックがあります。中に入るとやはり人気の場所なので混雑しています。真ん中に縦長の水路があり、両側からたくさんの噴水がアーチを描いて水路に落ちています。両側には緑の垣根がありその外側に沢山の花々が咲いていて理想的な夏の別荘です。 両端にあるアーチの所は撮影スポットで順番待ちです。 その隣は糸杉の中庭で、四角の池のあちこちから噴水が上がっていてとても涼しげです。 薔薇も沢山咲いていました。奥の階段を上がって振り返ると虹が架かっていてとても素敵でした。階段を上がって左に進むと階段の手すりを山からの水路が流れていて面白いです。一番上に建物がありそこから下っていくと綺麗に刈り込まれた庭があり薔薇が沢山咲いていました。庭園の端に行くとさっき行ったアセキアの中庭を上から見ることができます。上からの景色も素敵でアルハンブラ宮殿も見えます。出口のゲートに向かっていくと夾竹桃でしょうか、ピンクの花をつけた木でアーチを作ってある並木があって涼しくていい散歩道でした。 宮殿の一番東のチケット売り場を出ると茶トラの猫ちゃんが一匹いました。沢山いると聞いていたのにこの子しか見ることができませんでした。 出口を右に行くとバス停もありましたが、歩き疲れていたのでタクシーでホテルに帰りました。 午後7時45分頃、宮殿から10分ほどでホテルに到着。 一旦ホテルに入ってから夕食を食べに出かけました。パエリアが食べたくてトリップアドバイザーで調べた店に行きましたが、今日は定休日だった様で開いていません。 少し歩いて何処か美味しそうな店はないか探し、セティ・メリエム通りの「Meson Andaluz」というアンダルシア料理の店員さんにシーフードパエリアがあるか聞くと、ありますとのことだったので店に入りました。 パエリアと生ハムを注文しました。生ハムはすぐ隣のカウンターでおじさんが1枚1枚スライスしていました。一皿に乗っている枚数がすごく多いです。食べきれるか心配でしたが美味しくて食べきりました。パエリアは鍋ではなくお皿で出てきたので残念でしたが味は良かったです。ワインを頼むとオリーブの実が付いてきました。結構おいししです。 帰り道、ホテルの前の通りのイルミネーションが綺麗でした。 7月9日(火) 朝食は中2階で、フルーツ、パン、ハム、チーズ、シリアル、ゆで卵、ミルク、ジュース、コーヒーなどあり、フルーツが特に美味しかったです。 午前8時半過ぎにチェックアウト。係員さんに駐車場から車を出してもらい、出発。 アルハンブラ宮殿の全容が見える場所に行きたいと思い、マップミーで検索して行ってみます。カーナビに行きたい地点を入力してスタートしました。3分で着くと出ます。しかし間違っていたのか石畳の細い上り坂を上がって行って、しまいには階段しかなくなったので諦めてUターン。巡回バスがあるので道はどこかにあるはずですが…。街を出てフリヒリアナに向かいました。 フリヒリアナは旧市街と新市街に分かれていて、ちょうど中間にある屋内駐車場に車を止めて街に出ました。 先ずはインフォメーションの場所を人に聞きながら探していってみました。 結構分かりにくいところです。テラス席のレストランのあるサンセバスチャン通りの起点にⓘインフォメーションのマークがあり、そこからゆるい階段を登ったところにありました。街の地図を貰うとお薦めの散策ルートを教えてくれて地図に書き込んでくれました。1時間ほどの散策ルートだそうです。 タクシー乗り場の上のレアル通りを進んで行くと二股に分かれているところがあり右側が登りの階段になっています。白い壁、綺麗に飾られた花、石畳の階段。とても素敵な雰囲気で、フリヒリアナで一番好きな景色です。放し飼いの犬が骨付き肉を貰ってかじっていました。 教えてもらった通り登っていくとお薦めの展望台に出ました。青い空と海と白壁の家々。とても綺麗です。ところどころにある路地も綺麗にしてあってとても素敵な街です。 一周回ってサンセバスチャン通りに戻って、テラス席で休憩したかったのですが、席が空いていなかったので諦めてタクシー乗り場の向かいのベンチで水を飲んで休憩していると、街中を巡回するバスが来ました。レトロでかわいいバスです。 次はミハスに向かいます。途中、コスタ・デルソルの海岸沿いの椰子の並木のきれいな通りを走ります。 ビーチもちょっと見てきました。駐車場はいっぱいで止めるところがありません。つめつめに止めていて出るときどうするのかと思います。ビーチには沢山パラソルが立っていて波が高いですが結構にぎわっていました。 通り沿いのレストランに入りました。縦列駐車の所は出入りに当てられそうな気がしたので、ちゃんとした駐車場のある「VIRTAS」という所にしました。ハムとチーズのサンドイッチとハンバーガーを頼みました。ハンバーガーは結構大きいです。どちらも美味しかったです。炭酸水も取って8ユーロでした。 ミハスに到着。街中の大きな立体駐車場に入れました。坂の街なので南東側から入ると1階ですが、エレベーターで上まで上がると街の中心に出られます。 お手洗いもありますが有料で0.5ユーロでした。すぐそばにインフォメーションがあり、地図を貰って見どころと回り方を教えてもらいました。2時間ほどのルートですが、あまり時間がないのでショートカットしました。前の広場には観光の馬車が沢山待機していました。 先ずは教会と展望台に行きます。 小さな教会からは家々が点在する丘陵地帯と海が見えました。公園に野良の黒猫ちゃんがいてキャットフードを貰って食べていました。隣の闘牛場の方に向かいました。テラス席のあるレストランやカフェの並んだお洒落な通りを通って行き、闘牛場の裏から展望台へ。 闘牛場の周りにはきれいなモザイクレンガの噴水もありました。闘牛場の正面に回ってⅤ字に戻り、SALIDAの看板を右に進みます。白い壁にレンガ色の屋根と階段、緑と花が沢山あって絵になる写真が沢山撮れて素敵ですが、フリヒリアナより道幅が広く、坂も緩やかなところが多いです。どちらかというとフリヒリアナの方がこじんまりしていいなと思います。 素敵な雰囲気の通りや路地もたくさんありましたが、サンセバスチャン通りは一番雰囲気がいいかなと思いました。 ナッツにキャラメルなどをコーティングしている店があり実演をしていて試食出来ました。美味しいですが結構高いです。 日差しも強く歩き疲れたのでマラガ通りの「El Princpito」というアイスクリーム屋さんに入りました。20種類以上もあって迷いましたが、ピスタチオ、キャラメル、ココナッツを食べました。カップ入りでスティックのお菓子が付いていています。どれも美味しいです。 壁に世界各国の言葉で「星の王子さま」との文字が書いてあり、店員さんに日本名の読み方を教えてと言われました。 日本語の「星の王子さま」は、世界のどの表記より長く、読みが難しかったようです。 馬車に乗って観光する人も多いです。電気自動車もありますが、馬車の方が雰囲気もいいし台数も多いです。 駐車場に戻り、ミハスを出てロンダに向かいます。途中ガソリンスタンドに寄って給油しアイスを食べて休憩。屋根付きの駐車スペースが少しあってそこに止めることができて助かりました。 夕方、ロンダの街に到着。ヌエボ橋を渡ると工事中で直進できず右折して迂回しました。 ホテル方向に向かうと地下駐車場の入り口に突き当たってしまいました。左右の通りは歩行者天国のようでどちらにも行けず、やむを得ず直進して駐車場に入りました。 本来ならホテルの前で路駐して荷物を置いてから駐車場に入れたかったのですが。 車を止めて歩いてホテルへ。駐車場の上は綺麗な広場になっています。 ロンダ ホテル ポロは駐車場の隣のブロックにあり、駐車場の反対側に入り口がありました。 部屋での飲食はしないでフロントの横の部屋でとのこと。冷蔵庫や電子レンジ、食器、調味料、テーブルといすなどあってゆったりしています。冷蔵庫には宿泊客の飲み物や食べ物が入っていました。 今晩フラメンコを予約していますが、ホテルにちょうどこの店の割引券があるとのこと。 部屋はゆったりしていてクローゼットも大きいです。ベットの背の壁には大きなヌエボ橋の絵が描いてあります。洗面台はダブルで、バスタブもあり、シャワーもフレキシブルで使いやすいです。バスアメニティーも充実しています。窓からは雰囲気のいい街並みが見え、路肩にはどうやって出るのかなと思うくらいぴっちり詰めて車が路上駐車していました。 ただシャワールームの仕切りのガラス扉が半分までしかなくて水が外に飛ばないように気を使いました。 少し早いですが、予約していたフラメンコの店に行って先に食事をしようと思います。 ホテルの入り口を左に出て公園に突き当たって左折。闘牛場の前を通ります。正面にはマタドールの像があってかっこいいです。闘牛場の向こう、ホセ・アバリシオ通りを右に入り公園の前を左へ進むとフラメンコシアターがありました。 店の前にはテラス席があり、レストランの奥にシアターがあります。フラメンコの予約をしていることを伝えるとシアターに案内してもらえました。 どの席がいいか聞かれ、初心者なのでステージのすぐそばはやめて後ろの段の席のステージの正面にしました。 ホテルでもらった10%引きのパンフを見せて割引してもらいます。 テラス席に戻りタパス7品とワインと炭酸水を注文。ダンサーの女性が店の前で撮影をしています。午後7時半ですが日差しが強くて暑いです。 料理が来る前に隣のパラドールの横からヌエボ橋に行ってみました。 深い渓谷に架かったすごい高さの石積みの橋です。よくここまできれいに高く積んだものだと感心しました。 席に戻ってタパスを頂きます。どれも美味しいです。コロッケ2.8€、マグロの刺身2.4€、ほかにミニハンバーグ、エビの串焼き、ピラフ、パイ、野菜で少しずつというのもいいです。 ショーが始まるので中へ。隣のテーブルは日本人の女性のグループで、東京の人でこちらに知り合いがいるそうでここを勧めてもらったそうです。 ショーが始まり、まずはギタリスト、次は女性歌手で次は男性歌手。みんなとても上手いです。次にダンサーの女性が赤い衣装で登場し迫力のあるダンスを披露。途中休憩があり、店員さんがサングリアを薦めてくれたので頼みました。 今度は黒い衣装で情熱的な激しいダンスを踊ってくれました。本当にみんな上手くて本場のフラメンコを十分堪能できました。ショーと食事を合わせて人で58.7ユーロでした。 食後もう一度ヌエボ橋に行ってみました。もう暗くライトアップされていてとても綺麗です。橋から駐車場の上の広場を通って帰りました。人もまばらですが雰囲気がいいです。 7月10日(水) 朝食前に街を散策しました。闘牛場のマタドール像と記念撮影したりヌエボ橋の欄干から川底をのぞき込んでみたりしました。結構高さがあって怖いです。 ホテルの朝食は1階のカフェで食べます。ハム、チーズ、ヨーグルト、スクランブルエッグ、ポテト、フルーツ、パン、シリアル、お菓子ジュース、コーヒー、紅茶などありました。昼はカフェになるからでしょうかお菓子類が充実していました。 まだやっていませんがカフェの商品棚を見るといろいろな種類の紅茶が並んでいました。 ホテルをチェックアウトして車でヌエボ橋を下から見上げるポイントに行きました。 急なデコボコの道で駐車場も砂地の空き地です。見上げるとヌエボ橋が見えますが、残念ながら朝なので逆光です。それでも崖と崖の間に架かる橋は素敵です。 来た道をそのまま先に進みセテニルに向かいます。幹線道路に出るまで、変わった形の岩があったり、馬を引いた乗馬の格好をした女性が歩いていたりしました。 途中なだらかな丘陵地帯に菜の花でしょうか黄色の畑が広がっていて綺麗です。オリーブ畑やひまわり畑もたくさんありました。セテニルに到着。ここでも高台に行きました。ミハスに似て白い壁にレンガ色の屋根の家々が立ち並ぶ綺麗な坂の街です。 本来はコルドバに行く旅程を考えていましたが予想気温が40度くらいなので諦めてマドリードに向かいます。 ハイウェイまでの道は80km制限で、このカーブだらけの道を誰が80キロ出せるのと?思いました。ハイウェイに入りマドリードに向かいました。 後でわかったのですがセテニルからの道のどこかでスピード違反をしたようで、帰国後先ずレンタカー会社から連絡があり、48時間以内に手続きすれば半額で済むとのこと。指定されたWEBのページにアクセスしようとしましたがうまくいきません。日本のオフィスに連絡して相談しましたが結局アクセスできず、あきらめました。 後で聞くとWEBページの不具合だったそうです。仕方なく放置していると今度はエアメールが届きました。スペイン語なので困りましたが、知り合いに翻訳して貰いいろいろアドバイスを貰ってスマホからアクセスし、一旦はうまくいかなかったのですが、クレジットカードのセキュリティー認証をしてからやり直すと半額(50ユーロ)で支払うことができました。 マドリードに到着。ホテル、4Cブラボー ムリーリョに着きました。 フロントの右側に地下駐車場の入り口があり、車を止めてフロントに上がりチェックイン。 部屋はシンプルですが綺麗で機能的です。シャワールームは仕切りがしっかり閉まるので外に水が飛ぶ心配なく浴びられます。セーフティーボックス、大きなTVもありました。エストレーチョ駅はすぐ近くなので地下鉄でどこに行くのも便利です。 先ずはホテルの近くのエストレーチョ駅から地下鉄に乗り、プラド美術館に向かいます。 アトーチャ駅から徒歩8分ですがまだ暑かったせいか遠く感じました。 午後6時半プラド美術館到着。外観は青と赤の大きく幕で覆われていますがこれも芸術の一つでしょうか?すでに無料入場できる時間なのでたくさん人が並んでいました。 窓口でチケットの半券を貰ってゲートでチェックを受け、大き目の荷物(リュック)はコインロッカーに預けなくてはいけません。ブリューゲル、フラ・アンジェリコ、ティントレット、ベラスケス、ルーベンス、ゴヤなど見て、一番見たかったムリーリョのベネラプレスの無原罪のお宿りもじっくり見られました。ですがフラ・アンジェリコは特別展をしていたので無料入場では見ることができませんでした。 次にアトーチャ駅の近くのソフィア王妃芸術センターに行きました。 正面両側に透明なエレベーターがあってモダンな感じです。1階で無料チケットを貰い入場。ここではリュックを預けるようには言われませんでした。見たい作品はほとんど2階にありました。 ミロやダリなど見たい作品を見た後、ピカソのゲルニカの部屋へ行きましたが、かなり混雑していてあまりゆっくり見ることができませんでした。 晩御飯はパエリア鍋で出されるパエリアが食べたいと思い、検索するとアトーチャ駅の南西側に道を挟んだところに「プエルタ・デ・アトーチャ」というパエリア専門店があったので入ってみました。 シーフードパエリアとサラダとイカリング、ビール、水を注文しました。どれも結構おいしかったです。 7月11日(木) 朝食はパン、ヨーグルト、シリアル、スイカ、リンゴやスモモ、洋ナシ、バナナなどの丸ごとのフルーツ、コーヒー、紅茶、ミルクなどです。ちょっとシンプルかなと思いました。ここもスイカが美味しかったです。 フロントで近くのスーパーを教えてもらいました。MERCADONAというスーパーは歩いていくこともできますが駐車場もあります。 車の入庫は結構混んでいて少し待ちました。 店内は一通りの物が揃っていてお土産を買うのにも良かったです。生ハムの塊が沢山つってあってすごいと思いました。ワインも安くて帰国してから飲んでみると美味しかったです。小瓶の3個パックもありお土産に良かったです。オリーブオイルもいろんな種類があり、スプレータイプのものが珍しかったので買いました。帰国してから料理するのに結構重宝しています。バルサミコ酢は味がついていてそのままサラダにかけてオリーブオイルのスプレーをしたらいい感じでした。オリーブの実も美味しかったです。ムール貝の缶詰は味が付いてなくて食感もやわらかめでした。 ホテルをチェックアウトしてエルエスコリアルに向かいました。 着く直前、父の容体が良くないとの連絡があり、急いでマドリード空港に向かいました。レンタカーを返却し、航空会社やカード会社に問い合わせして早く帰国できないか模索しましたがうまくいかず、予定通りの便で帰るしかありませんでした。 午後9時、イベリア航空でマドリードからバルセロナへ。タクシーでホテルに向かいました。 ホテルはロダモン・バルセロナ・ホステルです。夜遅く着いたので入り口が閉まっていましたが、インターホンを押して開けてもらいました。レトロなエレベーターがあり1階に上がってからフロントの入り口がありました。 ドミトリーが基本なので若い人が多く夜中でもチェックインに時間が掛かりました。私たちの部屋はツイン専用シャワールーム付きの部屋です。部屋に行く途中、共用ラウンジ、キッチンを通っていくので慣れるまで迷いそうになりました。部屋はシンプルですが電気ポット、水のペットボトル、お茶、コーヒーのパックなどあり、洗面所にはバスアメニティー、ドライヤーがあり、シャワールームは仕切りがしっかりしていて、水量も十分ありました。 7月12日(金) あまり観光する気にはなれなかったのですが、時間もあるのでグエル公園だけ行ってきました。行きはタクシーを利用しました。門の横の守衛小屋と管理小屋はまさにヘンゼルとグレーテルのお菓子の家でかわいいです。大階段の階段のトカゲの所では日本人観光客が多くて写真を撮るのに順番待ちをしていました。タイルのモザイクが綺麗です。中央広場に上がると改修工事をしていて波型のベンチは左半分しか見られないので人がたくさんいてなかなか写真が撮れません。韓国人がここでもインスタ映えの写真を撮ろうと長い時間陣取っていたのが残念でした。それでもベンチのタイルの模様はいろんなパターンがあって綺麗でした。 広場の左の方に行くと緑色の可愛いインコが沢山いました。 左に続く小道を歩いて森の中を登っていくと少し狭い広場があって、そこで公園を出ます。長い階段を降り、さらにしばらく歩いてバイカルカ駅から地下鉄に乗ってホテルに戻りました。 朝食はあまりおなかが空いていなかったのでホテルで食べず、右隣のカフェでコーヒーとクロワッサンを食べました。 外はカリカリ、中はモチモチで最高に美味しかったです。左隣のスーパーは10時開店、オーガニックだからでしょう、品揃えはちょっと高級なお店でした。 ホテルをチェックアウトして地下鉄で空港に向かいました。ホテルの出口を出て左に行きさらに建物沿いに左折していくと地下鉄5号線のディアゴナル駅に降りるエレベーターがあるのでスーツケースを持っていても大丈夫です。コイブラン駅で9号線に乗り換えます。9号線のホームはとても深くエスカレーターでは大変なのでエレベーターで一気に下りました。エアポルトターミナル1駅で下車。 シンガポール航空にチェックインし、出国審査をしてSALA VIPラウンジで休憩。搭乗口に行くと、行きに急いでいた時に相談したグランド職員さんがまたいました。 |
シンガポール行きの機材は最新のA350で快適です。 行きの飛行機でいただいた券があるので、カタログを見てスワロフスキーのブレスレットを買いました。ランチはサテー、タコやムール貝のシーフードの前菜、メインは中華の合鴨と炒飯、海老の焼きそばでどれも美味しいです。デザートのマンゴーソルベはマンゴー100%ではないかと思うくらいしっかりマンゴーの味がして美味しかったです。もう一つのマスカルポーネのキャラメルケーキも美味しかったです。食後にTWGの紅茶をリクエストして飲みました。途中でチョコをいろいろ持ってきてくれて一つ選んで食べました。トリュフチョコが美味しいです。 7月13日(土) 朝食はパンケーキにTWGの紅茶を頂きました。これも美味しかったです。午前7時、シンガポールに到着。いったん出国審査して地下鉄のカードの払い戻しに行きました。 次にジュエルの滝をスカイトレインに乗って見ました。滝の前で徐行してくれます。行きにもらったクーポンでTWGの紅茶を買いました。ブラックティーが有名だそうですが、機内で飲んだレッドティーが美味しかったのでレッドティーを買いました。シルバー・クリス・ラウンジに行って休憩。 午後1時33分発の関空行SQ622便に乗ります。 昼食は片方は花恋暦という和食にしました。菊乃井の料理です。味はまあまあです。デザートの抹茶ティラミスがとても美味しかったです。もう一方はシンガポール風にしました。魚のつみれ入りのヌードルがとても美味しかったです。 午後6時35分関空に到着。 |
スピード違反(表) | スピード違反(裏) |